auはいつ強制解約される?支払いが遅れた時の対処法を紹介

auを契約しているけど、事情があって支払いが遅れてしまった、ということもあるでしょう。

そんな時はどうすればいいのかを、知っておく必要があります。 未払いを続けてしまうと、信用を失ってしまうことになりかねません。 本記事では、auの未払いから強制解約に至るまでの流れや、対処法について詳しく解説します。 携帯電話が使えなくなったら困るという人は、ぜひ参考にしてみてください。

auの支払いに遅れたらどうなる?

auの支払いが遅れたまま支払いを先延ばしにしていると、電話を止められてしまうでしょう。 「電話は生活必需品だから強制的に解約されることはないのでは」と考えている人もいますが、そのようなことはありません。 携帯電話の会社もボランティアで提供しているわけではないため、料金の支払いがなければ解約されてしまうのは当然といえるでしょう。 そのため、支払いに遅れないように注意しなければなりません。

利用停止になるのはいつ?

利用停止になるのは早く、通常の支払い日から約2週間ほどです。 まだまだ大丈夫、と考えているとあっという間に通話ができなくなってしまうので、注意が必要です。 回線が止められてしまうと、電話してきた人でカンのいい人にはすぐに気づかれてしまうため、気になる人は未払いにならないように注意しなくてはなりません。 ちなみに支払いをすれば回線は復活するので、回線が停止しても慌てずに早めに支払いをするようにしてください。 回線停止の前には、必ず払い込み用紙と一緒に期日までに支払いができなければ回線が停止する旨の連絡があります。

口座振替の場合は?

回線停止までの期限は、支払い方法によって違ってきます。 口座振替の場合は、口座からの引き落としができなかった場合は、引き落とし日から約1週間、長ければ10日程度で督促のハガキが届きます。 ショートメッセージでも届くので、ハガキをうっかり捨ててしまっても大丈夫です。 期日までに支払いをすれば問題はありませんが、もしも期日までに支払いができなければ順次回線が停止してしまいます。

クレジットカード払いの場合は?

クレジットカード払いにしている場合は、支払日がクレジットカード会社によって違ってくるので、支払い期限も違ってきます。 また、クレジットカードの場合は口座振替とは違って再度引き落としがかかります。 再度引き落としがかかるのがいつなのかはクレジットカードによって違ってくるので、いつ引き落としになるのかを事前に確認しておくといいでしょう。 引き落としができなければ、auの回線停止の前にクレジットカードが停止されてしまいます。 クレジットカードが停止されても支払いをしなければauから督促が届き、そちらも支払いをしなければ回線が停止されてしまうでしょう。

強制解約になるまでの流れは?

強制解約になるまでの流れは、携帯会社によって違ってきます。 auの場合は、どのような流れで強制解約までいくのかを、詳しく把握しておきましょう。

督促状が届く

支払日に支払いができなければ、督促状が届きます。 督促状には支払い金額や期限が記載されているので、期限までに指定の金額を支払うようにしましょう。 督促状をうっかり捨ててしまった、などということになってもショートメールでもメッセージが入ってくるので、確認ができます。 必ず確認して、過不足なく支払うようにしてください。

回線停止

督促状が届いても、支払い期限までに支払いができなければ回線が停止されてしまいます。 基本的には、はじめの支払い日から約2週間ほどで回線が停止されてしまいます。 回線が停止されると、通話もメールもできなくなってしまうでしょう。 ただし、支払いをすれば回線は使えるようにしてもらえるので、早めに支払うことをおすすめします。

au関連のサービスが使えなくなる

auの場合、携帯電話の回線が停止するだけでなく、au関連のサービスはすべて使えなくなってしまうでしょう。 そのため、インターネットなどもすべてauを活用しているという人は、すべての通信手段が使えなくなってしまう可能性があるので、注意が必要です。 ちなみに電話料金と合算で支払いをすることができるauかんたん決済も、利用できなくなります。 このサービスは、回線停止まで待たずに支払い期限が1日でも遅れると利用不可です。

強制解約になる

回線停止になっても全く支払いをしない、auに連絡もしないとなれば、やがて強制解約になってしまいます。 強制解約になるまでの期間は携帯会社によって決まっていますが、auの場合は支払いを滞納してから2カ月となっています。 もちろん強制解約をしたからといって支払いの義務がなくなるわけではなく、支払いはしなければなりません。 支払いをしても強制解約までなってしまうと、ブラックリストには登録されてしまうので、個人としての信用も失ってしまうことになります。 クレジットカード払いにしている場合は、携帯会社のブラックリストだけでなく金融機関のブラックリストにも登録されてしまうため、さまざまな場面で不利になってしまうでしょう。 また、支払いに活用していたクレジットカードも使えなくなってしまいます。

全額一括請求される

携帯電話端末の残債などがあれば、それらも合わせてすべて一括で支払わなくてなならないので注意が必要です。 一度強制解約まで行ってしまうと、話し合いをしても基本的には分割にしてもらうことができません。 そのため、全額一括で支払うことができないという場合は、滞納しないように気を付ける必要があります。

裁判になる

強制解約になっても支払いをしないのであれば、訴訟を起こされて裁判になってしまうでしょう。 裁判になると強制執行がされるので、給与や預金なども差し押さえられてしまいます。 そこまで行くと周りにも知られてしまうし、生活にも支障が出てきます。

滞納料金の支払い方法は?

滞納料金の支払い方法には、コンビニ払いやショップでの支払いなど全部で4つくらいあるので、自分の支払いやすい方法を選ぶことができます。 ここでは、支払い方法について詳しく解説するので、自分に合った支払い方法を選ぶようにしましょう。 また、支払いをする前には、必ず料金の確認をしなければなりません。 料金の確認はauに電話をするか、My auアプリから確認することができます。

1:コンビニ払い

支払いをする場合は、コンビニ払いをすることができます。 コンビニ払いであれば、どこのコンビニでも可能なので、支払いやすいでしょう。 コンビニで支払う場合は、auから届いた振込用紙を持っていく必要があります。 もし振込用紙をなくしてしまった場合は、My auにログインして手続きをすると、コンビニで支払うことができます。 ただし、コンビニによって支払い方法が違ってくるため、支払い方法を確認しておくといいでしょう。

2:auショップでお支払い

振込用紙は、コンビニだけでなくauショップで支払いをする場合にも使うことができます。 振込用紙をなくした場合でも、auショップであれば問題なく支払うことができます。 ただし、振込用紙がない場合には、本人確認書類を持っていかなくてはなりません。 本人確認をすることで、支払い金額なども確認できるので、自分で確認するのが面倒、振込用紙をなくしてしまったという場合には、auショップで支払うのがおすすめです。

3:クレジットカードで支払い

未払い金を支払う場合には、クレジットカードでの支払いも可能です。 しかし、クレジットカードの場合は、後日クレジットカード会社からの請求が来ることは、覚えておきましょう。 いつ請求が来るのかを確認しておかなくては、今度はクレジットカードが未納になってしまう可能性があるので要注意です。 クレジットカードで支払う場合には、My auにログインしましょう。 My au TOP(ご利用料金)にアクセスすることで、クレジットカードですぐに支払うことができます。

4:銀行で支払い

銀行、もしくはインターネットバンキングで支払いをすることもできます。 振込用紙さえあればATMでの支払いも可能なので、銀行が近くになくてもATMさえあれば問題はありません。 もしも振込用紙をなくしてしまったなら、銀行に行ってお客様番号や確認番号、就農機関番号を持っていくと、支払いが可能です。 どの番号もMy auで確認できます。 また、インターネットバンキングに登録しているのであれば、銀行まで行く必要がありません。 My auで手続きをすると、インターネットバンキングでそのまま支払いが可能です。

auの強制解約後はどうなる?

強制解約されたから縁も切れて終わり、と考えている人もいますが、それは間違いです。 たとえ強制解約されたとしても、料金のすべてを生産しないと縁は切れず、逆に不利益を被ることになるでしょう。 未払いの料金を踏み倒すことはできないため、日常生活に支障が出るレベルのリスクを背負う前に、きちんと生産しておくのがおすすめです。

遅延損害金・延滞利息

auが強制解約になっても、滞納している料金はきちんと支払うのが義務です。 しかし、料金は常に同じ、というわけにはいきません。 なぜかといえば、支払いが遅れれば遅れる分だけ遅延損害金・延滞利息が発生するからです。 遅延損害金は、スマホの端末代金の支払いが遅れると加算される利息であり、年間3%の利息が付きます。 とはいえ、年単位で計算されるわけではなく、支払い日から実際に支払う日までの分が計算されて加算されることになります。 年間3%なら大したことないだろうと考えるかもしれませんが、余分な金額であることは間違いありません。 また、延滞利息の方はauの携帯利用料金の支払いが滞納されたときに発生する利息です。 こちらは年間で14.5%とかなりの金額を支払わなければなりません。 基本的には支払い日の翌日から加算されていき、支払い日の前日までとなっています。 どちらにしても、無駄に支払わなければならないお金になります。 支払い日にきちんと払っていれば、これらのお金を払う必要はないからです。 できるだけ無駄をなくしたい、と考えているなら利息が発生するような事態は避けるようにしましょう。

新規契約ができない

auで強制解約となってしまうと、その後auで契約したいと思っても契約できなくなってしまいます。 なぜなら、一度強制解約までなってしまったことで、信用がなくなってしまうからです。 審査をする目的も、支払い能力があるかどうかを確認するものです。 強制解約しているということは、支払い能力が危ぶまれるということであり、2度目の滞納がある可能性も大きいでしょう。 そのため、新規の契約審査には通らない可能性が高いです。

ブラックリストに掲載される

ブラックリストに掲載されるのも、auを強制解約されてしまったからです。 リストに掲載されるということは、信用を失ってしまうということでもあります。 また、リストは共有されているので、同じリストを見ることができる会社であれば、滞納や未納があることがばれてしまうでしょう。 そうなると、au以外であっても契約することができなくなってしまうわけです。 結果的に携帯電話を持つことができなくなる可能性もあるため、注意が必要です。

財産差し押さえの危機

最終的に行きつくところは、財産の差し押さえです。 auとしても、滞納されたままでいることはできないため、裁判所での強制執行を活用することで、未払いのお金を回収することになるでしょう。 そのため、「ずっと連絡を無視していたら払わなくてもいい」などということは、考えない方が良いです。 日常生活に支障が出るだけでなく近隣にも知られてしまうので、よほどのことがない限り、きちんと支払いをするか、無理なようなら弁護士に相談するなどしてできるだけ強制執行がされる前に解決するのが得策です。 裁判になる場合や差し押さえになる場合にはきちんと事前に通達が来るため、そうなる前に何とかしてみてください。

auが強制解約になったらだれでもモバイルがおすすめ

auが強制解約になってしまったら、他社での契約も難しくなってしまいます。 なぜなら、携帯会社は不払い者の情報をリスト化して、ほかの会社と共有しているからです。 つまり、他社で未払いのまま強制解約をされているという人は、ほかの会社でも契約することができません。 なぜなら、支払い能力に信用が置けないからです。 ボランティアで回線を貸し出しているわけではないため、支払いができない人とは契約することはできません。 とはいえ、携帯電話がないと困るという人も多いでしょう。 そういった場合におすすめなのが、だれでもモバイルです。だれでもモバイルであれば、審査がありません。 審査がなく携帯を契約できるところはめったにないので、どうしてもほかで契約することができないという人にはおすすめです。 そのほか、クレジットカードがなくても契約できるため、金融機関の信用情報に傷がついている人にもピッタリといえます。