- 公開日:2025.06.30
- 更新日:2025.07.04
HISモバイルの審査は厳しい?落ちてしまったときの原因究明と再申し込みへの道筋

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せっかく見つけたお得な格安SIM、HISモバイルに申し込んだのに、まさかの審査落ち…。原因はどこにあるのか、非常に気になるところです。
しかし、1度審査落ちしてしまうと、もう契約できないのでしょうか?
結論から言うと、HISモバイルの審査は、他の格安SIMキャリアと同様厳しくありません。また、再申し込みも可能です。
この記事では、HISモバイルのメリット・デメリットを取り上げると同時に、審査落ちする際に考えられる原因や再申し込みに向けての対策などについて解説します。
さらに、審査に通らなかった場合の代替案まで詳しく解説します。ぜひ最後までお読みください。
HISモバイルは、旅行会社のHISと通信業者の日本通信がタッグを組んで提供する格安SIM
まずはHISモバイルがどのようなサービスなのかについて解説します。
HISモバイルは、旅行会社のHISとMVNO(仮想移動体通信事業者)の第一号として知られる日本通信株式会社が提携した格安SIMサービスです。
旅行会社としてのHISの国内外のネットワークと、日本通信のノウハウや通信技術を活かした低コストの通信サービスです。
HISモバイルの5つのメリット
HISモバイルのメリットとデメリットには、どのようなところでしょうか?
ここではHISモバイルのメリットについて解説します。
メリット①料金プランが豊富
HISモバイルのメリットの1つ目は、料金プランの豊富さです。
100MBが月額280円、1GBが550円、3GBが770円という低容量プランは、データ利用量が少ないユーザーにとって非常に魅力的なプランです。
特に、7GBのプランが月額990円という価格設定は、他の格安SIMの中でも安さが際立っています。
さらに、10GB・1,340円、20GB・月額2,090円、30GB・2,970円と大容量プランも安い価格で提供しているのはありがたい点です。
メリット②通話オプションの充実
通話オプションも充実しています。
全プラン月額500円で6分かけ放題かけ放題か、月額1,480円で時間無制限のかけ放題が選択できるため、通話ニーズが高いユーザーも安心して利用できます。
また、HISモバイルはVoLTE(ボルテ)に対応しているため、高品質な音声通話ができるのも特徴です。
これにより、通話時の音声がクリアで聞き取りやすくなり、快適なコミュニケーションを可能にします。
メリット③全国に100店舗以上の安心サポートを展開
さらに、全国に100店舗以上での安心サポートを展開している点もメリットです。
オンラインでの手続きに不安がある方や、直接相談したいことがある方にとって、実店舗でのサポートを受けられるのは安心でしょう。
メリット④ドコモ回線で通信エリアが広い
HISモバイルは、通信エリアが広いのが魅力です。
NTTドコモの回線を利用しているため通信エリアが広く、日本全国さまざまな場所で安定した通信サービスが期待できます。
例えば、電波状況が悪いと思われる地下や、建物内の奥まった場所などの不安定な電波状況でも、比較的安定した通信を実現します。
メリット⑤ドコモ回線で通信エリアが広い
HISモバイルは、最新の技術であるeSIM(スマホ本体の中にSIM(=ICチップ)が埋め込まれているタイプのSIM)にも対応しています。
通常のはめ込み型のSIMだと新しくSIM携帯を購入する際、わざわざSIMカードを入れ替なければいけません。
しかし、eSIMタイプならば、交換しなくてもすぐに携帯が利用できるようになります。
HISモバイルのeSIMの申し込みから開通までの期間ですが、本人確認のための住所確認コードの郵送が必要となるため、通常よりも7日程度時間がかかる見込みです。
メリット⑥最低利用期間・解約料の縛りがない
HISモバイルには、最低利用期間や解約金の縛りがないのもメリットです。
他の携帯キャリアでは、最低利用期間や解約金の縛りがあるがゆえに乗り換えられませんが、HISモバイルの場合はその心配がありません。
HISモバイルの4つのデメリット
一方で、HISモバイルを利用する上で注意しておきたいデメリットも存在します。
ここでは4つのデメリットを取り上げます。
デメリット①お昼の時間帯につながりにくい
HISモバイルで一部のユーザーから指摘されているのが、お昼の時間帯など、回線が混雑しやすい時間帯における通信速度の低下です。
「HISモバイル 遅い」といった口コミもいくつか見られるように、時間帯によっては快適な通信が難しくなる場合があります。
みんなのネット回線速度のHISモバイルの時間帯別の平均速度情報(直近3ヶ月)によれば、お昼の下り(Webページを見たり、動画を見たりしてダウンロードする速度)の平均が大きく下がっています。
ちなみに、「上り」は、メールや画像を送信するアップロードの速度のことを指します。データの通信速度を見る際は、上りより下りの速度の方が重要だと覚えておきましょう。
デメリット②データ容量の繰り越しサービスに対応していない
HISモバイルでは、多くの格安SIMで提供されているデータ容量の繰り越しサービスに対応していません。
そのため、使い切れなかったデータ容量は翌月に持ち越すことができず、無駄になってしまう可能性があります。
さらに、契約しているデータ容量を使い切ってしまうと、通信速度が最大200kbpsに制限される点もデメリットです。
この速度では、ウェブサイトの閲覧や動画視聴などは困難であり、テキストメッセージ程度の利用に限られてしまいます。
デメリット③3,300円の契約事務手数料がかかる
契約に関する費用として、契約事務手数料が3,300円かかる点もデメリットとして挙げられます。
初期費用を抑えたいユーザーにとっては、この手数料が負担となる可能性があります。
データの無駄を省いて利用したい方は、別の格安SIMキャリアを利用したほうがよいでしょう。
デメリット④支払いはクレジットカード限定
支払い方法がクレジットカードのみに限定されている点も、デメリットです。
HISモバイルは、クレジットカードを持っていない方や口座振替を希望する方にとっては、契約のハードルが高く感じてしまうかもしれません。
これらのデメリットについて理解した上で、自身の利用状況やニーズに合っているかを慎重に検討することが重要です。
HISモバイルの申し込み手順
ここでは、HISモバイルの申し込み手順を見ていきたいと思います。
オンラインでの申し込み手順①まずは自分に最適なプランをシュミレーション
HISモバイルの申し込みは、公式サイトから行えます。
公式サイトに入ると、プランを見つける項目があるので、「LINEのやりとりは1日に何回くらいか」「ネットやSNSを1日何時間くらい見るか」などの質問に答えていきます。
質問に答えると最終的に、ご自身の最適なプランがおすすめされるので、それから申し込みプランを決める流れです。
オンラインでの申し込み手順②申し込みに必要なものをそろえる
プランが決まったら申し込みです。
申し込みに必要なものは、下記になります。
- マイナンバーカードや免許証などの本人確認書類(健康保険証は不可)
- クレジットカード(デビット カードおよびプリペイド型クレジットカードの利用は不可)
- メールアドレス
- MNPツーストップ方式に乗り換えの場合、MNP予約番号
オンラインでの申し込み手順③端末を準備する
HISモバイルを利用するためには、ご自身が使っているスマホやタブレットなどを用意しましょう。
ご自身の端末を利用して、SIMカードのみを差し替えて使うからです。
もし現在、端末がなくて新しい携帯を購入しようと考えているなら、SIMフリーの端末を購入して下さい。(機種によっては、SIMフリー解除の設定が必要)
対応端末は、公式サイトの「国内SIMで利用できる端末」より確認できます。
オンラインでの申し込み手順④手順にしたがって申し込む
最後に申し込みです。
HISモバイルの公式サイトから、希望のプラン、HISモバイルの入力(ない場合は新規作成)、メールアドレス、MNP予約番号の発行、端末の準備などの項目をチェックしていきます。
全てのチェックが完了したら、「プランを申込む」ボタンを押して、希望のプランを選んで申し込み完了です。
なお、申し込みから開通までは1〜5日ほどかかります。また、全国のHIS店舗でも申し込み可能です。
店舗での申し込みの場合は、スタッフに相談しながら手続きを進めることができるのがメリットになるでしょう。
必要な本人確認書類や支払い方法については、事前に店舗に確認してください。
なぜ?HISモバイルの審査落ちで考えられる3つの理由
HISモバイルの審査基準は公開されていませんが、一般的に格安SIMの審査では、いくつかのポイントが重視されます。
ここでは審査落ちの原因として考えられる主な3つの理由を詳しく見ていきます。
①他社携帯キャリアやインターネット回線での料金滞納・未払いがある
HISモバイルの審査落ちで考えられる1つめの理由は、過去の通信料金トラブルです。
過去に他の携帯電話会社やインターネットプロバイダとの契約で料金の支払いを滞納したり、未払いのまま放置したりした経験はないでしょうか?
これらの情報は、信用情報機関に登録されている可能性があり、新たな契約の審査に影響を与えることがあります。
特に、強制解約などのトラブルがあった場合は、審査通過が難しくなる傾向です。
例えば携帯電話会社は、契約者の信用情報を確認するために、指定信用情報機関(CIC、JICCなど)に照会を行います。
過去の料金滞納や債務整理などの金融事故情報は、これらの機関に一定期間記録され、審査の判断材料となるでしょう。
②申し込み情報の不備・誤りがある
オンラインでの申し込みの際、入力した情報に誤りがあると、本人確認が行えずに審査落ちの原因となることがあります。
特に、本人確認書類と入力情報が一致しない場合は、再度確認が必要です。申し込みの際には、入力内容を慎重に確認しましょう。
また、 運転免許証やマイナンバーカードなどの確認書類をアップロードする際も注意が必要です。
画像が不鮮明であったり有効期限が切れていたりすると本人確認ができないため、審査落ちの対象になります。提出前に、書類の状態と有効期限を必ず確認してください。
クレジットカード情報の入力間違いにも、注意してください。
カード番号、有効期限、セキュリティコード、名義などの情報に誤りがあると、決済ができないため審査落ちとなってしまいます。
③短期の解約を繰り返している
短期間に複数の携帯電話会社で契約を繰り返している場合、転売目的や不正利用を疑われ、審査が厳しくなることがあります。
例えば、通常とは異なる時間帯に大量の申し込みがあったり、同じIPアドレスから複数の異なる名義で申し込みがあったりする場合、不正な申し込みと判断される可能性が高まるでしょう。
短期解約と見なされる期間は特に決まっていませんが、一般的に180日(約6カ月)より短期に解約をしている場合は、「短期解約」扱いされる傾向があります。
HISモバイル再申し込みに向けての3つの対策
もしHISモバイルの審査に落ちてしまったとしても、諦めるのはまだ早いです。原因を特定し対策を取ることで、再申し込みが成功する可能性は十分にあります。
ここでは、HISモバイルを再申し込みする際に確認すべきことや対策について解説します。
①信用情報の確認
HISモバイルの審査に落ちてしまった場合、まずはご自身の信用情報がどうなっているのかを確認しましょう。
具体的には、指定信用情報機関(CIC、JICC)への開示請求です。
開示請求は、各機関のウェブサイトから手続きを行えます。
開示された信用情報に過去の滞納記録がある場合、その状況を確認して、もし未払い金があるなら速やかに支払いましょう。
支払いが完了しても一定期間は残りますが、期間が経過すると情報は消えます。
使っていないクレジットカードは解約し、利用しているカードの枚数を減らすことも、信用情報改善につながる場合があります。
②申し込み情報の徹底的な見直し
再度申し込む前に、入力した氏名・住所・生年月日・連絡先などの情報が本人確認書類と完全に一致しているかを入念に確認してください。
特に、マンション名や部屋番号の記載漏れ、番地の入力ミスなどには注意が必要です。
登録するクレジットカードの番号、有効期限、セキュリティコードも同様です。
また、運転免許証、マイナンバーカードなどをアップロードする際は、明るい場所で撮影し、文字や顔写真が鮮明に写っていることを確認してください。
③安定した収入があることを示す支払い情報の準備
HISモバイル側から追加で収入証明書の提出を求められることは、通常ありません。
しかし、もし求められた場合は、源泉徴収票や給与明細など、安定した収入があることを証明できる書類を準備しましょう。
そのほか、直接的な効果があるとは限りませんが、公共料金やクレジットカードの支払いを滞りなく行っている実績は、間接的に信用を高める要素となります。
それでも審査に通らない場合の代替案
HISモバイルの再申し込みを試みても、残念ながら審査に通らない場合もあります。
しかし、携帯電話の利用をあきらめる必要はありません。他の選択肢も探してみましょう。
代替案①一定期間を置いて再挑戦
過去の料金滞納などが原因で審査に落ちた場合、一定期間、良好な支払い実績を積み重ねることで、信用情報が改善される可能性があります。
クレジットカードの支払いや公共料金の支払いを遅延なく行い、しばらく期間を置いてからご自身の信用情報を再度確認してみてもよいでしょう。
そのうえで、申し込み内容を再度見直し、不備がないか確認したうえで再挑戦してみてはいかがでしょうか。
代替案②家族名義での契約
もし、ご家族の中に信用情報に不安がある場合、信用情報が安定しているご家族の名義を借りて契約する方法も一つの手です。
ご家族名義であれば、審査に通る可能性が高まります。
ただし、その際には、後々トラブルにならないよう名義を持つご家族と十分に話し合って決めましょう。
将来ご自身名義に変更することを考えている場合は、詳しい手続きについてHISモバイルに確認しておくとよいかもしれませんね。
代替案③審査基準が異なる格安SIMの検討
HISモバイル以外にも、多くの格安SIMサービスが存在します。
各社で審査基準は異なるため、他の格安SIMを検討してみるのも一つの方法です。
HISモバイルは支払い方法がクレジットカードのみですが、他の格安SIMの中にはデビットカードや口座振替に対応しているサービスもあります。
クレジットカードを持っていない方やクレジットカードの利用に抵抗がある方は、これらのサービスを検討してみてもよいでしょう。
音声通話機能を使わずデータ通信のみでよい方は、データSIMや買い切り型のプリペイドSIMという選択肢もあります。
これらのSIMは、審査が緩やかだったり、審査が不要だったりします。
ただし、音声SIMは、携帯電話不正利用防止法により本人確認が必要です。
格安SIMなら、「だれでもモバイル」がおすすめ!
HISモバイルの審査に落ちてしまったとしても、その原因をしっかりと理解し、対策を講じることで、再契約の道が開けるかもしれません。
しかし、もしHISモバイルでの契約が難しい場合でも、他の選択肢は必ずあります。焦らずに、ご自身の状況に合った携帯電話サービスを見つけましょう。
審査が比較的緩やかな格安SIMキャリアなら、「だれでもモバイル」もおすすめです。
だれでもモバイルは、「安くて良質な携帯電話を全ての人に提供し、生活の安定をサポートする」を目標にサービスを提供する格安SIMキャリアです。
だれでもモバイルの特徴は、下記の通りです。
- 審査が比較的ゆるい
- 金融機関などのブラックリスト入りなど、信用に傷のある人でも審査なしで契約できる
- 滞納で携帯審査に落ちた人でも契約できる
- クレジットカードなしでも支払い可能(銀行口座引き落とし、コンビニ支払い)
- NTTドコモ回線のため通信が安定している
- 使わなかったデータは翌月に繰り越し可能
これらの理由から、だれでもモバイルはHISモバイルと遜色のない優秀な格安SIMキャリアだと言えるでしょう。
もし、日本通信SIMの審査に落ちた方は、「だれでもモバイル」がおすすめです。
もし気になった方は、ぜひ「だれでもモバイル」の公式サイトから調べてみてください。