格安SIMは審査なし?基本的に審査はある

審査がゆるい・甘い・ないといわれている格安SIMは、本当に審査がないのか知りたい、という人も多いでしょう。 本記事では、格安SIMの審査について詳しく解説します。 審査が不安で格安SIMにするかどうか迷っているという人はぜひ、参考にしてみてください。

格安SIMも審査はある

 

格安SIMは審査がゆるいといわれますが、そもそもの審査自体がないのでは、と考えたことがある人もいるでしょう。 しかし、格安SIMも大手キャリアと変わらない審査を行います。

具体的には、新規契約時に必要な契約審査と、端末を販売している格安SIMであれば、端末を分割払いするために必要な分割審査です。

どちらも重要な審査ではありますが、ここではなぜ格安SIMは審査がゆるいといわれるのか、本当に審査のない格安SIMはないのかを解説します。

審査がゆるいといわれる理由

審査がゆるいといえ割れる理由は、不払い者情報を教諭していない格安SIMが多いからです。 不払い者情報とは、他社で携帯電話の料金を滞納してしまった、というときに名前を載せるリストです。

名前が載ってしまうと、リストを見られるように加入しているほかの携帯会社にも、不払いや滞納をしてしまったことが知られてしまうのです。

そのため、リストに名前があると、支払い能力が信頼できないとされてしまい、契約審査に通らなくなってしまいます。 しかし、この情報を共有していない会社もあります。

格安SIMにはそういった会社が多く、そのため他社で不払いや滞納があった場合でも問題なく審査を通過することが多いのです。 そのため、審査がゆるいといわれます。

審査がないところもある

めったにないことですが、実は誰でもモバイルやポケットモバイルのように、審査のない携帯会社もあります。 審査がないということは、だれでも申し込めば確実に携帯電話を契約できるということです。

ただし、審査がないために、ポケットモバイルのように月額使用料金が格安SIMにしては高くなってしまう、という場合もあります。

審査のない携帯会社は魅力的なのは確かなため、もしもブラックリストに掲載されている可能性が高い、と心当たりがあるなら検討してみることをおすすめします。

審査がないのはレンタル

格安SIM以外に、審査なしで携帯電話を使うことができるのは、レンタル携帯です。

プリペイド携帯と同一視されることもありますが、それぞれに特徴があります。 レンタル携帯とプリペイド携帯についても、知っておきましょう。

レンタル携帯とは

レンタル携帯は、法人が携帯会社と契約して、その携帯電話を一般に貸し出すという仕組みです。

自分が契約するわけではなく、仲介としての法人が間に入っているため、面倒な審査もありません。 格安SIMよりも割高になるものの、審査なしで必要な時だけ借りることができるので、おすすめです。

プリペイド携帯とは

プリペイド携帯とは、レンタル携帯と一緒にされがちですが、レンタル携帯とは違って審査があります。

また、プリペイド携帯を提供している会社も少なく、あまり見かけたことがないという人も多いのではないでしょうか。 審査がない方がよい、使い勝手が良い方が良いというのであればレンタル携帯がおすすめです。

格安SIMならクレジットがなくても契約可能

大手キャリアは、クレジットカード払いでなくてはならないところも多いですが、格安SIMであれば、口座振替やデビットカードで支払いができるところも多くあります。

そのため、クレジットカードを持っていないという人には、大手キャリアよりも格安SIMの方がおすすめです。

デビッドカード支払い

格安SIMであっても、デビットカードで支払えるところはあまりありません。 審査がゆるい格安SIMの中でデビットカード払いができるところであれば、楽天モバイルがおすすめです。

口座振替

口座振替が可能な格安SIMで審査がゆるいところは、多くあります。 そのため、申し込む前に事前に口座振替が可能かどうかを確認しておくといいでしょう。 審査不要のだれでもモバイルも、クレジットカード不要で口座振替ができる格安SIMなのでおすすめです。

おすすめ格安SIM10選

格安SIMはどこでも同じだろう、そう考えている人もいますが、それは違います。 それぞれの格安SIMには、その会社にしかない特徴があるからです。 それぞれの会社の特徴をよく理解したうえで、自身に合った携帯を契約するようにしてください。

だれでもモバイル

いくら格安SIMだからといって、審査のないところを探すことは非常に困難です。 なぜなら、審査がないところ自体が、まずめったにないからです そんな中にあって、だれでもモバイルは誰でも簡単に契約できるのがポイントです。

審査がないこと、それ自体が大きな特徴であるため、不安がある人はぜひチャレンジしてみてください。

「審査がないなんて怪しいのでは」そう考える人もいますが、だれでもモバイルは、総務大臣認定の電気通信事業者(MVNO)なので安心できます。 プランも自由に組み合わせが選べるため、自分だけのプランを選ぶようにしてください。

イオンモバイル

全国のイオンモールであればどこでも申し込み可能であり、トラブルがあっても対処してもらいやすいのが、イオンモバイルです。

とくにイオンモールを日常的に利用している、という人におすすめで、家でインターネットができないという人も申し込みがしやすいのが特徴です。

料金も格安SIMの中でも安いのが魅力で、3GBで月額1,078円(税込)なので、あまり使わないからとにかく安い方がいい、という人にはおすすめです。

通信速度も最大200Kbpsあり、決してストレスが溜まるほど遅いわけではありません。

イオンモバイルは、他社の不払い者情報の共有していないので、他社で滞納や強制解約があったとしても審査に通る可能性があります。 そのため、ブラックリスト入りになっている可能性があるという人にはおすすめです。

ラインモ

ラインモは、安定した通信速度と品質が魅力の格安SIMです。 ソフトバンクの格安SIMだからこその、安定性と品質の高さが特徴です。 ソフトバンクの格安SIMであり、聞いたことのない会社というわけではないため、信頼性もあります。

プランは2つだけというシンプルなところもわかりやすくてよく、ミニプランは3GBで月額料金が990円、スマホプランは20GBで月額料金が2,728円とかなり安く利用できるプランが用意されています。

支払い方法はクレジットカードのみですが、ソフトバンクのサービスを愛用しているという人であればおすすめです。

また、初期費用が掛からないのも、うれしいポイントといえるでしょう。 審査はありますが比較的ゆるいので、ソフトバンクとのトラブルや滞納がなければ通る可能性は高いといえます。

楽天モバイル

楽天モバイルは、楽天グループが展開している格安SIMです。 楽天ポイントを貯めている・使っているという人であれば、ポイント払いも可能なのでおすすめです。

さまざまなキャンペーンを開催しているので、できるだけ安く利用したい、という人であればとくにお得なキャンペーンを展開しているときに申し込めるように、定期的にホームページなどをチェックしておくのがおすすめです。

乗り換えでお得にポイントを貰えるキャンペーンなどもあるため、大手キャリアだけどもう少し月額料金を押さえたい、といった人にもおすすめできます。

楽天モバイルにもいくつかのプランがありますが、とくに大容量を使うという人であれば、データ容量無制限の月額3,278円(税込)のプランが使いやすいでしょう。

また、第4のキャリアと呼ばれるほどであり、自社回線を持つ楽天なのでその品質や速度も安定しているのが魅力です。

審査は決して厳しいわけではなく、契約審査と分割審査の2種類があるものの、楽天とトラブルがある、もしくは未納や滞納があるといった場合を除けば通過する可能性が高いでしょう。

UQモバイル

UQモバイルは、審査が1日以内に終了するのがポイントの、auのサブブランドです。 auの月額料金をもう少し下げたいという人にはおすすめで、auの回線を利用しているため速度も問題ありません。

基本t系には、3Gb、15GB、25GBといったデータ容量で選べる3種類のプランがあります。 しかし、たとえば3GBでは足りないけど15GBだと多すぎるという人もいるでしょう。

そういったときには容量増量オプションが付けられるので、ぜひ活用してみてください。 また、容量を増量したけど今月は使う容量が少しで済んだ、といったときには余った容量を翌月に繰り越すことができるので、使い方にムラがあるという人にはおすすめできます。

審査はゆるいといわれていますが、その基準が公開されているわけではありません。 とはいえ、午前中に申し込んだら夕方には結果がわかるスピーディーさなので、特別厳しいわけではないでしょう。

名義と書類があっているか、記載に不備はないかなどといった基本的なことは確認されるでしょう。 また、auとトラブルがあったり滞納があったりすると、審査に通りづらくなります。 ちなみに、auのユーザーであってもUQモバイルの審査がなしになりはしません。

LinksMate

LinksMateも、格安SIMの一つです。 支払い方法で、クレジットカード以外にもLP支払いが選べるのが特徴です。 新規契約事務手数料もSIMカード手数料もかからないのが魅力的で、初期費用が掛からないからこそ契約しやすい、という人もいるでしょう。

また、ほかにないほどのプランの豊富さも、人気の理由の一つです。 さまざまな組み合わせを試してみると、140通り以上ものプランを作成できるため、自分に合ったプランを組めるからです。

査がないということはあり得ず、契約審査も分割審査もしますが、審査の期間はわずか1日程度なので、申し込みをして何日も待たされるということはありません。

他社で強制解約や滞納があった場合に記録される情報を共有していないため、たとえ他社で強制解約や滞納があったとしても審査に通る可能性が高いのもポイントといえるでしょう。

通信速度も最大200kbpsとなっているため、遅くてイライラする、というほどでもありません。 査をなしにはできないまでも、ブラックリストに名前があっても審査に通るところが希望という人は、ぜひ申し込んでみてください。

Y!mobile

Y!mobileもまた、ソフトバンク系列の格安SIMであり、おすすめです。 プランは3つだけで、それぞれデータ容量と料金が違うだけなので、覚えやすく選びやすいのも特徴です。

通話の回数が多いという人には、1回の国内通話につき10分まで無料通話が可能なのでおすすめといえるでしょう。

ソフトバンクの系列なので、品質や速度は安定しているのも魅力の一つです。 契約審査と分割審査がありますが、ソフトバンクともめたことがなければ、とくに通過できないということもないでしょう。

ahamo

ドコモの安定した回線で大容量を使いたいけど、月額料金は安い方がいい、という人におすすめなのは、ドコモのサブブランドであるahamoです。 プランは1つだけで、月額の使用データ量が20GBのプランで月額料金は2,970円とかなり安くなっています。

もちろんdocomoを使っているけどできるだけ安い携帯がいいという人にも人気ですが、乗り換えた場合メールアドレスは変えなくてはならないことを覚えておきましょう。

また、ドコモの回線を使っているため、品質や速度は安定していて、信頼感もあります。 しかし、たとえドコモユーザーで長年ドコモを愛用しているからといっても、審査なしにはならないため、注意しましょう。

BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルは、審査がゆるくてビッグローブとのもめごとや滞納などがなければ、審査に通る確率が高いのでおすすめです。 契約審査と分割審査があり、基本的に審査は1日程度で終了するため、名義の間違いや書類の不備などがなければ問題はないでしょう。

BIGLOBEモバイルの特徴は、オプションサービスでストリーミングサービスを好きなだけ使うことができるエンタメフリーオプションに申し込むことができるという点です。

TONEMOBILE

TONEMOBILEは、プランが1つだけなので覚えやすいのが特徴です。 月額料金は1,100円であり、動画以外のサービスは使い放題というのも魅力的な部分です。

動画に関しては、月々1GBの範囲におさめるか、Wi-Fiを自宅につなぐことで好きなだけ見ることができるようになります。 TONEMOBILEの審査もとくに厳しいということはなく、よほどのトラブルや大きな滞納、強制解約などがなければ、審査を通過できることでしょう。

格安SIMは審査なしでも契約できる場合がある

格安SIMは、審査なしでも通過できる場合があります。 とはいえ、基本的には審査が必要なのは、間違いありません。 ただし、格安SIMの中でもだれでもモバイルに関しては、まったく審査がありません。

携帯端末だけは別途用意する必要がありますが、中古で購入すれば、そこまで高くはないでしょう。

そのため、審査なしで携帯電話の契約をしたいのであれば、だれでもモバイルに申し込んでみてください。 身分証と銀行口座を持っているだけで、インターネットから簡単に申し込みができます。