携帯の契約者と使用者が違うとどうなる?契約者がいない時の対処法も紹介

未成年の方や自分で契約をするのが難しい方が契約をする時は、家族の方に携帯を契約してもらうことが多くあります。 多くの方は契約者と使用者が違うと、使用者が行える手続きや使用に制限が生じることを了承して手続きを行いますが、契約者が離れて住んでいると緊急時の機種変更や修理の対応ができず困ることがありますよね。 今回は、契約者と使用者の違いや、契約者が居ない時に携帯の手配や修理を行う方法を紹介します。

携帯の契約者と使用者の違い

携帯の契約者と使用者には大きな違いがあります。 契約者は契約の手続きを行なった本人、使用者は契約者ではなく実際に利用する本人を示します。 契約者になれるのは18歳以上の成人者のみです。子供が使う場合や学割の登録、フィルタリングをかける場合は使用者としての登録(利用者登録)を行います。 また、契約者と使用者では契約の変更などで行える範囲が異なります。契約を検討する前に、以下で解説している内容を参考にしてください。

携帯の契約者のみができることは?

携帯の契約者のみが行えることは以下の3点です。契約や料金に関わる変更は、契約者のみ行うことができます。

  • 料金プランの変更
  • 機種変更やMNP
  • 利用停止や解約
料金プランの変更は、原則契約者のみ行えます。プランの変更を利用者が行う場合は、必ず契約者に同意を得てから行なってください。 機種変更やMNPを行う時は契約者の本人確認書類と本人の来店が必須のため、契約者のみ行えます。紛失時の利用停止や解約も、トラブル防止のため契約者のみが行える仕組みです。 上記に記載のある内容を行うときは必ず契約者が行ってください。

携帯の使用者ができること

携帯の契約者と使用者が異なる場合、使用者が以下のことを行えます。

  • メールや電話などの通常使用
  • 月額コンテンツの加入や従量制課金
メールや電話などの通常使用は問題なく行えます。月額コンテンツや従量課金は、キャリア決済を連携する時の暗証番号がわかる場合、またはクレジットカードなどの連携を行えば可能です。 携帯料金の支払い時にトラブルが起きないようにするためには、利用者名義のクレジットカードで支払いを行うなどして、名義と利用者でコンテンツの支払いを分けましょう。

携帯ショップでの修理はできる?

スマホが故障した時に修理ができないと大変ですよね。 来店修理の場合、その場で店員が契約者本人に電話確認を行うことで対応できることもありますが、原則、契約者本人による交換修理の依頼を受け付ける決まりとなっています。

契約者と使用者が違うと生じる問題

携帯の使用者が成人している場合は、契約者と使用者を同一にすることがおすすめですが、名義の変更や家族の事情で名義をまとめている方も多いでしょう。 契約者と使用者が異なると、修理以外の契約面などの変更に問題が生じます。予め以下の内容を把握して、購入時や修理時にスムーズに対応できるようにしましょう。

機種変更やMNPなどは委任状が必須

機種変更やMNPを契約者不在で行う場合は、トラブル防止のために委任状や契約者の本人確認書類の提出が必要になります。 先述でもお伝えしたように、修理の場合は電話確認でも行えることがありますが、機種変更やMNPは本人来店が必須になります。難しい場合は事前に委任状を用意しておきましょう。

家族でもショップでの修理ができないことが多い

先述でもお伝えしたように、通信キャリアのショップへの来店修理は修理代が発生するため契約者本人の同意が必要です。 持ち込み修理が難しい場合は、各通信キャリアが行っている配送式の交換修理を依頼しましょう。交換修理の依頼も必ず契約者本人が行うようにしてください。

契約者と利用者が一緒でないと契約できないことも

近年の格安SIMの普及から通信キャリアの会社も増えていますが、中には契約者と利用者が同一でないと契約できない会社もあります。家族用の携帯を用意する場合は、契約者と利用者が異なっていても契約できる会社を選びましょう。

契約者と使用者の違いはソフトバンクやau・ドコモも同様?

本記事では契約者と使用者の違いについて解説していますが、契約者と使用者の違いは通信キャリアを隔てても変わりません。 契約者は「携帯の契約の申込みを行った人」利用者は「本体を使用している人」という認識で、契約や修理の対応を行うとスムーズです。

契約者と使用者が違う場合でも手軽に使う方法

契約者と使用者が違う場合も不便なく使う方法を知りたい方も多いのではないでしょうか。修理などの対応に備えて以下の2点を念頭に置いておくと、万が一に備えられます。

委任状の予備を控えておく

先述でもお伝えしたように、店舗来店で機種変更や修理を行う場合、契約者本人の来店が必須になります。しかし、家族と離れて住む方の中にはすぐの機種変更や買い替えが難しくなる方も多いのではないでしょうか? また、仕事などの関係でショップに来店して委任状を用意するのが難しい方もいますよね。 そんな方は、各キャリアのサイトにある委任状のPDFをダウンロードした後、印刷して控えを持っておくとおすすめです。

保証期間を終えたスマホの修理は代理店の持ち込みもおすすめ

iPhoneなどを購入する時、多くの方は修理などを割引価格で行えるサポートに加入して使いますが、保証期間を終えた機種は修理代が高くなることも。 長く所有している機種を使用する場合、スマホの修理を代理店に持ち込んで行うのもおすすめです。代理店への持ち込み修理は18歳以上であれば使用者でも修理できることもあるため、念頭に置いておきましょう。

契約者と連絡がとれない方にはスマホレンタルもおすすめ

携帯の買い替え時に契約者本人と連絡がとれない場合や、名義変更が難しい時はスマホレンタルを利用するのもおすすめです。 審査が通らない場合でも手軽に自分の番号のスマホを持てることにくわえて、手続きも簡単に行なえます。急ぎの用事でスマホが必要な時や、名義変更が難しい間の繋ぎとして持つのもおすすめです。

スマホレンタルの概要とおすすめポイント

スマホレンタルとは、専用のレンタル会社から1日〜30日単位でスマホ本体またはSIMカードをレンタルして使います。審査不要ですぐに持てるというメリットがありますが、審査面以外にも利用面の手軽さにもメリットがあります。

機種の修理や手続き・データ移行が不要

スマホを機種変更やMNPを行った後は、自分で手続きやデータ移行を行う必要がありますが、スマホレンタルは機種の故障時の修理や契約の難しい手続き、データ移行不要で使えます。 また、手元にSIMフリーのスマホがある場合は、SIMカードをレンタルして使うことも可能です。

契約者と連絡がとれない時の緊急用に

一般的なスマホは月単位での契約で所有しますが、スマホレンタルは日数単位で持てるため、契約者と連絡がとれない間にスマホが故障した時に持つのもおすすめです。

契約者と使用者が違っても手軽に使える

近年、スマホはトラブル回避のために契約者と使用者が同一でないと使えないことがありますが、スマホレンタルは原則新規での契約がメインのため、契約者と利用者が異なっていても手軽に使えます。 また、法人利用にもぴったり。急な出張でスマホが必要になった時や数日間の催事用に機種を複数台用意したい方にも需要があるサービスです。

スマホレンタルは契約者と使用者が違う時の緊急時にも検討を

今回は携帯の契約者と使用者の違いや手続きや契約変更時の注意点にくわえて、いざという時に役立つスマホレンタルサービスの概要やメリットをお伝えしました。 スマホレンタルは契約者がいないと難しい機種変更やMNP、修理が不要で使えるため、近年需要が増えつつあります。 また、だれでもモバイルでも審査不要でドコモのMVNO回線のSIMカードをレンタルできるサービスを展開しています。かけ放題なども使えるため、仕事利用にもおすすめです。ぜひサイトにアクセスして概要をチェックしてみてください。