湖尻純(こじり じゅん)
だれでもモバイル株式会社 代表取締役
「審査不要・保証人不要でも誰でもスマホを持てる社会」を目指し、通信業界に新しい選択肢を提供。いわゆる携帯ブラックと呼ばれる方々にも通信インフラを提供できるよう、レンタルスマホやMVNO事業の改革に取り組んできた第一人者。現在は、生活保護受給者や生活に困難を抱える方々に向けて、家具・賃貸・通信など生活基盤を支えるサービスをワンストップで展開。
生活保護を受給していても、携帯電話(スマートフォン)を所有することは100%可能です。
これは誰かが特別に許可するものではなく、あなたの「権利」として認められています。
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携帯電話の所有が認められる最大の根拠は、日本国憲法第25条で保障された「健康で文化的な最低限度の生活」を送る権利と、それに基づく生活保護法にあります。
かつて携帯電話は「贅沢品」と見なされる時代もありましたが、今は状況は全く異なります。
総務省の調査によれば、スマートフォンの世帯保有率は9割に迫り、国民の大多数にとって生活に不可欠なインフラとなっています。
厚生労働省は、「国民の7割以上が保有するものは生活必需品と見なす」という一つの基準を示しており、スマートフォンはこれを大きく上回ります。
そのため、生活保護制度においても「生活必需品」と位置づけられ、その所有が明確に認められているのです。
現代社会において、携帯電話は以下の理由から、食料品や衣類と同じレベルの「必需品」と言えます。
生活保護制度の目的は、あなたが経済的に自立し、再び社会で活躍できるよう支援することです。
求人情報の検索、企業への応募、面接日時の連絡など、就職活動のあらゆる場面で電話番号やメールアドレスは必須です。
携帯電話がなければ、あなたは社会復帰へのスタートラインにさえ立てない可能性があります。
福祉事務所からの重要な連絡や、ケースワーカーとの面談日程の調整など、行政とのやり取りは避けて通れません。
固定電話を持たない人が多い現在、携帯電話は最も確実で迅速な連絡手段です。
これは、あなたの生活を守るためにも、行政手続きを円滑に進めるためにも不可欠です。
急な体調不良や災害時など、いざという時に助けを呼ぶ手段として携帯電話は命綱になります。
また、家族や友人と繋がりを保ち、社会的な孤立を防ぐ上でも極めて重要な役割を果たすでしょう。
ケースワーカーへの相談時に、堂々と「携帯電話は必要です」と伝えましょう。
大切なのは、「なぜ自分にとって必要なのか」を論理的に説明することです。
「今後の就職活動のために、携帯電話を契約したいと考えています。求人への応募や面接の連絡で必須になりますので、自立に向けた活動の一環としてご理解ください。」
「体調に不安があり、緊急時にすぐに連絡が取れるようにするためにも、携帯電話が必要です。また、今後の通院予約の際にも電話が求められます。」
「ケースワーカーさんとの今後の連絡を円滑に行うためにも、携帯電話を所有しておきたいです。」
このように、「贅沢のため」ではなく「自立や生活維持のため」という目的を明確に伝えましょう。
あなたの前向きな姿勢を伝えれば、ケースワーカーが所有を反対することはまずありません。
むしろ、就労意欲の表れとして好意的に受け止められることがほとんどです。
契約の壁「審査」の正体とは?なぜ生活保護受給者は審査に通りにくいのか
先ほど携帯電話を持つことは「権利」であるとお伝えしましたが、契約時には「審査」という現実的な壁が存在します。多くの人がこの審査に不安を感じ、申し込みをためらってしまうかもしれません。
携帯電話の契約時には、大きく分けて2つの審査が行われます。あなたがどちらの審査でつまずく可能性があるのか把握しましょう。
携帯電話会社が「申込者が過去に携帯料金の滞納や未払いがないか」を確認する審査です。
大手キャリアや格安SIM会社は、TCA(電気通信事業者協会)やTELESA(テレコムサービス協会)といった団体を通じて、各社が持つ未払い者情報を共有しています。
過去にいずれかの会社で料金を滞納したままになっていると、この審査に通らない可能性が高くなるでしょう。
新しいスマートフォン本体を分割払いで購入する際に行われる審査です。
携帯電話の分割払いはローン契約の一種と見なされるため、携帯電話会社はあなたの「信用情報」を専門機関に照会します。
ここで過去のクレジットカードやローンの返済状況などがチェックされるでしょう。
「ブラックリストに載ってしまった」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。
しかし、実際には「ブラックリスト」という名前のリストは存在しません。
これは、信用情報機関に金融事故の情報が登録されている状態を指す俗称です。
信用情報機関には主に以下のものがあり、あなたのクレジットやローンの契約内容、支払い状況が記録されています。
長期間の滞納、債務整理(自己破産など)といった金融トラブルがあると、信用情報に「異動情報」として登録されます。
これが、いわゆる「ブラックリストに載った」状態です。
この記録は、問題が解決してから約5年間は残り続け、その間は新たなローン契約やクレジットカードの作成、そしてスマホ本体の分割払いが極めて困難になります。
信用情報機関は、個人の借入や返済状況を記録する場所であり、生活保護の受給歴を収集・登録することはありません。
審査で問われるのは、あくまで「過去の支払い実績」と「現在の支払い能力」であり、収入の源泉ではありません。
これは「あなたが生活保護を受給している」という事実自体が、審査で不利に働くことはない、ということです。
ただし、生活保護を受給するに至った経済的な困難の中で、過去に携帯料金やクレジットカードの支払いを滞納してしまった経験がある方は少なくありません。
その「過去の滞納という事実」が、審査に影響を与えているのです。
原因と結果を混同せず、「生活保護だから審査に通らない」のではなく、「過去の金融トラブルが原因で審査に通りにくい状況にある」と正しく理解することが大切です。
「自分の信用情報はどうなっているのだろう?」と不安に思ったら、信用情報機関に直接、情報の開示を請求することができます。
まずは自身の現状を客観的に把握してみましょう。
過去の滞納などが原因で、どうしても審査に通らない、あるいは通る自信がない方に独自の基準で契約を受け付けてくれる専門サービスがあります。
最適なサービスを見つけるための参考にしてください。
2025年9月時点の情報です。最新の情報は各社公式サイトでご確認ください。
| 初期費用 | SIMのみ: 2円〜 端末セット: 4,980円〜 |
|---|---|
| 月額料金(税込) |
1GB: 2,948円 3GB: 3,250円 5GB: 3,650円 |
| 通話料金 | 全プラン 24時間かけ放題 |
| 支払い方法 | 口座振替 コンビニ決済 |
| 特徴 | 運営実績が豊富。 店舗での対面サポートも充実。 |
| 初期費用 | 3GBプラン: 2,200円 5GB以上: 0円 |
|---|---|
| 月額料金(税込) | 3GB: 3,300円 8GB: 5,500円 |
| 通話料金 | 全プラン 24時間かけ放題 |
| 支払い方法 | コンビニ決済 クレジットカード |
| 特徴 | 24時間かけ放題付き。 5GB以上のプランは初期費用が0円。 |
※あなたのモバイルは、今後口座振替を廃止し、コンビニ決済またはクレジットカード決済に移行予定と発表しています。
| 初期費用 | SIMのみ: 231円〜 端末セット: 981円〜 |
|---|---|
| 月額料金(税込) | 1GB: 3,278円 3GB: 3,580円 5GB: 3,980円 |
| 通話料金 | 全プラン 24時間かけ放題 |
| 支払い方法 | 口座振替 銀行振込 コンビニ決済 |
| 特徴 | 初期費用が業界最安クラス。 プランが豊富で選びやすい。 |
| 初期費用 | 0円 (キャンペーン価格) |
|---|---|
| 月額料金(税込) | 1GB: 1,990円 3GB: 3,700円 5GB: 4,500円 |
| 通話料金 | 全プラン 10分かけ放題 (オプションで延長可) |
| 支払い方法 | 口座振替 コンビニ決済 |
| 特徴 | 1GBプランが安くライトユーザー向け。 キャンペーンがお得。 |
これらの専門サービスは非常に心強い存在ですが、契約前にメリット・デメリットの両方を理解しましょう。
実際の利用者の口コミを見ると、「他社で全て断られたが、ここで契約できて本当に助かった」「仕事の面接連絡が受けられるようになり、再就職できた」といった感謝の声が数多く見られます。
一方で、「やはり月々の料金は少し高いと感じる」という正直な意見もあるでしょう。
これらの情報を踏まえると、専門サービスは以下のような方に特におすすめです。
もしあなたが信用情報に大きな不安がなく、支払い方法の条件さえクリアできるなら、「格安SIM」が最も経済的な選択肢となります。
月額1,000円以下のプランも珍しくなく、生活扶助費の範囲内で無理なく支払えるものが必ず見つかります。
格安SIMがこれほど安い価格を実現できるのには、明確な理由があります。
通信エリアは大手キャリアと同じなので、「安いから電波が悪い」ということはありません。賢く選べば、品質を落とさずに通信費だけを節約できます。
多くの方が格安SIMの契約は「クレジットカード必須」という条件ですが、現在では口座振替やデビットカードで契約できる会社が増えています。
上記の会社に加えて、多くの格安SIMがデビットカード払いに対応しています。
ただし、一部のデビットカード(J-Debitなど)は利用できない場合があるため、事前に公式サイトで確認しましょう。
月額1,000円前後で利用できる具体的なプランをご紹介します。
使ったデータ量に応じて料金が変わる段階制プラン。
3GBまでなら月額1,078円(税込)です。専用アプリ「Rakuten Link」を使えば国内通話が無料になるのも大きな魅力です。
こちらもデータ使用量に応じた段階制。3GBまでなら月額990円(税込)と非常に安価です。
LINEアプリのトークや通話でデータ量を消費しない「LINEギガフリー」も特徴です。(※過去の「ミニプラン」等は新規受付を終了しています)
データ容量を細かく選べるのが特徴。2ギガプランなら月額850円(税込)から利用でき、とにかく安さを追求したい方におすすめです。
格安SIMには2種類あります。
あなたの目的に合わせて慎重に選びましょう。
申し込みをする際に、事前に準備して進めましょう。
以下のうち、いずれか1点(有効期限内のもの)を用意してください。
顔写真付きのものが最も確実です。
もし、本人確認書類に記載の住所と現住所が異なる場合は、発行から3ヶ月以内の「公共料金の領収書」や「住民票」などの補助書類が追加で必要になります。
携帯電話の契約に「生活保護受給証明書」は原則不要です。
携帯会社が審査で確認するのは、あくまで申込者の本人情報と支払い能力に関する情報です。
あなたが生活保護を受給しているかどうかは、契約の判断材料には含まれません。
これはあなたのプライベートな情報ですので、提出を求められることはありませんのでご安心ください。
以下を基準に考えてみましょう。
→ 専門サービス(誰でもスマホ、あなたのモバイル等)を選びましょう。月額料金や通話オプションを比較し、最も納得できるサービスに申し込みます。
→ 格安SIMを選びましょう。あなたの支払い方法(口座振替 or デビットカード)に対応している会社の中から、毎月のデータ使用量に合った最安のプランを探します。
申し込み方法は大きく分けて「オンライン」と「店舗」の2種類があります。
各社の公式サイトから24時間いつでも申し込めます。
画面の指示に従って個人情報を入力し、準備した本人確認書類をスマートフォンのカメラで撮影してアップロードするのが一般的な流れです。
キャンペーンが豊富な反面、入力ミスがないか慎重に確認する必要があります。
家電量販店や、UQモバイル・ワイモバイルなどの専門ショップで申し込みます。
スタッフに相談しながら手続きを進められるので、スマートフォンの操作に不慣れな方でも安心です。
ただし、営業時間が限られる点と、一部の格安SIMは店舗を持っていない点に注意が必要です。
契約するSIMカードを利用するためには、SIMカードを入れるスマートフォン本体が必要です。すでに使えるスマートフォンをお持ちの場合はこのステップは不要です。
もし本体がない場合は、新しく準備する必要があります。高価な最新機種を分割払いで購入すると審査が厳しくなるため、中古のスマートフォンなどを一括払いで購入するのが賢明です。
申し込み後、数日で自宅にSIMカードが届いたら、いよいよ最後のステップです。初期設定を済ますとスマートフォンが使えるようになります。
スマホの電源を切り、本体の側面にある小さな穴にSIMピン(購入時に付属)を差し込むと、SIMトレイが出てきます。
そこに新しいSIMカードを正しい向きでセットし、トレイを元に戻します。
これは、あなたのスマートフォンが新しい携帯会社の電波を使ってインターネットに接続するための「住所設定」のようなものです。
少し専門的に聞こえますが、説明書通りに行えば簡単です。
iPhoneの場合は、指定されたプロファイルをダウンロードするだけで設定が完了することも多いです。
このAPN設定さえ完了すれば、すぐに通話やインターネットが利用開始できます。
「専門サービス」があなたのための選択肢です。月額料金は少し割高になりますが、過去を問われることなく、ほぼ確実に契約できます。
「誰でもスマホ」「あなたのモバイル」など、通話オプションや初期費用を比較し、最も納得できるサービスを選びましょう。
「格安SIM」が最良の選択です。
あなたの支払い方法(口座振替 or デビットカード)に対応している会社の中から、月額1,000円前後で利用できるプランを探しましょう。
「楽天モバイル」や「LINEMO」などが有力な候補になります。
「5つのステップ」を順番に進めましょう。
まずは「必要書類の準備」から始めてください。財布の中の運転免許証やマイナンバーカードが有効期限内かを確認しましょう。