湖尻純(こじり じゅん)
だれでもモバイル株式会社 代表取締役
「審査不要・保証人不要でも誰でもスマホを持てる社会」を目指し、通信業界に新しい選択肢を提供。いわゆる携帯ブラックと呼ばれる方々にも通信インフラを提供できるよう、レンタルスマホやMVNO事業の改革に取り組んできた第一人者。現在は、生活保護受給者や生活に困難を抱える方々に向けて、家具・賃貸・通信など生活基盤を支えるサービスをワンストップで展開。
「生活保護を受けながら、スマートフォンを持っていても良いのだろうか?」
「月々の支払いはどうすれば…もし払えなくなったら?」
現在、生活保護を受給されている方、また、これから受給を検討されている方の中に、スマートフォンに関するお金の悩みを抱えている方が少なくありません。
「スマホは贅沢品ではないか」という世間の目や、ご自身の罪悪感から、誰にも相談できずにいるかもしれません。
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現代の日本において、スマートフォンは決して贅沢品ではありません。
私たちの暮らしに必要不可欠なライフラインの一つです。
私たちの生活はスマートフォンがあることを前提に成り立っています。
例えば、以下のような場面を想像してみてください。
このように、スマートフォンは社会から孤立せず、自立した生活を目指す上での「必需品」です。
厚生労働省も、スマートフォンの保有を認めています。
「持つか、持たないか」で悩むのではなく、「どうすれば無理なく持ち続けられるか」を考えていきましょう。
「生活保護を受けると、スマホ代は別途支給されるのだろうか?」
これは非常に多くの方が抱く疑問ですが、結論から言うと、スマートフォン料金のための特別な手当が別途支給されることはありません。
毎月の通信費や端末の購入代金は、支給される生活保護費の中からご自身で計画的に支払いを行っていく必要があります。
では、その支払いは生活保護費のどの部分から捻出すべきなのでしょうか。
生活保護費は、個々の世帯の状況に応じて、国が定めた基準に基づき計算された一つの合計額として支給されますが、その内訳は目的別に複数の「扶助」によって構成されています。
代表的なものに以下の二つがあります。
アパートの家賃や地代などを支払うためのお金です。
定められた上限額の範囲内で、原則として福祉事務所から大家さんや管理会社へ直接支払われます。
したがって、この住宅扶助をスマートフォンの支払いに充てることはできません。
日々の暮らしに直接関わるお金です。
具体的には、食費、光熱費(電気・ガス・水道)、衣類代、日用品代、交通費など、家賃以外で生活に必要となるあらゆる費用を賄うためのものです。
そして、スマートフォンの通信費や端末代も、この「生活扶助」の中からやりくりして支払うことになります。
スマートフォンの料金は、日々の食費や水道光熱費と同じカテゴリーに属する「生活費の一部」と位置づけられています。
このことを踏まえると、「スマホ代はいくらまでなら許されるのか?」という疑問が浮かぶかもしれません。
これに関しても、「月額〇〇円まで」といった明確な上限額が法律で定められているわけではありません。
だからといってどんなに高額なプランでも良いわけではない、ということに注意が必要です。
生活扶助は、あくまで「健康的で文化的な最低限度の生活」を保障するためのものです。
月々の生活扶助費の中から、高額な最新スマートフォンの料金や、データ無制限の高価な通信プランを支払い、その結果として食費を切り詰めるような状況は、制度の趣旨に沿っているとは言えません。
もし担当のケースワーカーが家計の状況を確認した際に、通信費が生活を著しく圧迫していると判断すれば、より安価なプランへの変更を指導される可能性は十分にあります。
大切なのは、生活必需品として必要最低限の機能を持つスマートフォンを、無理のない現実的な料金で利用することです。
料金を滞納した場合に起こることを、段階を追って5つのリスクとして解説します。
支払日を過ぎても入金が確認できない場合、まず携帯電話会社からハガキやSMS(ショートメッセージ)で「利用停止予告通知」が届きます。
利用停止予告通知には、未払いの金額と、新たに設定された支払期限が記載されています。
この通知は、「この日までに支払わなければ、スマートフォンの利用を止めます」という最後通告です。
この段階で速やかに支払えば、まだ大きな問題にはなりません。決して無視しないでください。
予告通知に記載された期限を過ぎてしまうと、いよいよ回線が利用停止となります。
具体的には、4Gや5Gといったモバイルデータ通信が使えなくなり、電話をかけることもできなくなるでしょう。
LINEやメールの送受信、インターネットの閲覧は、自宅や公共のWi-Fi環境がなければ一切できなくなります。
ケースワーカーや仕事の応募先への連絡、緊急時の通報など、重要な通信手段が絶たれてしまうことを意味し、社会的に孤立する危険性が一気に高まるでしょう。
利用停止の状態が2〜4ヶ月ほど続くと、携帯電話会社はあなたの契約を強制的に解約します。
こうなると、単に利用が停止されているのとは訳が違います。
長年使ってきたあなたの電話番号は失効し、二度と取り戻すことはできなくなるでしょう。
友人関係や公的な手続きで登録していた連絡先がすべて過去のものとなり、あなたの社会的信用に大きな傷がつくことになります。
強制解約になったからといって、支払いの義務がなくなるわけではありません。
それどころか、本来支払うべきだった通信費に加え、ペナルティとして「延滞金(遅延損害金)」が上乗せされて請求されます。
さらに、もしスマートフォン本体を分割払いで購入していた場合、残っている機種代金の全額を一括で支払うよう求められます。
数万円から十数万円にのぼる高額な請求が、ある日突然届くことになるのです。
これが最も深刻なリスクです。
特に端末代金の分割払いを滞納した場合、その事故情報は「信用情報機関(CIC、JICCなど)」に登録されてしまいます。
これがいわゆる「ブラックリストに載る」という状態です。
一度登録されると、その記録は完済後も約5年間は残り続けます。
この間、あなたは以下のようなことが極めて困難になります。
支払いが困難になった場合に取るべき2つの行動を解説します。
最も優先して行うべきことは、あなたが契約している携帯電話会社(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなど)のカスタマーサービスに自分から連絡を入れることです。
利用停止の通知が来てから慌てて電話するのではなく、「支払いが遅れそうだ」と分かった時点で、できるだけ早く連絡するのがポイントと言えます。
電話で正直に事情を話せば、多くのキャリアでは以下のような救済措置を検討してくれます。
もちろん、これらの対応は必ず保証されるものではありませんが、何も連絡せずに滞納するのに比べれば、はるかに心証が良くなります。
携帯電話会社としても、事を荒立てて強制解約するよりは、支払い意思のある顧客と話し合いで解決したいと考えています。
請求書の裏面や公式サイトに記載されている問い合わせ窓口に、電話をかけてみましょう。
携帯電話会社への連絡と並行して、もしくはそれが難しいと感じる場合は、必ず担当のケースワーカーに現状を報告・相談してください。
「スマホ代が払えないことを知られたら、生活保護を打ち切られるのではないか」と心配になるかもしれませんが、そのようなことはありません。
正直に状況を伝えることで、あなたの生活を守るためのサポートを受けられる可能性があります。
ケースワーカーは、生活保護受給者の自立を支援する専門家です。
相談することで、以下のような支援が期待できます。
重要なのは、「支払えなくなってしまった」という事実を隠さないことです。
早めに相談することで、問題が小さいうちに解決の糸口を見つけることができます。
生活保護を受給していてもスマートフォンの所有は認められています。
しかし、「新しく契約したい」「古くなったので機種変更したい」と考えたとき、多くの人が「審査」という大きな壁に直面します。
特に、高価なスマートフォン本体の代金を月々の利用料金と一緒に支払う「分割払い」の審査はかなり厳しいです。
その理由は、スマートフォンの分割払いは、単なる支払い方法の一つではなく、法律上「ローン契約(個品割賦購入あっせん契約)」に該当するためです。
分割払いを選ぶということは、携帯電話会社やその提携する信販会社から「スマートフォンの購入代金を借金し、それを分割で返済していく」契約を結ぶことを意味します。
商品を先に受け取り、代金は後から支払う「信用取引」の一種なのです。
お金を貸す側(携帯電話会社など)からすれば、貸したお金がきちんと返ってくるかどうかを事前に確認するのは当然のことです。
そのために、契約希望者の「支払い能力」や「信用の度合い」を測る審査が行われます。
審査において、主に以下の2点がチェックされます。
過去に以下のような記録があると、審査に通ることは極めて難しくなります。
もし過去の滞納によって信用情報に傷がついている(いわゆるブラックリスト入りの)状態であれば、新たなローン契約である分割払いの審査通過は不可能と言えるでしょう。
審査を一層厳しくする法律上のルールが存在します。それが「10万円の壁」です。
割賦販売法という法律により、10万円を超える高額な商品の分割払い契約を結ぶ際には、携帯電話会社はより厳格な審査を行うことが義務付けられています。
これには「支払可能見込額調査」という、申込者の年収や借入状況などを詳しく調査するプロセスが含まれます。
最新のiPhoneや高性能なAndroidスマートフォンは、価格が10万円を優に超えます。
生活保護を受給している状況で、この厳格な審査基準をクリアして高額な端末の分割払い契約を結ぶことは、現実的には非常に困難です。
これは、消費者を過剰な借金から守るための法的な仕組みでもあります。
分割払いがローン契約であること、そして10万円を超える端末には法律に基づく厳しい審査が待っていること。この二つが、新規契約や機種変更の際の大きな壁となっています。
審査という高い壁を回避する方法があります。それは、スマートフォン端末の「一括購入」です。
一括購入が有効な理由は、厳しい審査の最大の原因が「分割払い=ローン契約」にあるからです。
一括購入はローンではなく、通常の買い物と同じと言えます。
借金をするわけではないため、信用情報機関への照会を含む厳格なローン審査は行われません。
「しかし、十数万円もする最新のスマートフォンを一括で買えるわけがない」
ほとんどの方がそう思われるでしょう。
ですが重要なのは、無理して最新・最高性能の機種を狙う必要は全くない、ということです。
私たちの目的は、見栄を張ることではなく、生活に必要な機能を持った通信手段を、確実かつ無理なく手に入れることです。
そのための現実的な選択肢として、以下の2つを強く推奨します。
国内のメーカーや海外メーカーから、2万円〜5万円程度の価格帯で、日常生活には十分すぎるほどの性能を持ったスマートフォンが数多く販売されています。
例えば、Google Pixelの「a」シリーズ、シャープの「AQUOS wish/sense」シリーズ、OPPOやXiaomiといったブランドの製品が有名です。
これらのモデルでも、LINEでの連絡、インターネットでの情報検索、地図アプリの利用、求人サイトの閲覧など、必要なことはほとんど問題なく行えます。
家電量販店やネットストアで、自分の予算に合ったモデルを探してみましょう。
さらに費用を抑えたい場合、中古品の活用が非常に有効です。
特に「リファービッシュ品」と呼ばれる、専門業者がクリーニング、検査、バッテリー交換などを行った再生品は、品質が高く保証が付いていることも多いため安心です。
数世代前のiPhoneや人気のAndroid端末などが、新品の数分の一の価格で手に入ります。
信頼できる中古販売店(例:イオシス、じゃんぱら等)や、メーカー公式の認定整備済品などを探すのが良いでしょう。
それでも、すぐに数万円を用意するのが難しい場合もあるでしょう。その場合は、段階を踏むことをお勧めします。
まず、契約するのは「SIMカードのみ」にします。SIMのみの契約は端末の購入を伴わないため、審査は最も緩やかです。
そして、端末はひとまず手元にある古い機種を使ったり、家族や友人から使わなくなったものを譲ってもらったりして、通信環境だけを先に確保します。
その上で、毎月の生活扶助費から少しずつ貯金をし、目標額が貯まった時点で、低価格帯モデルや中古品を一括購入します。
無事にスマートフォンを手に入れた後も、毎月の通信費という継続的な支払いは続きます。
この月々の固定費問題を解決するための最も強力な選択肢が「格安SIM」への乗り換えです。
大手携帯電話会社の料金プランを支払い続けるのに比べ、月々の負担を劇的に、そして継続的に下げることが可能になります。
そもそも、なぜ「格安」な料金が実現できるのでしょうか。その理由は、事業の仕組みの違いにあります。
自社で全国に通信基地局や回線網といった大規模な設備を所有し、その維持・管理に莫大なコストをかけています。
また、全国各地に実店舗を構え、手厚いサポートを提供しているのです。これらのコストが、月々の利用料金に反映されています。
自社では通信設備を持たず、大手キャリアの回線網をレンタルしてサービスを提供しています。
設備投資や維持費がほとんどかからないため、その分を料金に反映させて安さを実現しているのです。
また、店舗を持たず、申し込みやサポートをオンライン中心にすることで、人件費などの運営コストも徹底的に削減しています。
つまり、通信品質の根幹部分は大手キャリアの回線を使っているため、安かろう悪かろうという訳ではないのです。
一般的な大手キャリアの料金プランでは、ある程度のデータ通信を行うと月額料金が5,000円〜8,000円、あるいはそれ以上になることも珍しくありません。
一方、格安SIMであれば、あなたの使い方に合わせた多種多様な低価格プランが用意されています。
特に、日々の連絡や情報収集が中心であれば、月間のデータ容量が3GB〜5GB程度のプランで、月額1,000円以下に収まるものも数多く存在します。
この金額であれば、生活扶助の中からでも無理なく支払いを続けていくことが現実的になります。
格安SIMには安さの理由となるいくつかの注意点もあります。以下の点を理解しておきましょう。
多くの人がスマートフォンを同時に利用するお昼休み(12時〜13時)や夕方の通勤時間帯などは、回線が混雑し、大手キャリアに比べて通信速度が低下することがあります。
ただし、動画の視聴などをしない限り、多くの場合で実用上の大きな問題はありません。
前述の通り、格安SIMの多くは実店舗を持っていません。
そのため、契約手続きや初期設定(APN設定)、トラブル時の相談などは、公式サイトのチャットや電話が中心となります。
「対面でなければ不安」という方には、少しハードルが高いかもしれません。
これらの注意点を理解した上で、自分にとってメリットが大きいと判断できるなら、格安SIMは家計を助けてくれるでしょう。
スマートフォンは贅沢品ではなく、現代社会で自立した生活を送るための「必需品」です。
求職活動や行政との連絡、社会との繋がりを保つために不可欠なツールであり、所有することに罪悪感を抱く必要は一切ありません。
スマホ代のための特別な支給はありません。
毎月の食費や光熱費などと同じように、「生活扶助」の中からやりくりして支払う必要があります。
家計全体を見渡し、無理のない範囲に収める計画性が重要です。
軽い気持ちでの滞納が、利用停止、強制解約、そして信用情報への記録(ブラックリスト入り)という、将来の生活再建を著しく困難にする深刻な事態を引き起こします。
支払いが難しいと感じたら、すぐに携帯会社やケースワーカーに相談してください。
厳しいローン審査を回避するために、端末は低価格帯モデルや中古品を「一括購入」するのが基本戦略です。
そして、月々の通信費は「格安SIM」に乗り換えることで、劇的に安く抑えることができます。この二つが、スマホを無理なく持ち続けるための最も確実な方法です。
携帯料金を払えなくなったり、自己破産をしたりすると、大手キャリアやほかの格安SIMの審査に通らないことがあります。 そんなときは、審査なしで申し込める「だれでもモバイル」がおすすめです。
生活保護を受けていると、ケースワーカーや役所への連絡が大切になります。 就職支援や病院への問い合わせなど、電話をたくさん使う場面もあります。
「だれでもモバイル」は、国内の電話が何回かけても定額です。 電話をたくさんかける人でも、通話料を気にせず使えるでしょう。
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「だれでもモバイル」は口座振替に対応しているので、クレジットカードなしでスマホを持てます。
スマホを選ぶとき、電波の届きやすさは大事なポイントです。 田舎や山間部に住んでいる人でも、つながらないと困るでしょう。「だれでもモバイル」は、NTTドコモの回線を使っているので、広い範囲で安定してつながります。
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審査で困っている人にとって、「だれでもモバイル」は心強い味方になります。