湖尻純(こじり じゅん)
だれでもモバイル株式会社 代表取締役
「審査不要・保証人不要でも誰でもスマホを持てる社会」を目指し、通信業界に新しい選択肢を提供。いわゆる携帯ブラックと呼ばれる方々にも通信インフラを提供できるよう、レンタルスマホやMVNO事業の改革に取り組んできた第一人者。現在は、生活保護受給者や生活に困難を抱える方々に向けて、家具・賃貸・通信など生活基盤を支えるサービスをワンストップで展開。
「携帯料金の滞納でブラックリストに登録された」
「過去に強制解約となってしまった」
このような理由で、スマホの契約ができないと諦めている人は多くいるのではないでしょうか?
しかし、ブラックリストの状態でも即座にスマホの利用ができる格安SIM会社があります。
「だれでもモバイル」です。
だれでもモバイルでは、10月13日にeSIMの新規対応を開始しました。
この記事では、だれでもモバイルが審査なしで契約できる理由、新規対応のeSIMの申し込みから開通までの流れなどを解説します。
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一般的な携帯キャリアには独自の審査があるため、ブラックリスト入りしていると契約が難しくなります。
ここでは、ブラックリストの種類と大手キャリアで審査が厳しくなる理由について解説します。
ブラックリストには、携帯ブラックリストと金融ブラックリストの2種類があります。
携帯ブラックリストは、携帯料金の滞納により登録される不払い情報で、業界団体TELESA(一般社団法人テレコムサービス協会)やTCA(一般社団法人電気通信事業者協会)で情報を管理しています。
大手携帯キャリア各社は、これらの団体に加盟して不払い者情報を共有。
過去に滞納履歴のある方は、この携帯ブラックリストの情報をもとに契約審査が行われます。
一方の「金融ブラックリスト」は、クレジットカード代金やローン返済の遅延で、信用情報機関(CIC・JICC)に登録される情報です。
高額な携帯端末を分割購入しようとする際には、この情報をもとに厳しく審査され、分割購入の可否が判断されています。
大手キャリアでは、ブラックリスト入りの契約者の携帯審査を厳しく行っている傾向があります。
その理由は、会社のリスク管理体制によるところが大きいでしょう。
仮に、滞納履歴がある方と契約してしまうと、支払いが遅れで代金の回収ができなくなってしまうからです。
そのため、ブラックリストの情報を参考にして、不払いの確率が高いユーザーとの契約を回避するようにしています。
誰でもモバイルは、ブラックリストでも契約できる格安SIMサービスです。
大手キャリアで審査に落ちている方は、だれでもモバイルも選択肢の一つです。
ここでは、だれでもモバイルの特徴や料金体系について紹介します。
だれでもモバイルは、ブラックリスト入りでも、強制解約者でも契約できる格安SIMサービスです。
だれでもモバイルの特徴は、以下の通り。
身分証明書と銀行口座があれば、本人名義での契約が可能ですよ。
だれでもモバイルは、審査なしで契約できます。
クレジットカードがなくても運転免許証や各種保険証、住民票などの氏名、住所、生年月日が印字された身分証明証があれば契約可能です。
ただし、「審査なし」とはいえ、本人確認書類の提出と申請情報の確認は行われることは覚えておきましょう。
信用情報や滞納履歴は、参考にしないという意味での「審査なし」だと理解しておいてください。
だれでもモバイルは、全プランにかけ放題オプションが付いているため、プランによっては通話料を気にせず使えるのが特徴です。
誰でもモバイルの料金プランをまとめると、以下の通りです。
| ギガ数< | 月額基本料金 | 通話定額 |
|---|---|---|
| 1GB | 1,990円(税込) | 10分かけ放題 |
| 3GB | 3,700円(税込) | |
| 5GB | 4,500円(税込) | |
| 10GB | 6,100円(税込) | |
| 20GB | 8,700円(税込) |
| ギガ数< | 月額基本料金 | 通話定額 |
|---|---|---|
| 1GB | 3,300円(税込) | 通話定額かけ放題 |
| 3GB | 5,500円(税込) | |
| 5GB | 6,160円(税込) | |
| 7GB | 7,040円(税込) | |
| 10GB | 7,810円(税込) | |
| 20GB | 11,110円(税込) |
初期費用は、事務手数料・口座振替登録料・初月の月額料金、2カ月の月額料金をまとめた料金がかかります。
ただし、キャンペーン期間中であれば、事務手数料、初月の月額料金は無料で、支払いは2カ月目からの月額料金のみです。
関連記事:携帯ブラックリストでも契約できる格安SIM10選!審査に落ちたときの対処法も解説
なぜ、だれでもモバイルは、ブラックリスト状態でも契約できるのでしょうか?
ここでは、その3つの理由を解説します。
だれでもモバイルは「誰でも携帯が持てる世界を実現する」という理念に基づきスタートしています。
ブラックリスト入りしている方は携帯が持てなくなり、社会復帰が難しくなる傾向です。
しかし、だれでもモバイルは、そのようなことが起きないように、すべての人が携帯が利用できるようサービスを展開しています。
だれでもモバイルはテレコムサービス協会(TELESA)に加入しており、業界全体のブラックリスト情報を共有しています。
しかし、他社で未払いがあっても、独自の審査を採用することで誰もが契約できることを可能にしました。
他の事業者とは異なる独立した判定基準を持つことで、ブラック状態でも対応が可能にしているというわけです。
だれでもモバイルは、高額料金の請求を避けるようシステムを作っています。具体的には、前払い制を導入し、不正利用や未払い防止を徹底しています。
この仕組みがあるからこそ、リスクを抑えながらブラック状態でも契約を提供できるというわけです。
だれでもモバイルでは、10月13日よりeSIMでの新規契約・開通をスタートしました。(これまでは、既存ユーザー向けの噴出・機種変更の際のeSIM再発行)
これにより、SIMカードの郵送を待たずにすぐにスマホを利用できるようになりました。
eSIMは、スマホ本体にICチップが内蔵されているSIMです。
SIMカードが物理的なカードであるのに対して、eSIMはデータという点が決定的な違い。
eSIMには、以下のようなメリットがあります。
だれでもモバイルがeSIM対応を実現した背景には、主要なスマホメーカーの急速なeSIM普及があります。
特に、iPhone17以降のモデルでは、eSIMの契約が主流です。
こうした背景から、今回のeSIM対応が決定されました。
そのほか、SIMカードの郵送待ちや受取り手続きのためにかかる時間は、一刻も早くスマホを持ちたい方にとって障害です。
eSIMで新規にスマホ契約をして、すぐにスマホが利用できるようになれば、先述した「誰でもスマホを持てる社会の実現」に近づくという意図もあります。
だれでもモバイルのeSIMの開通は、オンラインでの申込後、すぐに開通します。
開通までの流れは、以下の通りです。
SIMカードのように郵送を待たず、全国どこからでも即日開通が可能なので便利です。
今回は、ブラックリストでもeSIMが契約できる「だれでもモバイル」について解説してきました。
だれでもモバイルは、審査なし・クレジットカード不要の格安SIM会社です。
TELESAには加入していますが、独自の審査や高額料金の請求にならないシステムで「誰でもスマホを持てる社会」を実現すべく、スムースな契約を進めています。
最後にこの記事のまとめです。
10月13日より、新規契約時のeSIM発行・開通が正式に開通した「だれでもモバイル」。
気になった方は、だれでもモバイル公式サイトをご覧ください。