湖尻純(こじり じゅん)
だれでもモバイル株式会社 代表取締役
「審査不要・保証人不要でも誰でもスマホを持てる社会」を目指し、通信業界に新しい選択肢を提供。いわゆる携帯ブラックと呼ばれる方々にも通信インフラを提供できるよう、レンタルスマホやMVNO事業の改革に取り組んできた第一人者。現在は、生活保護受給者や生活に困難を抱える方々に向けて、家具・賃貸・通信など生活基盤を支えるサービスをワンストップで展開。
atone(アトネ)は最近でてきた後払いサービスでネットショッピングで利用できる便利なサービスの一つです。便利が故に使いすぎて翌月の支払いができないといったことも多々あるかと思います。
支払いが遅れていると最悪の場合、裁判にも発展することがあります。支払い遅れに対してどうなるのかの流れを解説していきます。
本コンテンツは誰モバ事務局が独自の基準に基づき制作しております。ECサイト、メーカー、キャリア等から送客手数料を受領しています。このページにはPRリンクが含まれております。
アトネの支払いが遅れたときの流れは大きく5段階の流れがあります。
最終的に全く払っていないと裁判によって給料等の差し押さえがされてしまい、周りにもバレてしまいますので、支払い遅れには充分注意してください。
atoneの支払いが遅れるとすぐに、アトネの利用が一切できなくなってしまいます。
ネット通販にて利用しようとすると「お支払期限日を過ぎている」という表示が現れて決済することができなくなるでしょう。
未払い金額を支払えば、このエラーは解消されてatoneの利用も可能になりますが、入金後利用出来るようになるまでしばらく時間がかかってしまいます。
特に、口座振替等での支払いの場合は、確認迄に最大5営業日程かかってしまうでしょう。
また、滞納していた金額を支払えば直ぐに利用出来るようになるわけではありません。
場合によっては二度と利用できなくなってしまうこともあります。
atoneの支払いが遅延していると、「入金をお願いします」というメールが届きます。
一番最初はメールでの督促だけになり、こちらのメールが来た時点で支払いをすれば特に問題にはなりません。
また、初めの督促はメールが送付されて終わりますが、メールによる督促を無視して支払っていないと電話やSMSでの督促が届くようになります。
無視して放置していると、請求書や通知が自宅に届くようになり家族にバレてしまう可能性が非常に高くなります。
0345779633 / 0345306303 / 249026といた番号でのSMSが送付されてきますのでこの番号からのSMSは無視せずに対処しましょう。
また、電話にて〇月〇日迄に支払います。と約束していても督促は止まることは有りません。atoneを利用した滞納金を全額支払うまで督促が続きます。
atoneの未払いを放置していると最終的には弁護士からの督促が届くようになります。
弁護士に債権回収の委託がされたということは、裁判を視野に入れて差し押さえをatoneは考えていることを意味するでしょう。
弁護士からの督促になると、今までの督促とは違い文言も厳しくなり、法的措置を取りますよといった内容での連絡になってしまいます。
これは弁護士からの連絡は実質的な支払いの最終警告になるでしょう。
弁護士からの督促を放置していると、atoneから最終的に裁判を起こされてしまいます。
半年間程度の長期間支払いが遅れていると、裁判になる可能性もあるでしょう。
裁判になってしまうと、財産の差し押さえ、給料の差し押さえ等をされてしまう可能性が非常に高く、会社にも連絡が行ってしまいます。
また長期間の支払い遅れについて、遅延損害金、延滞事務手数料が高額になってしまいより多くの支払いを迫られることになるでしょう。
さらに裁判には出廷しなければならないなど、生活に大きく影響することになります。
手元にお金がない場合はカードローンを利用したり、親に頼むなどしてでもお金を返済することをおすすめします。
アトネの支払いが遅れていると様々なデメリットが生じる可能性があります。
atoneの支払いが遅れると、遅れた次の日から年率14.6%の遅延損害金が発生してしまいます。
また遅延損害金とは別途で延滞事務手数料という費用も発生してしまうので注意しておきましょう。
延滞事務手数料は支払い期限が過ぎた翌月から発生し、毎月10日と25日に100円ずつ追加されてしまいます。
月に200円発生してしまいどんどん金額が膨れ上がるのでできる限り支払うように心がけましょう。
元金5万円の場合の支払いのシミュレーション
| 元金 | 遅延損害金 | 支払額合計 |
|---|---|---|
| 滞納3ヵ月目 | 1,999円 | 51,999円 |
| 滞納4ヵ月目 | 2,819円 | 52,819円 |
| 滞納5ヵ月目 | 3,639円 | 53,639円 |
| 滞納6ヵ月目 | 4,439円 | 54,439円 |
| 滞納7ヵ月目 | 5,259円 | 55,259円 |
| 滞納8ヵ月目 | 6,059円 | 56,059円 |
| 滞納9ヵ月目 | 6,879円 | 56,879円 |
| 滞納10ヵ月目 | 8,279円 | 58,279円 |
| 滞納11ヵ月目 | 8,479円 | 58,479円 |
| 滞納12ヵ月目 | 9,299円 | 59,299円 |
atoneの滞納を続けてしまうと、遅延損害金だけではなく今後atoneを利用することができなくなってしまいます。
支払いが数日だけであればatoneが利用できなくなるということは有りませんが、長期的に滞納を続けてしまうと滞納分を支払ったとしても今後一切利用できなくなってしまう可能性があるでしょう。
atoneは信用情報登録機関に加盟をしておらず信用情報に傷つくことが無いと言われていますが、最近では信用情報登録機関に加盟していなくても共有することができるシステムもできており、場合によっては信用情報に影響する場合もあります。
atoneの支払いが遅れてお金に余裕がないから分割で少しずつ返済したいという方もいるかと思いますが、atoneでは支払いの分割払いは原則しておりません。
他社の後払いサービスの場合は分割払いにも対応しているため、大きくデメリットがあります。
支払いが遅れると分かった時点で、まず行うべきはatoneへの連絡です。無視や放置は最も避けるべき対応であり、事態を悪化させるだけです。
事前に「支払いが少し遅れそうです」と一本連絡を入れるだけで、atone側の心証は大きく変わります。
支払い意思があることを誠実に伝えれば、支払い方法や今後の対応について相談に乗ってもらえる可能性があります。
決して無断で滞納することなく、正直に状況を伝えましょう。
atoneの問い合わせは、現在「よくある質問/お問い合わせ」ページからのみ受け付けています。
支払いに関する相談も、まずはこのフォームから連絡しましょう。
atone よくある質問/お問い合わせ: https://faq.atone.be/hc/ja/requests/new
支払い遅れを防ぐための最も基本的なステップは、自分が「月にいくらまでなら無理なく支払えるか」を把握することです。感覚的に使うのではなく、具体的な金額を意識することが大切です。
まずは、毎月の手取り収入から、家賃、光熱費、食費、通信費といった固定費を差し引いてみましょう。残った金額の範囲内で、atoneの利用を含む全てのやりくりを行う必要があります。
家計簿アプリなどを活用して、お金の流れを「見える化」するのもおすすめです。
自由に使えるお金が分かったら、その中から「atoneの利用は月〇〇円まで」という自分ルールを設定しましょう。
atoneの利用上限額は過去の利用状況に応じて変動しますが、それとは別に、自分自身で上限を設けることが健全な利用に繋がります。
「うっかり支払い日を忘れていた」という事態は、簡単な工夫で防ぐことができます。atoneの支払い期限は「翌月20日」です。
カレンダーアプリやリマインダー機能を使って、忘れない仕組みを作りましょう。
atoneの公式アプリは、単にバーコードを提示するだけのツールではありません。利用状況を管理し、使いすぎを防ぐための重要な機能が備わっています。
買い物をしたら、その都度アプリを開いて利用履歴に正しく反映されているかを確認する癖をつけましょう。レシートをもとにチェックすることで、意図しない請求や不正利用の早期発見にも繋がります。
アプリのホーム画面には、現在の利用合計額が表示されています。
この数字を定期的に確認し、「今月はあといくら使えるか」を常に意識することが、使いすぎの最も効果的なブレーキになります。
買い物の前に一度アプリで利用額を確認する一手間が、未来の安心に繋がるのです。
これらの習慣を実践することで、atoneを「便利な決済手段」として賢く活用し、支払い遅れの不安から解放されましょう。
atoneの支払期日を1日でも遅れるべきではありませんが、短期間の場合は遅延損害金を請求されない場合があります。
契約では1日でも過ぎたら損害金が発生すると記載がありますが、発生しないことも多々あります。
但し支払いが遅れた履歴等は残ってしまい、利用上限が下げられてしまうなどのデメリットが発生する場合もあります。
入金の確認には、最大で5営業日(土日祝日を除く)かかります。
入金確認がされるまでに、行き違いで請求メールやSMSが届く場合があります。支払い方法によって入金までの反映の時間がかわります。
口座振替:5営業日、ハガキ請求書:3営業日、電子バーコード:1時間以内、コンビニ端末/銀行ATM(Pay-Easy):1時間以内
支払いがすべて済んでいない場合、過去の別請求が残っている可能性があります。
マイページの「請求一覧」またはスマホアプリから明細およびお支払い状況を確認することが可能です。
お支払いの期限迄に支払いの入金確認がとれていない請求がある場合に表示されます。早い段階でお支払いをすることをおすすめします。
支払い期限までに支払いがない請求がある場合は、アトネを利用することはできません。
atoneの場合は、支払いを滞納してもブラックリストに載ることはないとされています。
atoneが運営している決済会社は株式会社ネットプロテクションズになります。ネットプロテクションズは貸金業ではないため信用情報機関には加盟しておりません。
但し、通販信用情報センターには加盟しており、支払いを滞納したという事実は記録されてしまいます。
この情報をクレジットカード会社等も取得している可能性があり、取得しているとブラックリストに入ってしまうことがあります。
遅延事務手数料が現在発生しているのか、どれだけ発生しているかはスマホアプリの「ご利用状況」から「履歴」に記載されている利用明細で確認することができます。
支払い期限を経過してしまった場合に、発生する延滞事務手数料は、翌月後払いの場合は期限の翌月から毎月10日と25日に加算されます。
また、つど後払いの場合は、支払い期限が切れた30日後から15日ごとに加算されることになっています。
atoneの支払いが遅れた場合は、多少の日数であれば問題は特にありませんが、長期間になればなるほど裁判になるリスクや周りにバレてしまうリスクが発生します。
特に、裁判になってしまうと勤務先の人にバレてしまい給料の差し押さえをされてしまいますので仕事にも影響が起き、だらしのない人認定されてしまいます。
そういった事態にならないように、アコムやプロミスといったカードローン等を利用することによって、支払い遅れに対処をしましょう。