携帯が強制解約されるのはどんなとき?

携帯が強制解約されたという人は、その理由をしっかり理解しておく必要があるでしょう。また、強制解約されることで、どのような影響があるのかも、確認しておきましょう。

本記事では、携帯電話を強制解約された原因や対処法について詳しく解説します。携帯が強制解約されてしまったという人はぜひ、詳しい理由を確認してみてください。本記事では、携帯が強制解約される理由や対処法について詳しく解説します。

携帯が強制解約されるまでの流れ

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携帯は、未払いだからといってすぐに強制解約されるというものではありません。強制解約されるまでに、いくつかの手順を踏むことになります。まずは強制解約までの流れを知っておき、強制解約にならないように注意する必要があります。

携帯料金を滞納する

携帯料金を滞納することが、強制解約への第一歩といえるでしょう。払うべきときに支払いがない場合は、料金未払いということになってしまいます。といって、口座にお金を入れ忘れることもあるでしょう。支払いを1回忘れたからといっても、すぐに何かがあるわけではありません。

督促状が送られる

料金の支払いをしていなければ、督促状が届きます。どの携帯会社なのかにもよりますが、大体支払日から約1週間前後で届くと思ってよいでしょう。督促状には、振込用紙が入っています。

期限も記載されていて、期限までに支払わなければ携帯が利用停止になる旨が記載されています。この時点でさっさと支払えば問題ありません、督促状を無視してしまうと、利用停止のお知らせが届いてしまいます。

回線停止

利用停止のお知らせに合った期限までに料金が支払われないと、回線が停止されてしまいます。回線が停止されるということは、料金を支払っていない会社の電話やインターネットなど通信関係はすべて利用できなくなるということです。

強制解約

利用停止になってもまったく料金を支払わなければ、2~3か月程度で強制解約となってしまいます。強制解約になる前に携帯会社へ連絡することで話し合いをすることもできますが、何もしなければそのまま解約され、携帯電話が使えなくなってしまうでしょう。

強制解約になると、端末代金の残債があった場合、その料金も回線利用料未払い分と一緒に請求が来ます。

裁判

裁判までなることはめったにありませんが、悪質な場合や金額が多い場合などは裁判所に訴えられることもあるため、注意が必要です。

裁判にまでなると、給与から不払い分や端末の残債分が天引きされる、家具などを差し押さえられるなども考えられます。そのようなことにならないためにも、強制解約の時点で会社側と話し合うようにしましょう。

料金を滞納したときの対処法

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料金を滞納したときには、どうすればいいのでしょうか。すぐに払えないときなど、つい督促状を無視してしまうこともあります。しかし、督促状を無視し続けると、良くありません。ここでは、料金を滞納してしまったときの対処法について詳しく解説します。

滞納分を一括で支払う

もし、お金があるなら滞納分は一括で支払いましょう。残しておいても、良いことはありません。遅れれば遅れるだけ利息が付き、余分に払わなくてはならなくなります。

また、不払いや滞納、強制解約などになると経歴にも傷がついてしまい、トラブルを起こした携帯会社は当然、次から契約することもできなくなってしまいます。

それだけでなく、情報が共有されるため、ほかの携帯会社でも契約ができなくなるでしょう。そのようなことにならないためにも、お金があるならすぐに支払うのがおすすめです。

携帯会社からの連絡に応じる

今はなくても、給料日になったら支払える、というときもあるでしょう。そういったときには、督促状を無視するのではなく、必ず携帯会社に連絡を入れましょう。いつなら支払える、ということをはっきり伝えて、待ってもらえるようにしましょう。逃げずに話し合いをすることによって、強制解約は免れる場合があります。

支払いが難しいなら弁護士へ相談

支払いがどうしても難しい、という場合は弁護士に相談してみてください。弁護士を通して交渉してもらい、携帯を解約する・分割で少しずつ支払うようにするなどの処置を講じてもらいます。無理なく返済できる金額で、交渉をしてみてください。

携帯の料金を滞納したときのリスク

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携帯の料金を滞納したときには、いくつかのリスクがあります。料金を滞納してもペナルティーが一切ない、などということはあり得ません。どのようなリスクがあるのかを、詳しく解説します。

遅延損害金の発生

料金を滞納すると、遅延損害金が発生します。いわゆる利息のようなもので、滞納期間が延びれば伸びるだけ、損害金の額も増えていってしまうでしょう。そのため、普通に支払うよりもかなり多く支払うことになります。

ブラックリストに名前を追加

ブラックリストにも、名前が追加されてしまいます。回線の支払いを滞らせてしまうと、携帯会社共有のブラックリストに名前が記載され、5年間程度は名前を消すことはできません。

ブラックリストに名前が載るということは、少なくともトラブルを起こした携帯会社との契約はできなくなります。また、ほかの多くの携帯会社と共有している情報であるため、ほかの会社で新しく携帯電話を契約しようとしても、できません。

契約審査に通らなくなってしまうからです。携帯会社もボランティアではないため、支払い能力が疑わしい人や信頼できない人と契約することはできません。そのため、ブラックリストに掲載されてしまうと、回線契約自体が難しくなってしまいます。

銀行口座や財産の差し押さえ

強制解約にまでなって、それでも支払わないでいると裁判所に訴えられる可能性もあります。必ずというわけではありませんが、実際に裁判所に訴えられた事例もあるため、注意が必要です。

裁判所に訴えられてしまうと、銀行口座や財産の差し押さえをされる可能性があります。財産を差し押さえられるだけならともかく、返済分を給与から天引きになる場合も考えられるでしょう。そのため、携帯料金は滞納しないことをおすすめします。

新規契約が難しい

携帯電話だけでなく、インターネットなども新規の契約が難しくなる場合があります。滞納となってしまうと、「支払い能力がない」と思われてしまうということです。

支払い能力がないとされてしまうと、回線契約をしても支払ってもらえない可能性が高くなり、そうならないためにはじめから契約自体ができないというわけです。

そのため、新規での契約は難しくなってしまうでしょう。もちろん情報を共有している多くの携帯会社で、携帯電話の新規契約ができません。

本体代金を一括請求

本体代を一括で支払わなければならない場合も、考えられます。本体代は、10万円を超える高額な機種も珍しくありません。

そのため、多くの人が分割で支払っているでしょう。しかし、回線料金を滞納し続けて強制解約にまでなってしまうと、本体代の残債も一括請求されることになります。

審査が甘い格安SIMで申し込みしよう

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すべての携帯会社が、必ずしも大手携帯会社のように、不払い者情報を共有しているわけではありません。そのため、大手携帯会社で不払いや強制解約などがあっても審査が通る格安SIMもあります。

もしも、大手携帯会社で契約ができなくなったら、審査が甘い格安SIMを見つけて契約してみましょう。

だれでもモバイル

だれでもモバイルには、審査がありません。そのため、身分証と銀行口座さえあればだれでも契約できるのがポイントです。だからといって、審査の必要ないプリペイドのような携帯とは違い、本人名義の携帯電話を持つことができます。

サポートも充実していて、プランも多くあるので自分に合ったプランを選ぶことができるでしょう。口座振替対応なので、クレジットカードがない、持てないという人も契約できます。

携帯ブラックでも記入ブラックでも問題なく契約することは可能で、どこの携帯会社の審査も落ちてしまったというときにはだれでもモバイルに申し込めば携帯を持つことができるのが利点です。

ただし、その分料金設定は格安SIMにしては高めに設定してあります。端末の契約はなく、端末は自分で用意しておく必要があります。

イオンモバイル

イオンモバイルは、全国どこのイオンモールでも契約でき、困ったことがあれば買い物のついでなどでも相談することが可能な格安SIMです。普段からイオンモールを利用しているという人には、使いやすいといえるでしょう。

料金もかなり安く設定してあるので、携帯料金の見直しをしたいという人にもおすすめです。支払いはクレジットカードのみとなっていますが、特に難しい審査はありません。

本人確認や書類の不備程度であり、携帯会社の不払い者情報を共有していないので、ほかの会社とトラブルがあっても審査に通る可能性が大きいです。

審査自体は長くても2日程度で終了し、支払いをイオンのクレジットカードにしておけばポイントもたまるのでお得に使うことができるでしょう。

楽天モバイル

楽天モバイルは、クレジットカードや口座振替だけでなく、で簿っとカードでの支払いや楽天ポイントでの支払いを受け付けている格安SIMです。支払い方法が豊富なため、自分に合った支払い方法を選ぶことができるでしょう。

ほかの携帯会社と違って、契約初期費用が掛からないのもポイントです。もちろん、月額料金も安く設定してあり、20GB使っても月額2,000円程度なのがうれしいところといえるでしょう。

審査も厳しくはなく、基本的には本人確認証と名義に違いがなく、書類に不備がないとなれば落ちることはそうそうないでしょう。審査基準はとくに公開されてはいませんが、審査自体は1日程度で終わるので、ぜひ一度申し込んでみてください。

リンクスメイト

リンクスメイトは、プラン数が非常に豊富な格安SIMであり、自分に合ったプランを選ぶことができます。できるだけ細かくプランに注文を付けたい、という人の要望にもこたえられるでしょう。

携帯料金の不払いや滞納者情報がわかるTCAやTELESAには不参加なので、リンクスメイトで不払いや滞納がなければ、審査自体には問題がないでしょう。他社で強制解約になっていても、リンクスメイトでは審査を通すことができます。

支払い方法はクレジットカードかLP支払いのどちらかを選択できます。契約初期費用もかからないので、契約時の費用を抑えたいという人にもおすすめです。過去にほかの携帯会社で強制解約になったことがあるという人は、ぜひ試してみてください。

BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルは、データ通信量によって料金が変わるタイプの格安SIMです。契約審査と分割審査の両方がありますが、審査は大手ほど厳しくはありません。BIGLOBEの会員であれば、インターネットと合算で料金の支払いができます。

BIGLOBEの会員でなければ、クレジットカードからの引き落としです。「エンタメフリーオプション」を提供しているので、ストリーミングサービスなどを料金を気にせずに楽しみたいという人にはおすすめといえます。


本人確認に問題がなく入力間違いなどもなければほぼ1日程度で審査も終わるでしょう。BIGLOBEモバイルやインターネットの方でBIGLOBEとトラブルがなければ、審査に落ちることはそうそうありません。

LINEMO

LINEMOは、とにかく料金が安いのが魅力的な、Softbank系列の格安SIMです。プランはシンプルに2種類だけなのでわかりやすく、3GBであれば990円で使用できます。20GBとなると少々高めになって2,728円になります。

支払い方法はクレジットカードになるので、使うクレジットカードによってはポイントも貯められるでしょう。審査基準はとくに明らかにはしていませんが、ほかの携帯会社の審査よりは通りやすいです。

LINEMOでは端末は販売していないため、端末だけ先に手に入れておいてください。端末の販売がないため、分割審査はなく契約審査だけになります。

基本的に過去にSoftbank系列のお店で不払いや滞納がなく、クレジットカードの名義と契約者名義が同一であれば問題はないでしょう。

審査のないだれでもモバイルで契約しよう

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だれでもモバイルは、審査がないことを公言している格安SIMです。ほかの携帯会社では審査に落ちてしまった、という人はぜひ申し込んでみてください。身分証と銀行の口座さえあれば、18歳以上ならだれでも申し込むことができます。

サポートも充実しているので、何かわからないことがあれば聞くことができます。専門スタッフが、丁寧に質問に答えてくれるでしょう。

また、働いていれば問題はないため、正社員でなくても大丈夫です。国の認可を得ている業者であるため、怪しいこともありません。携帯が必要だけど審査に通らないと不安を感じているなら、ぜひ一度だれでもモバイルに申し込んでみてください。