- 公開日:2025.04.28
- 更新日:2025.04.28
生活保護で分割払いやクレジットカード払いはバレるのか

「生活保護受給者が、クレジットカードで分割払いやリボ払いはできるの?」
「新たにクレジットカードは持てるの?」
生活保護を受けようとしている方のなかには、このような疑問を持つ人が多いのではないでしょうか。
基本的に生活保護受給者は、分割払いやリボ払い、新たなクレジットカード作成はできません。
そこでこの記事では、分割払いやリボ払いができない理由、生活保護受給者が新たにクレジットカードを持てない理由について解説します!
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そもそも生活保護を受けながら今までのクレジットカードを持てる?
生活保護を受けながら、以前から加入するクレジットカードを持つことは、法律違反になりませんし、受給資格はく奪にもなりません。
ここでは、生活保護受給者が以前から使っているクレジットカードを利用できるかについて解説します。
生活保護受給者がクレジットカードを使用の禁止をする法律はないので使えるが報告が必要!
そもそも生活保護法では、クレジットカードの所持を禁止する規定はありません。
クレジットカードの審査では、申請する人の収入状況や資産の有無を総合的に見て判断するため、生活保護の受給が判断材料にならないからです。
結論として、生活保護の受給者が以前から所有するクレジットカードを使用しても問題ないと言えるでしょう。
ただし、クレジットカードを利用する場合は、担当のケースワーカーや自治体に報告して確認を取ることが必須です。
自治体によっては、クレジットカードの利用への対応が異なることがあるからです。
生活保護受給者がクレジットカードを使う際の注意点
生活保護受給者が今まで利用していたクレジットカードを持つことは特に問題ありませんが、ルールを守らないと受給停止になる可能性があるため、注意が必要です。
そのためにも、しっかりとルールを守りましょう。
ここでは、生活保護受給者がクレジットカードを使う際の注意点について解説します。
①リボ払いや分割払いはできない
生活保護受給者がクレジットカードを使えるとしても、基本的にリボ払いや分割払いはできません。
生活保護法第60条の「支出の節約」という項目に照らし合わせると、利息や手数料が発生するリボ払いや分割払いは、節約にあたらないからです。
もし、リボ払いや分割払いをした場合には、生活保護法の違反となり受給停止の可能性もあると覚えておきましょう。
②生活保護受給者はキャッシングを利用できない
生活保護受給者がキャッシング(お金を借りられるサービス)でお金を借りてしまうと、「借金」とみなされるため、認められていません。
先述した、生活保護法第60条「支出の節約を図る」の目的から外れてしまうからです。
「バレないから大丈夫だろう」などと軽い気持ちで使ってしまうと、すぐに判明して生活保護の打ち切りになる可能性が高まります。
生活保護受給者は、絶対にキャッシング利用はしないようにしましょう。
③贅沢品を購入したら支給打ち切りで没収される!
生活保護で購入する商品は、生活必需品が前提となっています。贅沢品を購入したことが判明すると、支給打ち切りの可能性もあるため注意しましょう。
クレジットカード払いだと現金が手元にない分、大きな買い物もできると錯覚しがちですが、気をつけてください。
クレジットカード払いで認められるのは、スマートフォンの代金支払のみで、高級ブランド品や車などは認められません。
④まずは福祉事務所や自治体、ケースワーカーに相談
生活保護の受給者がクレジットカードを使う場合は、事前に必ず利用の可否を福祉事務所に相談しないといけません。
クレジットカードでのショッピング枠、キャッシング枠は「収入」にあたるため、報告義務が発生するからです。
これには、生活保護法第61条が関係しています。
生活保護法第61条では、収入・支出・その他生計の状況に変動があった際には、必ず福祉事務所へ報告する義務があると記載されています。
仮に福祉事務所へ連絡しない場合、「不正受給扱い」で生活保護の打ち切りの可能性が高まるので注意しましょう。
ただし、例外もあります。
生活必需品の購入や公共料金、携帯電話の支払いなど、社会通念上認められると考えられる利用の場合です。
このような場合は生活保護ではまかなえないケースにあたるため、同じく福祉事務所や自治体、ケースワーカーに相談してみましょう。
クレジットカードを利用する際に、福祉事務所に相談するタイミング
クレジットカードを利用する際に、福祉事務所に相談するタイミングはどのようなときでしょうか?
ここではそのタイミングや相談する理由、相談内容について、取り上げます。
具体的には、下記のタイミングで相談しましょう。
相談するタイミング | クレジットカードを申し込む前や買い物をする前 |
---|---|
相談する理由 | なぜクレジットカードが必要になるのか |
相談する内容 | クレジットカードで何を購入するか |
例えケースワーカーに相談したとしても、担当者によっては判断が分かれるため、思い通りの結果になるとは限りません。
しかしながら、光熱費やスマホの支払などのどうしても支払いが必要なものに関しては認めてくれる可能性が高いでしょう。
生活保護受給者がクレジットカードを作る際、審査に通る?
生活保護受給者が以前から持っているクレジットカードは、ルールを守れば利用可能です。
しかし、新規で作ることはできません。
ここでは、生活保護受給中に新たにクレジットカードを作れない理由について解説します。
生活保護受給者は、クレジットカード会社の審査に通過するのに不利
生活保護を受給中にクレジットカードを持つことは違法ではないとはいえ、「生活保護受給者が新たに審査に通過できるか」は、別の問題となります。
クレジットカード会社は、会員の信用情報をもとにカードを発行し、支払いの立て替えを請け負う仕組みです。
お金の面で信用が得られない生活保護受給者は、支払い能力がないと見なされてしまいます。
つまり、生活保護受給者は、審査に通過することが難しいと言わざるを得ない状況です。
そのため、クレジットカードを持つことは難しいでしょう。
カード会社は生活保護を確認しなくても審査通過は厳しい
クレジットカードの申込み欄に、生活保護受給者であるかを証明する項目は一切ありません。
そのため、生活保護受給者と判明する確率は低めです。
ただ、別の点でクレジットカードの審査に通過しない確率が高まります。
クレジットカード会社の「お勤め先」の欄です。
仕事ができない状況なら、職業の選択欄には正直に「無職」と記載しなければなりません。ここで嘘の報告はできません。
クレジットカード会社はカード利用者の状況に疑いを持つと、申請者の身辺を調査して在職確認をすることが多いため、嘘はすぐにバレてしまうからです。
生活保護でクレジットカードを持てない場合や利用できない場合の対処法は?
先述したとおり、生活保護受給者がクレジットカードを新規に作って利用するのは、現実的に厳しい状況です。
しかし、クレジットカードがないと、携帯の支払いのような生活費を支払うのに不便なことも多々起きるでしょう。
そんな時に、代用できるものはないでしょうか?
最近ではデビットカードやアプリのカードの流行で、クレジットカードが持てなくても代用できる方法が増えてきました。
例えば、下記のような方法です。
- 銀行口座と連携するデビットカードでの銀行引き落とし
- 事前にATMやコンビニなどでチャージして利用するプリペイドカードでの引き落とし
- アプリ:デビットカードとPayPayの連携、Kyashを利用しての銀行口座やコンビニへの直接入金
このようなもので代用すれば銀行口座からの引き落としになるため、クレジットカードがなくても利用できておすすめです。
生活保護受給者でクレジットカード払いができない方には、「だれでもモバイル」がおすすめ
今回は、生活保護受給者がクレジットカードの分割払いやリボ払いが可能か?新たにクレジットカードを作れるかなどについて解説してきました。
生活保護を受給しながらのクレジットカード利用は法律の規定はありません。
しかし、下記のことに注意しなければいけません。
- リボ払いや分割払いはできない
- キャッシングを利用できない
- 高級ブランド品や車などの贅沢品を購入できない
- クレジットカードを利用する場合にはケースワーカーに相談する
また、生活保護受給者が新たにクレジットカードを持つのは難しいとわかりました。
クレジットカードでの支払いができない場合には、デビットカードやPayPayやKyashなど別の方法で直接入金ができることもわかりました。
スマートフォンの支払いにも、クレジットカードなしで直接決済できるキャリアがあります。
「だれでもモバイル」です。
だれでもモバイルは、生活保護を受けている方でも利用できるサービスです。
だれでもモバイルには、下記のような特徴があります。
- 審査の基準が他のキャリアより比較的楽なため契約しやすい
- 金融機関などのブラックリスト入りなど、信用に傷のある人でも審査なしで契約できる
- 滞納で携帯の審査に落ちる人も契約できる
- 銀行口座引き落とし、コンビニ支払いのためクレジットカードなしでも利用できる
上記の理由から、だれでもモバイルはクレジットカードを持てない生活保護受給者にも最適な携帯キャリアサービスと言えるでしょう。
生活保護中の方にとっての必要最低限の生活を確保するなら、だれでもモバイルです。
現在、生活保護を受けながら携帯を利用したいと考えている方は、ぜひとも「だれでもモバイル」の契約をご検討ください。