楽天モバイルの審査に落ちてしまった、という人は何がいけなかったのかを考えてみたことがあるでしょうか。審査に落ちる理由はそれぞれですが、書類の不備や番号の期限切れなど、ちょっとしたことであればやり直すことで十分審査に受かるでしょう。本記事では、楽天モバイルの審査に落ちた理由や、対処法などを詳しく解説します。
楽天モバイルの審査に落ちる理由
楽天モバイルを契約したいけど、審査が落ちないか不安という人も多くいます。実際に、審査に落ちてしまったという人もたびたびいます。しかし、落ちた人は特に携帯ブラックリストに載っているわけでなければ、金融ブラックでもありません。
なぜ、落ちたのか、審査に落ちる理由について把握しておく必要があります。そもそも楽天モバイルは、審査の甘い格安SIMとして有名です。
支払い方法もクレジットカードだけでなく、口座振替やデビットカード、楽天ポイントでの支払いも可能などかなり豊富であるといえるでしょう。
そのため自分に合った支払い方法が可能です。料金も他の格安SIMに比べてずいぶんと安くなっているので、携帯電話の料金をなるべく抑えたいという人にとってもおすすめといえるでしょう。
ここでは、楽天モバイルを契約したいけど審査が不安という人のために、審査に落ちる理由を解説します。
書類がそろっていない
審査に落ちる理由の一つ目は、書類がそろっていない、もしくは記入が間違っているという場合です。実際のところ、審査に落ちる大きな理由の一つが、書類の不備です。
必要な書類が足りていなかったというのはわかりやすいですが、審査に必要な書類で書いてない部分があった、などということがあるからです。
または、転居したばかりのときなどは本人確認証と住所が違ったということもあります。そのほかにも、氏名や住所自体は間違っていなくてもフリガナがカタカナで書かなければならないところをひらがなで書かれていてもいけません。
半角で書かないといけないところを全角で書いても、残念ながら審査は落ちてしまいます。書類を記入するときには、割と細かいところに気を配ることが重要です。
添付書類に関しても、公共料金の領収書が家族名義、氏名がカタカナで書かれているなどとなってしまえば、再提出が必要になるでしょう。
写真がピンボケしている
写真がピンボケしている、というのも審査に落ちる理由の一つです。本人確認をメールで行った際、写真がうまくとれていなければ、確認が取れずに審査に落ちてしまうことがあります。
写真は正面からわかりやすくとることが重要で、ピンボケや枠内に収まっていない、小さすぎるなどということになれば審査を通ることができないので注意しましょう。
MNP予約番号が期限切れ
MNP予約番号が期限切れの場合も、審査に落ちてしまいます。MNP予約番号は、取得してから、取得日を含めて15日以内が有効期限です。
期限が切れてしまうと、とくにペナルティがあるわけではありませんが、再度取得しなおす必要があります。また、MNP予約番号の名義が自信と違う場合も受け付けてもらえません。そういったときには、先に名義変更を行う必要があるでしょう。
ほかの携帯会社に未納がある
ほかの携帯会社にも未納がある場合も、審査に通らないでしょう。携帯会社は不払いや滞納、強制解約などの情報を共有しています。
参加していない格安SIMの会社もありますが、楽天モバイルは参加しています。そのため、ほかの会社での未払いがある、いわゆる携帯ブラックの人は審査に落ちてしまう可能性が高くなります。
そのほか、クレジットカードの料金の未払いや使いすぎて翌月の支払いがかなり高額になった場合も、落ちる可能性があります。
複数申し込んでいる
複数回線を一度に申し込んでいる場合も、審査に落ちやすい要因の一つです。基本的に1つの楽天IDで申し込みができるのは、5回線までです。
5回線以上は申し込むことができないため、そういった場合はほかの人が申し込むなど工夫しましょう。
また、5回線申し込むことは規約上問題ないですが、一度に申し込みをすると、審査にかなりの日数がかかってしまうことも考えられます。そのため、複数回線を申し込むときには注意が必要です。
未成年
基本的に楽天モバイルは、未成年の申し込みは受け付けてはいません。ただし、「法定代理人同意書 兼 支払名義人同意書」があれば、未成年でも申し込みが可能です。「法定代理人同意書 兼 支払名義人同意書」は、楽天モバイルのホームページからダウンロードができるため、未成年の場合は親の同意を得てから申し込むようにしましょう。
支払い方法が合わない
支払い方法が合わない、という場合もあります。クレジットカード払いしか選べないのに、口座払いがいい、ということは店側も受け入れられないでしょう。とはいえ、楽天モバイルは口座引き落としにも対応しています。
しかし、口座にある程度の現金を入れておかなければ、審査に通ることはできません。楽天モバイルは、口座振替は可能なものの審査がそれなりに厳しいので、とくに問題がなければクレジットカード払いがおすすめです。
楽天モバイルの審査に落ちないためには
楽天モバイルの審査に落ちる原因は、ある程度把握できます。楽天モバイルは、再審査も可能なので、1度駄目だったからとあきらめずに、よく書類の不備などを見直して、最新さをしてみてください。
楽天モバイルの審査に落ちないようにするためには、落ちないためには何が銃なのかを知っておく必要があるでしょう。ここでは、楽天モバイルの審査に落ちないようにするためのポイントについて解説します。
書類のチェック
書類を出す前に、必ずチェックをしておきましょう。たとえば、本人確認書類に不備がないかを送る前にチェックしなければなりません。
本人確認書類のチェックポイントは、画像が不鮮明だったり、画像の端が切れていたりしていないかどうかや、きちんと全体が見えるようになっているかどうかという点です。
また、氏名や住所がはっきり見えていて文字がぼやけていないこと、光の反射で見えなくなっている箇所がないことも重要です。運転免許証や健康保険証など、裏面がある本人確認証は、裏面に記入がなくても念のため撮影して一緒に送るようにしましょう。
入力した個人情報が、添付した書類と違う場合は確実に審査に落ちてしまうので、住所や氏名などに間違いがないかきちんと確認しましょう。
もっとも気を付けたい点は、フリガナがひらがなになっていないか、数字が全角・半角を間違えていないかなどといった点です。書類の不備で審査に落ちても再審査の申請は可能なので、不備がないように2～3度チェックしてから申し込みをしてみてください。
残債や未納があれば支払っておく
残債や未納があっても、楽天モバイルの契約が難しくなってしまうでしょう。 そのため、現在使っている携帯電話の端末代の残債や未納があるようなら、楽天モバイルに申し込みをする前にすべて支払っておきましょう。
未納分や端末代金の残債を残している場合には、楽天モバイルを申し込んでも審査落ちしてしまう可能性が高いからです。金銭トラブルは、早めの処理が重要です。
MNP予約番号の有効期限に注意
MNP予約番号には、有効期限があります。番号は取得したから、いつ申し込んでも大丈夫、と思って油断していると有効期限が切れて再度取得し直し、などということにもなりかねません。
MNP予約番号の有効期限は、取得日を含めて15日間あるため、早めに手続きを進めるようにしてください。
楽天モバイルの審査とは
楽天モバイルには、どのような審査があるのかが重要です。申し込み条件や審査基準などについて詳しく把握しておきましょう。ここでは、楽天モバイルの審査について、詳しく解説します。
申し込み条件
楽天モバイルの申し込み条件は、いくつかあります。一つ目は、楽天の会員であることです。契約内容にかかわらず、楽天会員になっておかなくては楽天モバイルの審査ができません。そのため、事前に楽天会員になっておく必要があります。
楽天会員になるのは特に手間がかかるようなものではありませんが、そのときに入力する個人情報と後で申し込む楽天モバイルの個人情報が必ず一致するようにしておきましょう。
そのほか、本に確認書類の情報に間違いがないかも、必ずチェックしてから送信する必要があります。そのほかの申し込み条件としては、クレジットカードが契約者本人と同じ名義であるのか、MNP予約番号も同じ名義人であるのかどうかが重要です。
名義が違っていては、申し込みができないので注意しましょう。申し込みをするのが未成年である場合は、必ず親の同意書と捺印をしてもらった書類を手に入れておくのが、申し込み条件です。
審査基準
楽天モバイルの審査で最も重要視されるのは、支払い能力です。とにかく、支払い能力さえあれば、ほかのことはそこまで重要ではありません。そのため、これまで料金を滞納したことはないか、大きな借金はないかなどといった部分もチェックされます。
当然、他社で強制解約になった履歴はないかという部分もみられるでしょう。そのほか、申し込みが正確であるかどうかも重要な審査基準の一つです。そのため、本人確認書類に不備がないか、本当に申し込んできたのは本人かどうかもしっかり確認されます。
もしも実際の情報と申込内容に差異があったなら、審査に通ることができなくなってしまうでしょう。
また、会員登録をした時の情報との違いも、ないようにしなければなりません。かといって審査基準が厳しいというわけではなく、とくにトラブルがない場合は、問題なく審査を通過できます。
審査にかかる時間
審査にかかる時間は、人によってかなり違いがあります。早い人はもう新婚で1時間以内に回答が来ます。そのため、審査が速かった、と感じている人が多くいるでしょう。しかし、逆に遅くなった、という人は1週間程度待つこともあります。
審査の時間には随分と差があるものの、理由は知らされません。最長で2週間程度審査に時間がかかることもあるため、気長に待つしかないでしょう。繁忙期に申し込みをすると、かなり時間がかかることも考えられます。
ただし、2週間以上経過しても連絡がこない場合には、楽天のカスタマーサービスに問い合わせてみるようにしましょう。
まれに、携帯電話の設定上の問題で迷惑メールに通知が振り分けられてしまうこともあるため、カスタマーサービスに電話を掛ける前に一度、迷惑メールフォルダを見てみてください。
審査落ちはメールでわかる
審査に落ちたかどうかは、メールを確認するとわかります。審査に通った場合は、申し込み完了のメールが届くので、そのまま手続きを進めてください。審査に落ちた場合は、申し込みはキャンセルになったというメールが届きます。
この場合、キャンセルになる理由まではメールでは送られてきませんが、滞納や借入金、他社でのトラブル、口座の残高不足など思い当たることがある、という人もいるでしょう。
ちなみに、本人確認書類に不備があった場合は、その旨の通知が来るので、再度アップロードしましょう。本人確認書類の不備であれば再アップロードして送信すれば、申し込みが完了する可能性が高いです。
楽天モバイルの審査に関するQ&A
楽天モバイルの審査に関する質問や疑問があるけどなかなか聞けない、という人も多くいます。そこで、ここでは楽天モバイルの審査に関する質問や疑問の中でよくあるものを2つ選んでみました。聞きたかったけどなかなか聞けなかった、という人はぜひ、参考にしてみてください。
落ちた理由は教えてもらえる？
審査をして申し込みがキャンセルになった旨のメールが来た時に、落ちた理由を教えてもらえるのかは、気になるところです。心当たりがあるのならそうでもありませんが、全く心当たりがないのに落ちてしまった、という場合もあるでしょう。
そんなときに理由がわかっていれば、他社の格安SIMを申し込むときにやりやすいからです。しかし、実際のところはっきりした理由までは、教えてもらうことはできません。クレジットカードの申し込みなどと一緒で、縁がなかった、と思うしかないでしょう。
審査なしの場合もある？
楽天モバイルは格安SIMだから審査はないだろう、と思っている人もいますが、それは間違いです。楽天モバイルでは、契約審査と分割審査の2種類が必ず行われます。
契約審査は、楽天モバイルに加入するための審査であり、新規契約やMNP契約、機種変更などのときに行われます。
つまり、申し込むとほぼ確実に行われる審査といってもよいでしょう。分割審査は、携帯電話の端末を分割で購入する際に受ける審査です。
端末を一括購入することによって、受ける必要がなくなります。また、10万円以下の端末であれば、そこまで厳密な審査はされないため、よほどの事情がない限り、問題なく審査に通るでしょう。
ただし、端末が10万円を超える場合には、年収などを記入しなくてはならず、審査もかなり厳しくなってきます。
審査なしで携帯を契約したいならだれでもモバイルがおすすめ
もしも審査なしで携帯電話を契約したいというのであれば、だれでもモバイルがおすすめです。だれでもモバイルは、本人名義の携帯電話を制限などせずに通常契約してくれる割に、審査がないためだれでも契約できるのが特徴です。
携帯外車のブラックリストに載ってしまってほかでは契約ができない、といった場合でも、身分証と銀行口座さえあれば問題なく契約できます。もしも楽天モバイルの審査に通らなかった場合には、だれでもモバイルを契約してみてください。
