楽天モバイルの契約は審査がある?審査について詳しく解説

楽天モバイルだけでなく、基本的にはどの携帯会社も必ず審査をします。審査には落ちることもありますが、多くは受かります。

しかし、審査に落ちる原因を知っておかなくては、なぜ落ちてしまうのか納得ができないという人もいるでしょう。本記事では、楽天モバイルの審査に関して、詳しく解説します。審査に落ちる理由や対処法まで解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

楽天モバイルは審査が必要

カメラの無料写真 「楽天モバイルは審査が甘いというけどそもそも審査が必要ないのでは」と考えている人もいますが、そのようなことはありません。楽天モバイルでは、2種類の審査をしています。 審査では基本的に本人に間違いはないか、申込書類に不備はないのか、支払い能力があるのかなどをみられます。具体的には、契約審査と分割審査であり、それぞれ違った特徴があります。どのような審査なのかを、詳しく解説します。

契約審査

契約審査は、楽天モバイルと回線契約をするときに必要な審査です。新規契約時には必ず必要になります。また、他社からの乗り換えや機種変更などをするときにも、契約審査が行われます。 契約審査に落ちてしまうと、楽天モバイルは使えません。そのため、契約審査に通るように、申し込み前には落ちる原因などを知っておく必要があるでしょう。

分割審査

分割審査は、携帯の端末を購入する際に必要となる審査です。とはいっても、携帯端末を一括で購入できれば、とくに審査は必要ありません。審査が必要になるのは、携帯端末を分割払いするときです。 分割審査に落ちてしまうと端末が購入できなくなるので、そういったときは一括で購入するしかないでしょう。ただし、分割審査の難易度は購入する端末料金にもよるので、どの端末を購入するかが重要です。

審査に落ちる原因

サムスンの無料写真 審査に落ちる原因は、いくつかあります。原因を知ったからといって、必ず審査に通るというものではありません。しかし、原因を知っておくことで、事前に対処できることもあるため、なぜ落ちるのかを把握しておくようにしましょう。ここでは審査に落ちる原因について詳しく解説します。

携帯料金の未払い分がある

他社で、携帯料金の未払い分があるなら、審査に通ることはできません。他社だから大丈夫だろう、と安易に考えては危険です。 携帯会社は、未払いや滞納、l強制解約などの履歴を共有することができます。そのため、他社の未払いであっても楽天モバイルに知られてしまうのです。当然個人情報なので、普段から情報を閲覧できるというわけではありません。 審査のときにはチェックできるようになっていて、未払いや滞納がある人は「支払い能力がない」「信頼に足りない」と判断されてしまうことがあります。ただし、未払い分を楽天モバイルに申し込む前に支払ってしまえば、問題ない場合もあります。 もし現在使っている携帯で未払い分が残っているのであれば、すべて清算してから申し込みをするようにしてください。

クレジットカードの未払いがある

クレジットカードの未払いがある場合にも、審査に通らないことがあります。クレジットカードの場合は、信用情報機関に記録があり、信用情報に傷がついていると、審査に通りません。 基本的にクレジットカードの審査をする場合には、携帯端末の購入時における分割審査になります。とくに10万円以上の端末を購入すると審査基準も厳しくなる傾向にあるため、注意が必要です。 クレジットカードの未払いや滞納、キャッシング枠の使用などで審査に通らない可能性もありますが、もう一つ、引き落としが大きい場合にも審査が通らない可能性があります。 翌月はいつもより買い物をし過ぎて沢山引き落とされる、といった場合には、引き落としが終わってから楽天モバイルに申し込むようにしましょう。

現在進行形で借り入れが多くある

現在進行形で借り入れが多くある、という場合にも審査は通らないでしょう。なぜなら、借り入れがたくさんある人は返済だけでも大変だからです。 とても端末代や回線使用料を毎月払えるようには感じられません。携帯会社も金融機関もボランティアではないので、確実に回収できないだろう、という人を審査に通すことはできません。借入金がたくさんある場合には、すべて返済してから申し込みをしてみてください。

MNP予約番号が期限切れ

MNP予約番号が切れている場合にも、残念ながら審査には通りません。MNP予約番号は、取得日を含めて15日間しか有効期限がありません。そのため、有効期限内に手続きをする必要があります。 もし有効期限内に手続きができなかった場合には、再度、番号を取得する必要があるMNP予約番号が有効期限切れになっても何かあるわけではありません。 ただし、早めに取得するのではなく、移行手続きをする日をMNP決めて、その前日などに取得しておくのが期限切れにならなくておすすめです。 ナンバーポータビリティの制度を活用して携帯の番号をそのまま利用したいのであれば、予約番号の期限切れには十分注意しましょう。

短期間で解約したことがある

短期間で解約したことがある、というのもあまりよくありません。もちろん事情がある場合も考えられるので、1~2回程度なら問題にはされないでしょう。ただし、短期間で何度も契約と解約を繰り返している場合は、よくありません。 楽天は、いつ解約しても解約金がかかりません。解約しても違約金がかからないからといっても1~2か月単位では、楽天の印象も悪くなってしまいます。 審査のはっきりした基準や、ブラックリストに関しての情報は公表されてはいません。とはいえ、何度も契約と解約を繰り返すのはやめておいた方がいいでしょう。

過去に強制解約の履歴がある

過去に強制解約の履歴があると、契約できません。楽天モバイルで強制解約を受けたことがあると、最低でも5年間は契約ができないでしょう。強制解約を受けたことがあるというのは、携帯会社共通のブラックリストに記載されるため、他社での契約も難しいです。 もちろん、強制解約をされたのが他社であっても同じことです。他社で強制解約になった履歴が記載されていて、他社の記録がある場合には楽天モバイルでも契約できない場合があるので気を付けてください。 滞納や未払いに関しても、条件は同様です。ブラックリストに名前が載ってしまうと、携帯ブラックだけでなく金融ブラックの方も最低5年は待たなくてはなりません。

書類に不備がある

提出した書類に不備がある場合も、審査に落ちてしまうでしょう。たとえば、本人確認証の写真がブレている・ピンボケしている・端が切れているなどです。そのほか光が反射しているというのもあります。 また、氏名や住所の部分が見えづらい、記入した書類と情報が違っているなどといった場合もあるでしょう。また、必要書類を送り忘れている、公共料金の明細の場合は家族名義のものを送ってしまったなども良くあります。 名前が漢字ではなく、カタカナ表記になっているだけでNGの場合もあります。運転免許証や保険証などの裏表があるものは、とくに記載がなくても裏表両方送っておくほうがいいでしょう。また、写真を撮るときには端が切れないように注意しましょう。 そのほか、必要事項を記入するときに気をつけたいのが、感じで書くべきところをひらがなで書いている、ひらがなやカタカナ、ローマ字など記入の形式が違っている、数字を半角のところを全角で打ち込んでいる、ローマ字の大文字と小文字を間違えているなどです。 ちょっとした書き方で審査に通らない場合があるので、書類の書き方には注意してください。

複数回線申し込んでいる

複数回申し込んでいる場合は、審査に通らない場合があります。楽天モバイルで契約を繰り返している場合もそうですが、5回線以上の回線を一度に申し込んだときにも、注意が必要です。1つの楽天IDで申し込める回線は、5つまでです。 そのため、5つ以上申し込んでいると、残念ながら審査には通りません。回線が規定以上にオーバーする分は、ほかの人に申し込んでもらうようにしてください。

10万円以上する端末を分割払い

10万円以上する端末を、分割払いするときにも審査に落ちやすいです。10万円までであれば、そこまで審査は厳しくありません。せいぜい名義や本人確認書類の確認、記載されていることに間違いはないかなどを調べる程度です。 もちろん必ずしもそれだけとは限らず、実際のところ少々厳しく審査することもあります。とはいえ、それでも10万円までの携帯端末であれば、審査しないことも多くあります。 しかし、10万円を超える端末であれば、審査は厳しくなって、「支払い能力があるのか」をよりしっかり見定めることになります。そのため、10万円以上する端末の分割申請をしたら、収入や勤め先なども申告しなければなりません。 勤め先がない場合は、もとより契約することができないこともあるため、注意が必要です。審査に落ちるかもしれない、と不安を抱えているのであれば、ひとまず端末を10万円以下のものにしておきましょう。

審査に落ちないために事前にしておくこと

ポケットの無料写真 審査に落ちないために、事前に何をしておく必要があるのかを考えておきましょう。審査基準ははっきりと公開されているわけではありませんが、少なくとも「このような行動をしたら落ちる」とある程度予測できる部分もあります。 審査に落ちないために準備をしておくことで、よりスムーズに審査を終わらせることができるでしょう。ここでは、審査に落ちる原因から、どうすれば審査に受かるのかを詳しく解説します。

書類のチェック

書類のチェックは、必ずしましょう。不安があるなら2回くらいきちんと見直すことで、不備がないかをチェックできます。 必要な書類はそろっているか、顔写真は切れていないか、記入した情報と書類の情報があっているかなどを詳しくチェックしてから送ると、書類の不備で返ってくることはないでしょう。 とくに写真は重要で、うまくとれていなければ再度アップロードしてほしいとメールで通知が来てしまうので、注意が必要です。また、公共料金の明細を送るときには、表示されている名義や住所にも気をつけなければなりません。 書類に関しては、全体的にしっかりと見て、問題がないようなら写真に撮って送りましょう。裏と表がある書類は、必ず両方を写真にとる必要があります。書類の書き方に関しては、カタカナ・ひらがな・数字が半角・全角などの部分に気を付けてみるようにしましょう。

MNPの有効期限に余裕が必要

MNPの有効期限には、余裕が必要です。一応取得日から15日間とはなっていますが、日々を過ごしていると15日はあっという間に過ぎてしまって、気が付いたら期限が切れていた、などということもあります。 再度取得することはできますが、何度も同じことではかけづらいという人もいるでしょう。そのため、有効期限に余裕があるうちに、早めに手続きを済ませるのがおすすめです。

一括で購入

端末を一括で購入することで、分割審査に通るどころか、審査自体をなくしてしまいましょう。もちろん契約審査は必要です。しかし、分割審査がないだけでも全然難易度が違ってきます。 分割審査はしないということは、少なくとも信用機関の審査が必要なくなるということであり、クレジットカードを使いすぎていても大丈夫ということでもあります。そもそも、端末を分割購入したいから分割審査があるので、分割ではなく一括で購入すれば全く問題ないということになります。 もちろん、審査を通過できると確信があるなら別ですが、そうでなければなるべく10万円以下の携帯を購入してみて下さい。

複数回線は楽天IDを変更

複数回線を契約したい場合には、楽天のIDを変えるといいでしょう。原則として、1つのIDに5つの回線までが契約できます。そのため、IDを増やすことによってIDごとに回線を5つまで契約することができるでしょう。 ただし、いきなり5つを契約しようとすると審査に落ちる可能性もあるので、まずはお試しで1回線ずつ契約してみるのもおすすめです。

だれでもモバイルなら審査なしですぐ使える

テクノロジーの無料写真 だれでもモバイルは、審査なしで利用できる格安SIMなので、審査が不安という人はぜひ、試してみてください。審査がないだけでなく、支払いが口座振替になるので、クレジットカードを持っていなくても契約できるのが大きな利点です。 プリペイド携帯と違って本人名義で契約ができ、とくにおかしな制限や使いづらいところもありません。サポートが充実しているため、何か困ったことがあったら電話して対応してもらってください。 楽天モバイルの審査も決して厳しいわけではありませんが、やはり審査なしといわれるとそちらを選びたくなるでしょう。もしも他社で何度も審査に落ちてしまった場合には、だれでもモバイルにチャレンジしてみてください。