携帯電話の契約をしたいと考えた時に、不安になったことはないでしょうか？
「もし審査に通らなかったらどうしよう」「本当に契約できるのか不安」などといったことを考えてしまう人も多くいます。
実際に審査と聞くと、とくに心当たりはなくても何となく不安になってしまうこともあるでしょう。
本記事では、審査に通らない理由や携帯審査がゆるい会社の特徴などを詳しく解説します。
審査が通らないからといって、必ずしも携帯が持てないというわけでないので、気になる人はぜひ参考にしてみてください。
携帯電話の契約時の審査とは？
携帯電話の審査には、3つの種類があります。 契約審査と分割審査、名義変更審査です。
それぞれどういった審査なのか、詳しくみていきましょう。
①契約審査
どの携帯会社でもあるのが、契約審査です。
契約審査は、新規契約をするときに行う審査であり、これに落ちると携帯電話を持つことができません。
中にはレンタルスマホのような審査の必要ない携帯電話もありますが、自分名義で携帯電話の契約をしたいのであれば、審査のゆるい格安SIMであっても必要になります。
とはいえ、まれにだれでもモバイルのように審査の必要ない携帯会社もあるので、どうしても審査を受けるのがいや、不安があるということであれば、そういった格安SIMを選ぶといいでしょう。
②分割審査
分割審査は、携帯電話の端末を購入するときに、分割払いを選んだらおこなう審査です。
一括払いをするときには、分割審査は必要ありません。
クレジットカード払いをすることが多く、信販会社が審査することになる場合があります。
そのため、他社からの借り入れなどがあるようなら、審査が通らない可能性もあるため注意が必要です。
③名義変更審査
名義変更の審査はめったにありませんが、親の名義から自分の名義に変えたいなどといった場合にすることがあります。
基本的に審査が通らないことはありませんが、滞納や強制解約履歴などのトラブルがあった場合には、名義変更できない場合もあります。
携帯契約時の審査に通らない理由と対処法
携帯契約時の審査に通らない理由は、滞納や強制解約だけではありません。
信用情報は問題ないはずなのに審査に落ちてしまった、という経験がある人もいるでしょう。
どういったときに審査に落ちてしまうのか、どのように対処すればいいのかなどを詳しく解説するので、今後審査を受ける際の参考にしてみてください。
理由①本人確認書類の不備
本人確認書類に不備があると、審査に通らない可能性があります。
たとえば、3か月以内に取得した書類とあるのに、半年前に取得した書類を提出してしまうと、当然通りません。
また、提出した書類と記載した名前や住所が違っている場合にも、審査は落ちてしまいます。
そのため、用意する書類に関する注意事項をしっかり確認して、書類を提出する前に必ず間違いがないかを確認するようにしてください。
理由②携帯ブラックに登録されている
携帯のブラックリスト、というものがあります。
もしも登録されてしまったら、残念ながら契約審査に落ちてしまうでしょう。
なぜなら、ブラックリストに掲載されているということは、それだけ本人の支払い能力に信用が置けないということだからです。
そういった場合は、審査のゆるい格安SIMや審査のない格安SIMを選ぶようにしてください。
理由③未払いがある
未払いがある場合にも、審査には落ちてしまいます。
なぜなら、「まだ払っていない料金があるけど新規で契約をしたい」といわれて支払いが確実にされると信じる業者はいないからです。
そのため、未払いがある場合は、一度すべて清算してから申し込むようにしましょう。
理由④過去に何度も短期解約をした
過去に何度も短期での契約と解約を繰り返している場合は、新規の契約に通らない可能性が高いです。
短期間で契約と解約を繰り返すということは、あからさまにキャンペーンなどの特典を狙っていると思われるからです。
そういった行為をする人とは、新規の契約をしたいと携帯会社も思いません。
そのため、契約や解約をするときには、常識の範囲内にしておきましょう。
携帯契約時の審査がゆるい会社10選
携帯契約時には、審査のゆるい格安SIMを探すのがおすすめです。
とくに、今支払っている携帯の料金が高すぎる、月額料金が家計にとってかなりの負担になっているという人はぜひ検討してみてください。
もちろん、審査に受かる自信がない、かなり不安という人も参考にしてみてください。
①だれでもモバイル
審査が不安、ブラックリストに載っている可能性があるという人におすすめなのは、だれでもモバイルです。
だれでもモバイルがほかのどこよりおすすめなのは、審査が全くないからです。
そもそも、携帯端末の販売をしていないので、分割審査はありません。
そのため、携帯端末は自分で別途購入しておく必要があります。
中古の形態などを購入すれば安く済むうえに分割するまでもないので、おすすめです。
しかし、携帯を新規で回線契約するときにどこの会社もおこなう契約審査も、だれでもモバイルはしません。
そのため、簡単に自分名義の携帯電話を契約することができるのが大きな魅力といえるでしょう。
また、さまざまなプランがあるため、価格重視の人もデータ量重視の人も自分に合ったプランが選べるのがポイントです。
②UQモバイル
auのサブブランドであるUQモバイルは、審査が比較的ゆるい格安SIMとして知られています。
プランは3つあり、どのプランであっても余ったデータ量を次月に持ち越すことができるため、無駄になることはありません。
毎月データ使用量が違う、といった人におすすめといえるでしょう。
音声通話料金は他社と変わりなく、30秒で22円となっています。
登録事務手数料として3,300円かかるものの、審査自体は1日以内に終了することがほとんどです。
早い場合は、午前中に申し込みをすると、その日の夕方には結果が出るので、待たされることもありません。
すぐに携帯電話を使えるようにしてくれるので、とにかく急いで携帯電話が欲しいという人にもピッタリです。
③イオンモバイル
イオンモールで契約できる格安SIMが、イオンモバイルです。
月額1,078円（税込）で3GBまで使えるのがポイントで、格安SIMの中でもかなり安いといえるでしょう。
審査はゆるく、他社との情報共有もおこなっていないので、他社で滞納や強制解約があったとしても契約できるのが魅力です。
通信速度も最大200Kbpsと、決してストレスがかかるほど遅くはありません。
支払い方法はクレジットカードのみではありますが、普段からイオンのサービスを中心に利用しているのであればポイントもたまるのでそのほうがいいでしょう。
初期費用には、SIMカード発行料として3,300円がかかります。
他社でトラブルがあってブラックリストに入っている可能性があるのなら、おすすめです。
④LINEMO
LINEMOは、ソフトバンク系列の格安SIMであり、3GBで月額990円（税込）で使えるのはかなり格安であり、おすすめです。
20GBでも月額2,728円（税込）なので、大容量を使いたいという人も十分満足できるでしょう。
審査は契約審査と分割審査がありますが比較的ゆるく、とくにソフトバンク系列のサービスとのトラブルがなければ問題なく通るでしょう。
契約初期費用が無料なのも、うれしいポイントです。
⑤楽天モバイル
楽天モバイルは、楽天グループが展開している格安SIMとなっています。
さまざまなキャンペーンを展開しているので、定期的にチェックして、安くお得に契約できるときに契約するのがおすすめです。
通樹生通りの使い方をしているだけで楽天ポイントをためることができ、支払いもたまった楽天ポイントでできます。
そのため、楽天サービスを中心に使っているなら、かなりお得といえるでしょう。
また、第4のキャリアといわれるほどであり、他社回線を借りるのではなく自社の電波を使っているので安定した通信速度が魅力的です。
審査はゆるく、滞納や強制解約などの信用情報に傷をつけるような行為をしていなければ大丈夫でしょう。
⑥OCNモバイル
NTTコミュニケーションズが展開している格安SIMが、OCNモバイルです。
月額料金はかなり安めであり、音声対応SIMの月額基本料金は550円〜、SMS対応SIMは月額基本料金が990円〜、データ通信専用SIMは月額基本料金が858円〜となっています。
料金はデータ通信量によって変動しますが、あまり使うことがないという人であればそこまでかからないでしょう。
NTTコミュニケーションズが母体なので、信頼感があるというのも特徴です。
また、MUSICカウントフリーというオプションをつけることができ、音楽を好きなだけ楽しめるのも魅力といえるでしょう。
⑦ワイモバイル
ワイモバイルもLINEMOと同じで、ソフトバンク系列の格安SIMです。
プランはシンプルに3種類しかなく、それぞれデータ量くらいしか違いはありません。
そのため、わかりやすいのがうれしいポイントです。
審査もゆるく、ソフトバンクとトラブルがなければよほどのことがない限り、通らないということはないでしょう。
契約自体は、1日で終了するのも魅力といえます。
また、ソフトバンク系列なので、格安SIMの割には通信が安定しているのも特徴です。
⑧ahamo
ドコモの格安SIMが、ahamoです。 ドコモの回線を使っているため、安定した品質が魅力の格安SIMです。
プランは1つだけで、20GBで月額料金が2,970円（税込）となっているので、わかりやすく申し込みやすいのが人気の理由の一つです。
契約初期費用がかからないのも、うれしいポイントです。
端末も販売しているので、わざわざ別に用意する必要はありません。
その分契約審査と分割審査の2種類の審査があるものの、とくにドコモとトラブルや滞納、強制解約の履歴があるわけでなければ審査を通る可能性は高いです。
⑨TONEMOBILE
TONEMOBILEもプランは1つだけで、月額料金が1,100円となっています。
動画以外であればとくに制限なく使えるのが魅力で、動画に関しては1GB使うことができます。
とはいえ、Wi-Fiに接続していれば、ギガ数を気にすることなく動画も見ることができるので、動画をたくさん見たいという人はWi-Fiを繋いでおくといいでしょう。
また、オプションで見守り機能やアプリ制限機能をつけることができるので、子どもに持たせることもできます。
審査に通りやすいのも、おすすめポイントです。
⑩ビッグローブモバイル
ビッグローブという大手プロバイダーが展開しているのが、ビッグローブモバイルという格安SIMです。
審査はゆるく、ビッグローブのサービスを長年愛用している、という人であればよほどのことがない限り問題なく通ることができるでしょう。
もちろん、非会員であっても滞納や未納がなければ、よほどのことがない限り審査に通過できる可能性が高いです。
初期費用は、登録事務手数料の3,300円にプラスしてSIMカード発行手数料が433円かかります。
何より他と違う特徴は、オプションとしてYouTubeや楽天マガジンといったストリーミングサービスが見放題になるエンタメフリーオプションを契約することができるという点です。
クレジットカードがなくても契約できる
クレジットカードがなければ、携帯の契約はできないのか、と気になる人もいるでしょう。
しかし、実際のところ、クレジットカードを持っていなくても契約できる会社はあります。
とくに格安SIMであれば、クレジットカード以外の支払い方法を選べる場合が多いので、おすすめです。
口座振替が可能な場合も
たとえば、口座振替が可能な格安SIMであれば、クレジットカードは必要ないでしょう。
また、デビットカード払いが可能な場合や、LP払いが可能な場合もあります。
そのため、クレジットカードを作ったことがない、という人であっても問題なく契約できる場合が多いです。
ただし、高額な端末を分割払いする場合は、クレジットカードが必要かどうかを事前に確認しておくといいでしょう。
場合によっては、中古の端末を一括で購入した方がいいこともあるからです。
まとめ
携帯電話の契約をする場合は、審査が気になるからできるだけゆるいところの方がいいという人も多くいます。
とくに携帯ブラックリストに登録されている可能性がある場合は、名前が消失するまで5年間は長すぎるから今すぐ新規契約をしたい、という人もいるでしょう。
とはいえ、いくら審査のゆるい会社であってもブラックリストに登録されているなら、審査に通らない場合もあります。
そういったときにおすすめなのは、審査がなくて身分証と銀行口座さえあれば契約が可能な、だれでもモバイルです。
審査に不安があるという人は、ぜひ一度検索してみてください。
