生活保護でもSIMの契約は可能?申し込み時の注意点も解説

生活保護であっても、スマホがあるのとないのとでは、できることに違いが出てきます。

そのため、生活保護でSIMが契約できるならぜひしたいという人も少なくないでしょう。

とはいえ、クレジットカードを持っていない、携帯ブラックに登録されているという人もいます。

本記事では、そういった人も契約しやすい格安SIMも紹介します。

生活保護でも格安SIMの契約はできる

生活保護だからといって、携帯電話の契約ができないということはありません。 たとえ生活保護を受けていたとしても、きちんと契約して支払いができれば、問題なく契約はできます。 そもそも、携帯電話がなくては連絡を取ることもできない場合もあるため、どちらかといえば、携帯があったほうが良いのです。 そのため、契約することがいけないということはありません。

生活保護で格安SIMの契約をするときの注意点

生活保護でも携帯の契約はできますが、いくつか注意点があります。

どのような点に注意するべきなのかを、詳しくみていきましょう。

注意点①クレカ以外の支払いができるところを選ぶ

生活保護を受けていると、クレジットカードがないという人もいるでしょう。

そのため、クレジットカード払いが必要な携帯会社は、契約できません。

携帯会社の中にはクレジットカードでの支払いしかできないところもあるため、事前に支払い方法を確認するようにしてください。

手数料に注意

クレジットカード払いができないときには、口座振替やデビッドカードでの支払いができる会社を選ばなくてはなりません。

しかし、口座振替などにする場合、手数料がかかるところもあるので、注意が必要です。

理想は、口座振替ができて、なおかつ手数料が引かれないところです。

手数料があるかどうかも、支払い方法を確認したときについでにチェックしておくといいでしょう。

口座振替の場合は残高不足に注意

支払い方法が口座振替にできるところも多くありますが、その際、必ず残高をチェックしておかなくてはなりません。

口座振替の手続きをする際に、残高が足りなければ口座振替の手続きができない場合もあるからです。

問題なく契約を進めるには、口座に多めに現金を入れておく必要があります。

注意点②端末を用意

端末は、自分で用意しておくのがおすすめです。

契約したい会社がどの回線を使っているかを事前に調べて、使える端末を確認しておきましょう。

確認もしないで「気に入ったから」と好きな端末を購入して持っていっても、残念ながら使えない場合があるからです。

そのため、必ずどのような端末であれば使用できるのかを、確認してから端末の購入をするようにしてください。

中古で購入

端末は、新しいものを購入しようとすれば、10万円前後します。

高いものでは20万円を超える端末もあり、なかなか一括で購入できる金額ではありません。

一括で購入できなければ分割審査を受けることになり、クレジットカードなども必要になってきます。

そのため、中古屋などで安い携帯を購入するのをおすすめします。

中古であれば1万円前後の携帯も販売されているので、現金でも購入することができるでしょう。

注意点③契約できるプランに注意

生活保護を受けて居るなら、契約できるプランにも注意する必要があります。

格安SIMの中には、プランが一つだけしかないというところもあります。

そういったところでは、必要以上のデータ量があり、月額料金も高めになってしまった、などということもあります。

プランが豊富にあり、必要最低限の機能をつけられるところを選ぶようにしましょう。

オプションはつけない方がいい

携帯電話を購入するときには、さまざまなオプションも紹介されます。

しかし、必要最低限のプランにしておかなければ、月額料金の支払いができなくなってしまうこともあります。

とくに、生活保護を受けている場合は、毎月の収入が限られているため、なるべくオプションの契約はせずにおきましょう。

必要な場合はつけるのもいいですが、不要なオプションは月額料金を高くするだけだからです。

月額料金は、支払える範囲に収めることが重要です。

音声通話は契約できないこともある

月額料金によっては、音声通話は契約できないこともあるでしょう。

音声通話よりも、データSIMの方が安い場合があるからです。

しかし、データSIMを契約しておけば、アプリなどを活用することで通話が可能になります。

そのため、金額の折り合いがつかなければ無理に音声通話を契約することなく、データSIMだけにしておきましょう。

注意点④登録完了まではコンビニ払い

契約しても、口座振替にした場合は手続きが完了するまではコンビニ支払いをしなければならない場合もあります。

「口座振替になっているから」と、請求書が来ても支払いをしないままにしていると、あっという間に携帯電話を止められてしまうでしょう。

一度滞納や回線停止になってしまうと、今後ほかの会社でも契約できなくなってしまう可能性があります。

そのようなことにならないためにも、請求書が来たらすぐに支払うようにしてください。

生活保護でも契約できる格安SIM9選

「生活保護だと契約できないのではないか」「契約したくても月額料金が高いと払えない」という人もいます。

しかし、格安SIMなら審査がゆるいため他社とトラブルがあってももんだなく契約できます。

ただし、どこの格安SIMでも契約できるというわけではありません。 ここでは、おすすめの格安SIMについて詳しく解説します。

①mineo

mineoは、4種類のデータ容量の中から、自分に合ったものを選ぶことができます。

3GBからというところが多い中で、1GBのプランがあるのがポイントです。

データ容量が多ければ、翌月に繰り越すことができるので、無駄になることがありません。

何より、データを使い切ってもフリータンクという制度があるのがほかとは違う特徴です。

フリータンク制度を活用することで、データ容量が少し足りない、といったときに借りることが可能です。

審査に関しても厳しくはないため、生活保護でも契約できる可能性は十分にあります。

②LinksMate

LinksMateは、プラン数が非常に多いのが特徴です。

さまざまな組み合わせに対応できるため、なるべく安く必要な機能だけを残したい、という人にぴったりです。

端末の販売もあるため、携帯審査と分割審査の両方がありますが、審査自体は1日程度で終了するため、そこまで厳しい審査にはなりません。

そもそも他社でトラブルがあったとして、不払い者情報網に加盟していないため、知ることもできません。

つまり、携帯ブラックであっても、問題なく契約できる可能性が高い格安SIMというわけです。

そのため、生活保護の人でもおすすめできます。

また、支払い方法に関してはクレジットカード払い以外にもLP支払いが可能なのもポイントです。

契約初期費用も必要ないため、なるべく費用を節約したいという人にもおすすめです。

③トーンモバイル

トーンモバイルは、わずか1,100円でさまざまなサービスを受けることができる格安SIMです。

動画以外のデータ容量無制限、使い分けができるように電話番号も2つ貰えます。

動画を見たいときもある、という人にはチケット制になっているので、必要な分だけ購入でき、無駄なく動画を見ることができます。

毎月1GBの動画チケットがついてくるため、生活保護を受けていて余裕がないという人はその範囲内で動画の視聴をすることをおすすめします。

また、トーンモバイル独特のサービスであるTONE Laboに無料参加することで、多くの特典を受けることができます。

たとえば5G対応の短丸が2万円程度で購入できる・オンライン健康サービスが受けられるなどです。

審査も厳しくないので、よほどのことがない限り、落ちることはないでしょう。 まずは一度、相談してみてください。

④ahamo

ドコモの格安プランであるahamoには、20GBのプランしかありません。

選ぶ余地はないものの、どうしてもデータ容量が必要という人にはおすすめです。

月額料金も2,970円と安く、余分なオプションがないのも魅力です。

音声通話も5分までは無料でできるため、安心して電話をすることができます。

ドコモの格安SIMであるため、安定した回線を使えるのもうれしいメリットです。

当然速度も速く、最大1Mbpsまで出ます。 契約審査と分割審査の2種類がありますが、審査自体は厳しくはありません。

過去にドコモともめたことがなければ、大丈夫でしょう。

契約しに来ている人が多ければ審査に時間がかかってしまうこともありますが、基本的には1~3日程度で終わります。

他社で滞納などのトラブルがあったという人も審査を通過したことがある、という話もあるため、よほどのことがなければ、落ちることはないでしょう。

ただし、入力の不備や書類の不備には注意が必要です。

⑤ワイモバイル

ワイモバイルは、ソフトバンクの格安SIMです。

そのため、回線が安定しているのがポイントで、ストレスなくネット検索などができます。

プランはシンプルS・シンプルM・シンプルLの3つで、それぞれオプションをつけることで少しずつデータ量をアップさせることができます。

しかし、生活保護を受けているのであればデータ量をアップさせて月額料金を上げるのはやめておきましょう。

基本のプランだけにしておき、なるべく月額料金を抑えるのがおすすめです。

シンプルSでもデータ容量が3GBついているため、必要最低限のことはできます。

もしデータ容量が余れば翌月への繰越も可能なので、なるべく無駄遣いしないように注意してください。

⑥UQモバイル

UQモバイルは、auの格安SIMになります。

そのため、名前も知らないような格安SIMとは違って、安心して契約できるのがメリットです。

支払い方法もクレジットカードだけでなく口座振替も選べるため、クレジットカードを持っていなくても問題なく契約できるでしょう。

ただし、口座には必ず多めに入れておくようにしてください。

料金プランも3GB、15GB、25GBの3種類しかないためわかりやすく選びやすいでしょう。

審査を申し込めばその日のうちに結果が出るほどスピーディーなので、難しい審査があるわけではありません。

ただし、過去に未納や滞納がある場合や、auやUQモバイルとのトラブルがあった場合には審査に落ちる可能性があります。

何もなければ落ちる可能性は低いので、ぜひ申し込んでみてください。

⑦LINEMO

ソフトバンクにはいくつかの格安プランがあり、LINEMOもその一つです。

プランはミニプランとスマホプランの2種類がありますが、ミニプランであれば、3GBで月額990円という安さなので、もし生活保護を受けている、という人はミニプランにするといいでしょう。

さまざまなオプションをつけることができるものの、月額料金も高くなっていくので、オプションはおすすめできません。

あえてつけるとしたら、通話料5分間無料オプションくらいにしておきましょう。

よく電話をしなければならない、という人にはおすすめです。

初期費用がないのがポイントではありますが、支払いがクレジットカードしか選べないため、クレジットカードを持っていなければ申し込みができません。

⑧楽天モバイル

楽天モバイルに申し込めば、月額基本料金で1〜3GBまで1,078円という安さで使用することができます。

Rakuten Linkアプリを使用することで通話料も無料にできるため、通話に使いたいなら余分な料金がかからない楽天モバイルがおすすめです。

安定した通信回線と、国内最大1Mbpsという速度が魅力的な格安SIMであり、支払いがクレジットカード以外にも口座振替やデビッドカード、ポイント支払いを選ぶことが可能です。

審査は契約審査と分割審査の2種類があるものの、わずか1日で審査が終了することから、そこまで厳しい審査はされないでしょう。

入力書類の不備にだけ、気を付けていてください。

だし、過去に楽天ともめたことがある、という場合は残念ながら落ちてしまう可能性が高いため、注意が必要です。

⑨エックスモバイル

docomo回線を使用しているエックスモバイルは、プランが1つだけのシンプルなものなので、迷うこともありません。

データ容量は1GB~となっていて、使用するデータ量によって料金が加算されていく仕組みです。

5分間のかけ放題がついているため、データ通信を使用しなければ最低限の料金だけで済みます。

通話料金がなるべくかからない格安SIMを探しているなら、おすすめといえるでしょう。

まとめ

生活保護を受けているからといって、携帯電話の契約ができないわけではありません。

むしろ、最低限度の文化的な生活を送るためには、携帯電話は重要なアイテムといえるでしょう。

しかし、中には審査に通らないという場合もあるので、そういった場合にはだれでもモバイルをおすすめします。

なぜなら、だれでもモバイルには、審査がないからです。 そのため、お金さえ払えればだれでも携帯電話が持てるのでおすすめです。

ぜひ一度、検討してみてください。