湖尻純(こじり じゅん)
だれでもモバイル株式会社 代表取締役
「審査不要・保証人不要でも誰でもスマホを持てる社会」を目指し、通信業界に新しい選択肢を提供。いわゆる携帯ブラックと呼ばれる方々にも通信インフラを提供できるよう、レンタルスマホやMVNO事業の改革に取り組んできた第一人者。現在は、生活保護受給者や生活に困難を抱える方々に向けて、家具・賃貸・通信など生活基盤を支えるサービスをワンストップで展開。
携帯電話の契約や機種変更を行う際、避けて通れないのが「審査」です。
審査に落ちると携帯の新規契約や端末の分割購入ができずに日常生活にも支障をきたしてしまいます。そのため、携帯の審査落ちは避けたいところです。
しかし、そもそも携帯の審査とはどのようなものなのでしょう? 審査に通らないのはどのような時なのでしょうか?
本記事では、携帯審査の種類や審査落ちする理由を解説するとともに、審査に通りやすいおすすめの格安SIMを6つ紹介します。
審査に通らずお困りの方や、これから契約を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
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携帯電話を新規で契約する場合、その審査は大きく分けると4種類に分類できます。
新規審査、分割審査、一括審査、名義変更審査の4種類です。
ここではそれぞれの審査について詳しく解説します。
携帯の新規契約やMNP(電話番号を変えずに携帯キャリア会社を乗り換える)契約をする際の審査です。
審査では、携帯キャリア会社の過去の利用実績、料金の支払い遅延や不正利用などの問題がないかなどが確認されます。
例えば、NTTドコモでは、下記のケースで一般契約の申し込みを承諾しないことがあるとしています。
携帯キャリア会社は、これらの条件を確認して契約するかどうかを決定しています。
携帯電話端末を分割払いで購入する際に行われる審査です。
この審査は、割賦販売法という法律に基づき、携帯キャリア会社が契約者の支払い能力を確認するものです。
具体的には、契約者の年収や、クレジットカードなどの支払い遅延、自己破産履歴などが参照され、支払い能力の有無が判断されます 。
一般的に、端末代金が10万円を超える場合に、分割審査が厳しくなる傾向にあります 。
端末代金を一括で支払う場合に行われる審査です。
一括審査では、一般契約と同様の確認が行われますが、分割審査と比較すると審査の基準はゆるやかであるとされています。
分割払いの場合は、携帯キャリア会社が長期にわたって端末代金を回収する必要があるため、未払いのリスクを考慮して支払い能力などが厳しく審査されます。
しかし、一括払いの場合には、購入時点で支払いが完了するため、未払いのリスクが低く、審査基準もゆるやかになるというわけです 。
利用中の携帯電話の名義を変更する際に行われる審査です。
名義変更は、改称(契約者の名前が変わる)承継(契約者死亡で家族に引き継ぐ)、譲渡(家族や家族以外に名義を変える)などの理由で行われます。
例えば、以下のようなケースでは名義変更手続きが認められません。
上記のように名義変更審査では、基本的に名義変更先(新たに契約者となる人)に対して一般契約審査と同様の審査が行われます 。
また、スマートフォン本体に分割残債(払い残し)がある場合は、名義変更審査に合わせて分割審査が行われるケースもあることを覚えておきましょう。
これらの審査は、携帯電話の契約や利用において、利用者の支払い能力や契約の適格性を確認するために重要な役割を果たしています。
新たにスマホ契約をする際、ブラックリストに登録されていると携帯審査に落ちる可能性があります。
新たに携帯の契約を結ぶ際には、あらかじめご自身が金融ブラックリストに登録されているかを、確認したいところです。
信用情報の開示には、信用情報機関である株式会社CICや株式会社日本信用情報機構(JICC)、全国銀行個人信用情報センター(KSC)などで、信用情報の開示請求ができます。
それ以外に、携帯会社のサイトで確認する方法も。
ここでは、「だれでもモバイル」が提供している携帯ブラックリスト確認サイトを取り上げます。ぜひ、参考にしてください。

携帯電話の審査基準は明らかにされていませんが、ある程度の想定はできます。
ここでは、各携帯キャリア会社で想定される「審査に通らない7つの理由と対処法」について解説します。
携帯を契約する際の申込内容や書類に不備があると、審査に落とされることがあります。
契約者の正しい情報を確認できないからです。
申込書類に記入するときは、名前や住所、電話番号などに間違いがないかきちんと確認してから提出しましょう。
また、提出する書類には、期限があるものもあります。
例えば、「3カ月以内に取得したもの」などの条件がある場合には、半年前に取得した書類は受け付けてもらえません。
条件を確認したうえで、書類をそろえるようにしましょう。
写真が不鮮明な場合、携帯の審査に落ちることがあります。契約者本人と、認められない可能性が高まるからです。
例えば、写真が切れていて重要な部分が写っていない、ピンボケしているなどです。
写真がうまく撮れていない場合、携帯会社から「再度アップロードしてください」といった通知が届きます。
「写真のサイズに注意する」「明るい照明の下で鮮明な写真を撮る」など注意して、データを送るようにしましょう。
携帯を契約しようとする際、携帯ブラックリスト入りしていると審査に落ちる可能性が高くなります。
携帯ブラックリストは、携帯電話料金の滞納や不払いなど、携帯キャリア会社との間で料金トラブルがあった場合に登録されるリストです。
このリストに登録されると、新規契約や機種変更の際の審査に通りにくくなります。
携帯電話会社は、電気通信事業者協会(TCA)やテレコムサービス協会(TELESA)などの業界団体を通じて、滞納者の情報を共有しています。
その情報をもとに、審査を実地するからです。
対処法としては、発生している未払い金を全額返済するのが一番ですが、通常5年以上過ぎないと金融ブラックリストは消えません。
5年以上過ぎてからの契約は現実的ではないので、ブラックリスト入りでも契約しやすい格安SIMを選ぶのも一つの方法です。
クレジットカードや消費者金融に頼った生活をしている方は、審査落ちの対象になります。
携帯の審査では住宅ローン、消費者金融、クレジットカードといった現在の支払い状況が必ず確認されるからです。
例えば、年収の3分の1以上の金額をクレジットカードや消費者金融で使っているような場合、支払い能力がないと見なされてしまうでしょう。
この場合、一括払いで携帯を支払えば、審査を通らずに契約できることがあります。
収入に見合わない高額な携帯を購入しようとする場合、審査に落ちることがあります。
携帯キャリア会社は、契約者の支払い能力を審査しているからです。
具体的に審査されるのは、契約者の年収や住宅ローン、自動車ローンやクレジットカードの利用状況などです。
過去の支払い遅延、自己破産履歴なども調査の対象になります。
携帯キャリア会社はこれらの情報を、信用情報機関(CICなど)を通して照会しています。
この措置は割賦販売法という法律にもとづき、携帯キャリア会社が個人の支払い能力を超えた売買契約を結ぶのを防ぐためのものです。
一般的に10万円以上の端末を分割購入する場合は、審査が厳しくなる傾向にあります。
対処法は、10万円以下の携帯を購入することです。
契約しようとしている携帯キャリア会社で過去に強制解約されたことがある場合、携帯の審査に通りにくくなる可能性があります。
携帯キャリア会社からの信用を失っている状態で、審査をしているからです。
ただし、滞納分を完済してから日数がたっている方は再契約可能な場合もあるので、キャリア携帯会社に確認してみましょう。
ブラックリスト入りしていなくても、過去に携帯キャリア会社の代金を滞納したことがある場合、そのキャリアでは契約審査に落ちてしまうことがあります。
「契約者未払い情報」を共有して未払いのある会社と、その他全ての会社で新規契約できないよう登録されているからです。
もし、滞納が過去のことですでに完済しているのであれば、契約したい携帯キャリアに直接相談してみるのも一つの方法です。

格安SIMの多くは、審査が比較的楽な会社が多いことで知られています。携帯キャリア会社での審査落ちで契約できない方は、格安SIMという選択肢もあります。
ここでは、信頼できるおすすめの格安SIMを7つ紹介します。
ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルは、安定した品質が特徴の格安SIMです。
シンプルな3種類の料金プランで、わかりやすいのが魅力。よくわからない格安SIMはちょっと心配、という方におすすめです。
ワイモバイルの審査は、契約審査と分割審査の2種類があります。
契約審査は、ソフトバンクやワイモバイルでのトラブルや滞納がなければ、基本的に審査に通りやすいでしょう。
分割審査の場合は、借入金などがあると通らない可能性があります。
そんな時には、端末を一括購入するか、10万円以下の端末を購入することで、分割審査に通りやすくなります。
IIJmioは、使いたいデータ量に合わせて自由にプランを選べる格安SIMです。
データ容量やSIM機能、通話オプションがそれぞれ豊富に用意されているので、ご自身の好みで組み合わせられるのが特徴です。
オプションには、5分・10分・かけ放題の通話オプションや、みまもりパック(月々550円・税込み)、端末保証オプションなど、安心な機能が数多くあります。
多くのデータ量を使いたい方や月額料金をなるべく抑えたい方には、便利な格安SIMでしょう。
データ量を無駄なく使いたい方に、ギガプランも用意されています。
余ったデータは翌月に繰り越せるため、データ使用量にムラがあっても無駄なく使えるのはうれしい限りです。
イオンモバイルは、全国どこのイオンモールでも申し込み・相談できるのが特徴です。
月額使用料が、3GBの料金が月額1,078円(税込)、20GB月額1,958円(税込)と安く利用できるので、携帯料金が高くて困っている方にとっては助かるでしょう。
また、家族でシェアするとお得に使えるプランもあります。
例えばシェア20GBプランでは、税込2728円で一人当たり6.6GBを909円で利用できます。60歳以上の方のプランもあって、幅広い世代の方が使えて便利です。
楽天モバイルは楽天グループが展開しているサービスで、格安SIMの中でもとくに安い月額料金が魅力です。
普段データをあまり使わない方には、データ利用料3GBまで1,078円(税込)のプランがおすすめ。
大容量データを使いたい方には、20GBまで月額料金2,178円のプラン、ギガ無制限プラン3,278円(税込)のプランがあります。
かなり安く利用できるので、「大手キャリアの月額料金が高い」「毎月の費用に余裕がほしい」という方には魅力でしょう。
支払い方法は、口座振替やクレジットカード・デビットカード、楽天ポイント利用などさまざまな選択肢があります。
UQモバイルは、大手キャリアauのサブブランドとして提供されている格安SIMです。
au回線なので品質が安定している点、大手キャリアのサブブランドとしての信頼感がある点が特徴です。
プランは、「ミニミニプラン」「コミコミプラン+」「トクトクプラン」の3つのプランがあります。(2025年6月2日受付終了予定)
余ったデータ容量は翌月に繰り越せるため、無駄なくデータを使えて助かります。
6月からは、「コミコミプランバリュー」「トクトクプラン2」といった新たなプランも増える予定です。
適用月から7カ月間料金無料でデータ通信量が増量できる、「増量オプションⅡ 無料キャンペーン」も実施しています。
だれでもモバイルは、「審査なし、クレジットカード不要、携帯ブラックリスト」でも契約できる格安SIMです。
プランは下記の4種類です。
それぞれのプランの詳細を紹介します。
1のプランは10分の電話が何回でも無料で、インターネットやLINEなどの利用が出来るのが特徴です。
2のプランでは無制限で何回でも電話が可能です。1のプラン同様インターネットやLINEなどのSNSの利用もできます。
3のプランは、ネット利用とSMS認証用のプランです。(電話は利用できません)
4のプランは、インターネットの利用のみで、電話やSMS認証は不可のプランとなっています。
回線契約のみになるため、携帯電話は別途用意する必要がありますが、審査がないという点は魅力でしょう。
他社で審査に落ちてしまって携帯が持てなくて困っているという方は、ぜひ申し込んでみてはいかがでしょうか。

「携帯の審査に通らないかもしれない」そんな不安を抱えているのであれば、審査がなくて誰でも契約できるのが特徴の、だれでもモバイルがおすすめ。
だれでもモバイルは、審査なし・クレカなしでも利用できるサービスです。
だれでもモバイルには、下記のような特徴があります。
上記の理由から、だれでもモバイルは、携帯の審査落ちで悩む人に、最適な携帯キャリア会社サービスです。
クレジットカードやローンなどでブラックリスト入りして携帯を契約できない方は、ぜひともご検討ください。
だれでもモバイルの評判やサービスの特徴、メリット・デメリットなどを解説した記事も下記で取り上げていますので、ぜひ、ご覧下さい!