ソフトバンクで強制解約になるまで
ソフトバンクでは、料金を滞納し続けると強制解約といって携帯会社が一方的に契約を破棄することができます。
もちろん、すぐに契約解除をしたり、理由もなく強制解約したりすることはできません。
そのため、強制解約までにはいくらか時間があるので、どのような流れで強制解約になるのかを知っておくといいでしょう。
ここでは、ソフトバンクの強制解約までの流れについて詳しく解説します。
料金を滞納する
そもそも、強制解約になる第一歩は、料金を支払わないことです。 支払日に料金を滞納してしまうと、1週間程度で振込用紙が届きます。 振込用紙が届いた時点できちんと支払いをすれば、問題はありません。 振り込みはコンビニでもできるので、用紙が届いたらすぐに支払いをすることをおすすめします。回線停止
振込用紙が届いてすぐに支払いをすれば問題ないのですが、振込用紙を無視してしまえば、振込用紙に記載されている期限が過ぎて数日で回線が停止してしまいます。 支払いがいつなのかにもよりますが、基本的には一番初めの支払い日から14～20日前後で回線停止になると考えていいでしょう。 回線停止になると、同じ名義のほかの携帯電話や、インターネットをソフトバンクの回線で使用している場合はすべて停止になるでしょう。 それだけでなく、これまで分割払いにしていた携帯の端末代などもすべて一括で支払うことになるため、注意が必要です。強制解約
回線停止になってからも支払いすることはできるので、必ず支払うようにしましょう。 まったく何もしなければ、2か月程度で契約解除のお知らせが届いてしまいます。 契約解除のお知らせには、支払期限も書かれているため、期限までに支払いをしてください。 どうしても支払いができない場合は、その旨、ソフトバンクと話し合うようにしましょう。 それでも放置してしまうと、契約が強制的に解除され、以降ソフトバンクではどのサービスも使えなくなってしまうため、気を付けるようにしましょう。裁判・財産差し押さえ
定期的に届く督促状を無視して連絡も取らず、料金も支払わないという場合には、訴訟されて財産を差し押さえられる可能性があります。 給与や預金が差し押さえられてしまうと、生活にも支障が出る場合があるので、そうなる前に支払いをするようにしてください。支払いは待ってもらえない
基本的に、ソフトバンクの支払いを待ってもらうことはできません。 期日に引き落としができなくて、振込用紙と回線停止のお知らせが届いたときに、ソフトバンクに電話したとします。 「期日より1週間後なら払えるので、回線を停止せずに待ってください」といったとしても、それは受け入れられません。 その場合は、いったん回線が停止になりますが、きちんと支払いをすれば回線は復活します。 回線の停止を遅らせることはできなくても、支払い自体ができれば回線を再度使用することができるので、支払いができるのであればそこまで心配しなくても大丈夫でしょう。支払金額の確認方法
ソフトバンクでは、携帯電話のMySoftbankから入って、メニュー画面から確認することができます。 金額の確認だけでなく、未払いかどうかや支払い方法まで記載されています。 支払い金額がわからなくなった、振込用紙をなくしてしまったといった場合には、確認してみるといいでしょう。支払期日は？
支払期日は、いつが引き落とし日なのかによっても違ってきます。 基本的には、振込用紙や督促状などに支払い期限が記載されているので、それまでに支払う必要があります。 用紙をなくして期日がわからない、といった場合には、サポートセンタ－に電話してみるといいでしょう。ソフトバンクで携帯料金を滞納するとどうなる？
ソフトバンクで携帯料金を滞納すると、どういったリスクがあるのかを知っておく必要があるでしょう。
携帯料金を滞納してしまうと、さまざまなリスクがあるので、できるだけ滞納しないようにすることが重要です。
ここでは、携帯料金を滞納することによるリスクを解説するので、覚えておきましょう。
延滞金・手数料が余分にかかる
携帯料金を滞納すると、延滞金や手数料を支払わなければなりません。 そのため、通常より多めにお金を支払う必要があり、かなり無駄といえるでしょう。 数日延滞しただけで通常より高い料金を支払わなければならないくらいなら、通常通りの支払いをしたほうがよほどいいのではないでしょうか。同一名義なら携帯もインターネットも停止
ソフトバンクには、さまざまなサービスがあります。 携帯電話やインターネット、電子マネーなども提供しています。 しかし、携帯電話の料金を滞納してしまうと、同一名義で使用しているほかのサービスについても、停止されてしまいます。 そのため、ソフトバンクのサービスを多く利用しているのであればなおさら、滞納はしないようにしましょう。ほかのキャリアも新規契約できない
ソフトバンクで強制解約までいってしまうと、ソフトバンクのサービスが使えないだけでなくほかのキャリアとの契約もできなくなってしまいます。 なぜなら、滞納や強制解約などの情報を、携帯会社同士で共有しているからです。 ほかのキャリアで滞納や強制解約があるということは、新規で契約しても支払いをしてもらえない可能性があります。 そのため、どこのキャリアも敬遠してしまうのです。 また、未払いのままでいるとたとえほかの格安SIMなどで契約できたとしても、ナンバーポータビリティができなくなってしまうこともあるので、注意が必要です。信用情報に傷がつく
強制解約までいくということは、信用情報に傷がつくということでもあります。 とくにクレジットカードでの支払いをしている場合は、クレジットカード会社への支払いを滞納しているということになります。 そうなると、携帯会社のブラックリストに登録されるだけでなく、金融機関のブラックリストにも登録されることとなってしまうため、今後住宅ローンや車のローンを組むのも難しくなってしまうでしょう。 できる限り信用情報に傷がつかないように、滞納する前に支払い方法を変更するか、滞納をしないようにしてください。財産が差し押さえになる可能性がある
強制解約になっても滞納している料金を支払わないでいると、裁判所に訴えられてしまい、給与や預金といった財産を差し押さえられてしまいます。 そこまでなると、生活にも支障が出てくるので裁判所に訴えられる前に話し合いをするなどしてください。ソフトバンクが強制解約になっても契約できる会社がある
ソフトバンクで強制解約になってしまったら、基本的に他の大手キャリアでも契約することができなくなります。
何故なら、強制解約した履歴を知られてしまうからです。 とはいえ、携帯電話がないと困ってしまうでしょう。
そこで、ソフトバンクで強制解約になったとしても契約できるほかの携帯会社を把握しておきましょう。
いざというときには、審査が甘いか審査のない格安SIMを活用するのがおすすめです。
だれでもモバイル
だれでもモバイルは、審査がない格安SIMです。 審査が甘い格安SIMはそれなりにありますが、審査のないところはほとんどありません。 そのため、ブラックリストに掲載されている、ほかの格安SIMとトラブルになってしまったなどの理由がある人でも問題なく契約することができます。 必要なのは身分証明書と銀行口座のみで、クレジットカードが作れないという人であっても問題なく契約できるでしょう。 ただし、端末に関しては販売していないため、端末は別途用意しておく必要があります。 端末は、docomo製かSIMフリー端末を用意しておいてください。 安く済ませたいのであれば、中古を購入するのもおすすめです。 回線は安定していて、サポートも充実しているので安心して契約することができます。 審査が通らなくて携帯電話が契約できない、という人は、ぜひ一度ホームページを確認してみてください。IIJmio
IIJmioは、使いたいデータ量に合わせてプランが選べるのが魅力的な携帯電話会社です。 データ量とは別にかけ放題プランや通話定額プランなども選ぶことができ、自分に合わせてピッタリのプランを組むことができるのもポイントです。 余ったデータ量は翌月に繰り越すことができるのもうれしいところで、使うデータ量にムラがある場合でも少ない月にも無駄にならないでしょう。 5Gが無料で使用でき、契約解除料なしなのも試してみようという気になります。mineo
mineoは、データ量を4種類の中から選べるタイプの格安SIMです。 不払い情報を共有していないため審査が甘く、ソフトバンクで強制解約になっていたとしても審査を通る可能性があります。 何より、通信速度や使い心地を確かめるために、220円からのお試しプランがあります。 格安SIMは本当に大丈夫なのか、という不安があるならまずはお試しプランを試してみるのがおすすめです。 さらに特徴的なのが、余ったパケット量をみんなで共有できるタンクに貯めておくことができるという点です。 パケット量が少し足りない、という月に、貯蔵タンクから分けてもらうことができます。 mineoのユーザーであればだれでも使えるサービスであり、ほかの格安SIMにはない独特のサービスです。 また、たとえデータ容量を使い切っても低速モードになることはなく、最大通信速度1.5Mbpsの節約モードで使い放題なのも大きな魅力といえるでしょう。エキサイトモバイル
エキサイトモバイルは、プランは2つだけというシンプルなもので、とても分かりやすいのがポイントです。 使った分だけ支払いの段階制払いと、12GBであれば1,540円（税込）の定額制の2種類です。 定額制は自分が使う容量に合わせて、データ容量が選べるのもポイントです。 SIMを追加することができるのも特徴で、最大5枚まで追加できます。 また、それぞれのSIMごとにドコモ回線・au回線のどちらかを選ぶことができます。 安定した通信回線を、家族で安く携帯を利用したいという人はぜひ試してみてください。イオンモバイル
イオンモバイルは、イオン株式会社が母体の格安SIMです。 母体が大きいのが安心材料となっていて、全国どこのイオンモールでも申し込みができるのがうれしいところです。 料金プランも安いので、使いやすいといえます。 音声プランやデータプランなど、使い方に合わせてプランを選べるのもポイント。 イオンのクレジットカードを使うことで、ポイントが付くのもお得です。 支払いはクレジットカードのみになりますが、普段からイオンカードを利用するという人であれば問題ないでしょう。 契約審査と分割審査の2種類がありますが、不払い者の情報を他社と共有していないため、他社で強制解約があったりトラブルがあったりしても、問題なく契約できます。 とにかく安くて信頼感のある格安SIMがいい、という人にはおすすめです。BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルは、大手のプロバイダーであるビッグローブが運営している格安SIMなので、とくにネットはビッグローブを使っているという人にはおすすめです。 「エンタメフリーオプション」を提供しているのが特徴で、YouTubeや楽天マガジンといったストリーミングサービスが使い放題になるので、よくYouTubeを見るという人はお得に利用できるでしょう。 いつもはデータ容量が気になってなかなか好きなだけ使えない、という人はぜひ試してみてください。 審査自体は決して厳しくはなく、過去にビッグローブとトラブルがなければ、ほぼ1日で審査終了です。 書類の不備などがないようにだけ、注意しておきましょう。ahamo
ahamoは、ドコモが展開する格安SIMです。 母体がドコモなので安心できる、という人も多いでしょう。 料金プランは20GBで月額料金が2,970円の一つだけというシンプルなのも、人気の理由の一つです。 格安SIMには端末を販売していない場合も多いですが、ahamoは端末もセットで販売しているため、わざわざ別で用意する必要がありません。 端末の販売があるため、審査は分割審査と契約審査の2種類があります。 過去にドコモやahamoとトラブルがなく、本人確認書類やそのほかの書類の入力内容に不備がなければ、とくに落ちるということもないでしょう。 大容量を安く使いたいという人には、おすすめです。審査不要のだれでもモバイルがおすすめ
ソフトバンクを強制解約されると、ほかの大手キャリアも契約することができなくなります。 強制解約した情報は、ほかのキャリアでも見ることができるからです。 そのため、ソフトバンクで強制解約まで行ってしまうと、なかなか携帯電話を契約することは難しいのが現状です。 しかし、だれでもモバイルであれば、問題なく契約ができます。 なぜなら、だれでもモバイルは審査が必要なく、身分証と銀行口座さえあれば契約ができるからです。 ソフトバンクを強制解約になってしまった、という人で携帯電話を契約したい、という人はぜひだれでもモバイルに申し込んでみてください。
