湖尻純(こじり じゅん)
だれでもモバイル株式会社 代表取締役
「審査不要・保証人不要でも誰でもスマホを持てる社会」を目指し、通信業界に新しい選択肢を提供。いわゆる携帯ブラックと呼ばれる方々にも通信インフラを提供できるよう、レンタルスマホやMVNO事業の改革に取り組んできた第一人者。現在は、生活保護受給者や生活に困難を抱える方々に向けて、家具・賃貸・通信など生活基盤を支えるサービスをワンストップで展開。
初期の段階であれば、スマホアプリから数回タップして連絡を入れるだけ、あるいは電話一本で「支払い日を待ってもらう」だけで、事なきを得るケースがほとんどです。
しかし、その初期対応を怠り、着信を無視し督促状を未開封のまま放置し続けると、事態は急変します。
「あの時、一本電話をしておけばよかった」と後悔しないために、最悪の事態を回避しましょう。
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返済日に遅れることがわかった時点で、督促の連絡(電話やハガキ)が来る前に、自分からアクションを起こしましょう。先手を打つことで、返済の意思があると判断され、信用情報の悪化を最小限に食い止めることができます。
アイフルでは、わざわざ電話でオペレーターと話さなくても、Webやアプリ上で簡単に返済日を変更(猶予申請)できます。
アイフルのスマホアプリ、または会員ページにログインし、返済日の延期(期日変更)の手続きを行いましょう。基本的には、次回入金予定日を入力するだけで完了します。
アイフルから届く案内メール(aiメール)に記載されているURLから、入金約束の手続きができる場合もあります。
会員専用ダイヤル(0120-109-437)に電話をかけ、音声ガイダンスに従って支払期日の登録を行うことも可能です。
これらを行っておけば、約束した期日まではアイフルからの督促電話がストップします。
※遅延損害金は発生し続けるので注意してください
「アプリの操作方法がわからない」「次回の入金日が未定で入力できない」「すでに数週間滞納してしまっている」といった場合は、直接オペレーターに相談する必要があります。
会員専用ダイヤル:0120-109-437(平日9:00~18:00)
電話をかけるのは勇気がいることですが、先延ばしにするほど状況は悪化します。
以下の3点をメモしてから電話をかけましょう。
怒鳴られるのではないか?と不安に思うかもしれませんが、正規の貸金業者であるアイフルのオペレーターは、丁寧に対応してくれます。相談することで、一時的な利息のみの支払いに応じてもらえるなど、解決策が見つかる場合もあります。
お金はあるのに、忙しくて入金を忘れていたという場合は、今すぐ返済を完了させましょう。1分1秒でも早く入金することで、発生する遅延損害金を数円~数十円単位で安く抑えられます。
セブン銀行ATMやローソン銀行ATMに行き、アイフルのスマホアプリを使ってQRコードを読み取ることで、カードなしで即時入金が可能です。原則24時間利用できるため、夜間や土日に気づいた場合の最速手段です。
自身の銀行口座がインターネットバンキングに対応していれば、スマホやPCから24時間手数料無料で振込が可能です。
アイフル提携ATMでの返済には利用手数料がかかる場合がありますが、インターネット返済や、アイフル店舗・無人契約機に併設された自社ATMであれば、手数料は無料です。
初期対応を行わず、アイフルからの連絡を無視し続けるとどうなるのか? 滞納日数ごとの状況の変化を時系列で解説します。
返済期日の翌日から、あなたの携帯電話にアイフルから電話がかかってきます。0120から始まる番号や、携帯電話番号からの着信が一般的です。この段階での電話は「入金をお忘れではないですか?」という確認の意味合いが強く、口調も丁寧です。
しかし、システム上では以下のペナルティが即座に発生しています。
携帯電話への連絡を無視し続けると、アイフルは連絡がつかないと判断し、登録されている自宅固定電話や勤務先へ電話をかけるようになります。
勤務先への電話はプライバシーに配慮して、担当者の個人名でかかってくるでしょう。「〇〇(個人名)と申しますが、△△さんはいらっしゃいますか?」という形です。
借金の督促であることは伏せられますが、何度も個人名で電話がかかってくれば、勘の鋭い同僚や上司に「借金の督促ではないか?」と怪しまれるリスクは避けられません。
また、自宅に届く郵便物も「入金のお願い」といった柔らかい表現から、「督促状」「催告書」といった厳しいタイトルに変わり、開封を促すために目立つ色や封筒が使われることもあります。
滞納が2ヶ月(61日)を超えると、事態は決定的になります。
JICCやCICといった信用情報機関に、延滞が登録されます。こうなると、アイフルだけでなく他社のクレジットカードが強制解約されたり、新規のローン審査に一切通らなくなったりするでしょう。スマホの機種変更(分割払い)もできなくなります。
毎月分割で返済すればよいという権利(期限の利益)を失います。その結果、アイフルから届く通知は「残元金+遅延損害金の一括請求書」に変わるでしょう。数十万円、数百万円という大金を、即座に支払うよう求められます。
一括請求も無視すると、アイフルは債権回収会社(サービサー)に債権を譲渡するか、法的手段に踏み切ります。
ある日突然、裁判所から特別送達という特殊な郵便で「支払督促」や「訴状」が届くでしょう。これは、受け取りを拒否しても受け取ったものとみなされる強力な通知です。
これを放置して2週間が経過すると、裁判所の判決と同等の効力を持つ、仮執行宣言付支払督促が出されます。アイフル側はいつでも強制執行(差押え)が可能になります。
ここまで来ると、自力での解決はほぼ不可能です。
滞納がもたらすダメージは、精神的なストレスだけではありません。経済的な損失(遅延損害金)と、社会的な信用失墜(周囲への露見やブラックリスト)という、より実害の大きいリスクが現実のものとなります。
返済期日の翌日から発生するのが、遅延損害金です。支払いが遅れたことに対するペナルティであり、通常の利息よりも高い利率が設定されています。
アイフルの場合、遅延損害金の年率は、20.0%(実質年率)です。
計算式は以下の通りです。
遅延損害金 = 借入残高 × 20.0% ÷ 365日 × 滞納日数
具体的に、借入残高が50万円ある場合のシミュレーションを見てみましょう。
1ヶ月放置するだけで、本来払う必要のない8,000円以上が請求に上乗せされます。さらに、返済したお金は、まず遅延損害金に充当されます。
久しぶりに少額を入金しても、そのほとんどが損害金の支払いに消え、肝心の元金が全く減っていないのです。
借金が家族や会社にバレるのが一番怖いという方は多いでしょう。
本来、貸金業法という法律により、アイフルが正当な理由なく契約者以外の第三者(家族や職場の人)に借金の事実を明かすことは禁じられています。
しかし、以下のタイミングではバレるリスクが高くなります。
携帯電話への連絡がつかない場合、職場に電話がかかってきます。「鈴木(担当者名)ですが、〇〇さんはいますか?」と個人名を名乗りますが、普段個人名で電話がかかってこない職場では、「何の電話だ?」「借金の督促ではないか?」と同僚に勘繰られるきっかけになります。
督促状や催告書は、圧着ハガキや封書で届きます。社名が伏せられていることもありますが、頻繁に届く不審な郵便物を家族が不審に思い、開封されてしまうケースは後を絶ちません。裁判所からの特別送達は、受け取り時に署名が必要なため、家族が対応すれば確実に異変に気づかれます。
裁判所の命令により給与が差し押さえられると、裁判所から会社に対して通知が送られます。経理担当者が給与天引きの手続きを行うため、会社に借金滞納の事実が確実に知れ渡るでしょう。
滞納の影響はアイフルだけにとどまりません。信用情報機関に事故情報(ブラックリスト)が登録されると、生活全般に支障が出ます。
現在持っている他社のクレジットカードも、カード会社が定期的に行う審査(途上与信)で事故情報が見つかると、突然利用停止(強制解約)になります。
最新のスマートフォンなどの端末代金を分割で購入する際も審査があるため、一括払いしか選べなくなります。
完済してから5年間はブラックリストに情報が残ります。その間、住宅ローンやマイカーローン、子供の教育ローンなどの審査に通ることは極めて難しくなるでしょう。
返済に追いつめられると、冷静な判断ができなくなり、その場しのぎの行動を取ってしまいがちです。しかし、間違った対処法は状況を劇的に悪化させ、解決への道を閉ざしてしまいます。
ここでは、絶対にやってはいけない4つのNG行動について解説します。これらは「傷口を広げる行為」でしかありません。
「怒られるのが怖い」「今は払えるお金がないから話したくない」という理由で、アイフルからの電話や郵便物を無視し続けることは最も危険です。
連絡を無視することは、アイフルに対して返済の意思がないと言っているようなものです。通常であれば待ってもらえる猶予期間もなくなり、法的手続き(裁判や差し押さえ)への移行が早まります。
また、本人と連絡が取れないという正当な理由ができるため、職場への在籍確認(督促電話)や、場合によっては自宅訪問が行われる可能性も高くなるでしょう。
「アイフルの返済日が来たから、B社から借りて返済しよう」 これは絶対にやってはいけません。いわゆる自転車操業の状態です。
一見、返済できたように見えますが、借金自体は一円も減っておらず、むしろ手数料や利息の分だけ借金総額は増えています。
これを繰り返すと、借入件数と総額が膨れ上がり、数ヶ月後にはどこの審査も通らない多重債務の状態に陥るでしょう。
正規の消費者金融から借りられなくなると、つい目が行ってしまうのが「ブラックでも融資可能」「審査なし」といった甘い言葉です。これらは間違いなく闇金です。
法外な高金利を請求され、一度手を出すと完済することは不可能です。返済が遅れれば、勤務先への嫌がらせ電話や、家族を巻き込む脅迫的な取り立てなど、精神的に追い詰められるでしょう。
また、SNS(XやInstagramなど)で見かける「#個人間融資」「#お金貸します」といった書き込みも危険です。
個人情報の悪用や、犯罪の受け子にさせられるなどのトラブルに巻き込まれるリスクが高く、絶対に利用してはいけません。
「引っ越して住所を変えれば、督促から逃げられるのではないか」と考える人もいますが、これは無意味です。
金融機関は、債権回収のために住民票の異動履歴(除票)を正しく取得することができます。引っ越し先で住民票を登録すれば、すぐに新しい住所がバレて督促状が届くでしょう。
また、借金の時効(5年)を狙って逃げ続けることも極めて困難です。アイフル側が裁判を起こせば時効のカウントはリセット(更新)され、さらに10年間延長されます。
もし、自力での返済が限界に達しているなら、これ以上無理をしてはいけません。国が認めた法的な借金救済制度である、債務整理を検討すべき段階です。
債務整理を弁護士や司法書士に依頼する最大のメリットは、受任通知の効果にあるでしょう。専門家が依頼を受けると、アイフルに対して「私が窓口になります」という通知(受任通知)を送ります。
貸金業法により、この通知が届いた時点で、アイフルからの本人への督促・取り立ては一切禁止されます。
裁判所を通さず、弁護士などが代理人となってアイフルと直接交渉する方法です。最も多くの人が利用している手続きです。
裁判所に申し立てを行い、借金を大幅に減額する手続きです。
裁判所に「支払い不能」であることを認めてもらい、全ての借金の支払い義務を免除(免責)してもらう手続きです。
債務整理には費用がかかりますが、多くの法律事務所では、借金問題の相談は無料としています。また、手持ちのお金がない人のために費用の分割払いや後払いに対応している事務所がほとんどです。
まずは無料相談を利用して、自分の場合はどのくらい借金が減るのかを知ることから始めましょう。