携帯で新規契約をしたい!審査には何があるのか知っておこう

携帯の新規契約をしたい、と考えた時に、審査に通るかどうか不安という人は少なくないでしょう。

しかし、そもそもどうして審査に落ちることがあるのでしょうか。

審査に落ちる原因を把握して対策を取っておくことで、携帯の契約も不安なく申し込むことができます。

本記事では、携帯の新規申し込み時の審査について、詳しく解説します。

契約を考えているならぜひ、参考にしてみてください。

携帯の新規契約時の審査

携帯電話を契約するときの審査には、2種類あります。

一つは、新規で回線の契約をするときに必要となる契約審査です。

もう一つは、携帯電話の端末を購入したときに、本当に支払い能力があるのかどうかを確認するための審査である分割審査です。

それぞれどういった審査なのかを、詳しく解説します。

分割審査

分割審査は、携帯電話の端末を購入するときに、その代金を分割払いするために必要な審査になります。

つまり、一括で購入すれば何の問題もなく、審査をする必要もありません。

しかし、携帯電話は新品を購入するのであれば、安くても10万円前後、高ければ20万円を超すものもあります。

そのため、一括で支払うのはなかなか難しいものがあるでしょう。

そもそも、携帯電話端末の代金を一括で支払えるだけの財力があれば、審査に通らないかもしれないという心配は必要ありません。

分割審査をする場合には、クレジットカードの滞納がないかどうか、他社からの借入金がないかどうかが重要です。

契約審査

契約審査の場合は、新規で携帯電話を契約するときに必要となる審査です。

基本的には名義に間違いがないか、書類に不備がないか、住所がおかしくないかなどを確認される程度なので、審査自体もそこまで日数がかかるわけではありません。

自社でトラブルがあるか他社で滞納や強制解約がなければ、基本的に落ちることはないと考えていいでしょう。

SIM単体でも契約可能

携帯の契約は、携帯の端末がなければいけないというわけではありません。

実はSIM単体での契約も可能です。

端末が用意できない場合は、ひとまずSIM単体での契約をしておき、あとから端末を手に入れることも可能です。

SIMロック解除が必要な場合がある

SIM単体での契約をして、別のところで携帯電話の端末を手に入れるのは問題はないですが、その場合はSIMフリーの端末を手に入れる必要があります。

中にはSIMロックを解除しなければならない端末もあるため、注意しましょう。

SIMロックに関してよくわからない、という場合は、購入前に問い合わせてみてください。

周波数帯が適合していない端末の場合

適当に携帯端末を購入してしまうと、周波数帯が適合していない場合があります。

そういった携帯端末では使用することができないため、注意が必要です。

SIM単体で契約したときに、どのような携帯であれば問題ないのかを確認しておくようにしましょう。

審査に落ちる原因は?

審査に落ちる原因には何があるのかを事前に把握しておくと、携帯を新規で契約するときにも不安がなくなるのではないでしょうか。

審査に落ちる原因について、一つずつ詳しく解説します。 当てはまるものがないかどうかを、チェックしておきましょう。

申込内容に不備がある

申込内容に不備がある場合は、審査に通ることはできません。

そもそも名義が違う・住所が違う・住所がレンタルオフィスやインターネットカフェになっているなど、申込内容がおかしい場合は、まず審査に通ることができません。

そのため、申込内容に間違いや不備がないかどうかをきちんとチェックしておくことが重要です。

写真が不鮮明

写真が不鮮明な場合も、審査に通ることはできません。

くっきりはっきり写っていることが重要であり、ピンボケした写真や見切れている写真では、再度の提出を求められます。

そのため、はっきりと必要な部分が写っている写真を撮るようにしましょう。

携帯ブラックリストに載っている

携帯のブラックリストに掲載されている場合には、残念ながら審査に落ちてしまう可能性が濃厚です。

ブラックリストに掲載されているということは、過去に強制解約や滞納があった可能性が高いということです。

自社でなく他社でも滞納や強制解約がある場合、どうしても支払い能力が疑われてしまいます。

いつまた支払いがなくなるかわからない、という人が相手では、新規で契約するのも慎重になるのは当然といえるでしょう。

そのため、ブラックリスト入りしている可能性があるなら、新規での契約は難しいといわざるを得ません。

金融ブラックリストに載っている

金融ブラックリストに載っている場合も、新規での契約は難しいものがあります。

金融関係のリストに掲載されているということは、5年以内に滞納や未納があるか、借入金があるということでもあります。

そういった人は、個人的に信頼を得ることは難しく、携帯電話の契約ができないのも当然といえるでしょう。

未納がある

未納がある場合には、新規での契約ができません。

なぜなら、現在進行形で支払いをしていないということは、たとえ契約してもすぐに料金を支払えなくなる可能性が高いからです。

携帯会社としても、無料で回線を提供することはできず、必ず料金を支払ってもらう必要があります。

そのため、未納があるということは支払いを必ずできるという信頼が難しいということでもあります。

支払い能力が疑わしいため、新規での契約はほぼ無理といえるでしょう。

契約回線の上限

契約回線の上限に達している場合にも、新規での契約はできません。

基本的に、どこの携帯会社も契約回線の上限は5回線と決まっています。

それ以上の契約をしたい場合は、名義を変更する必要があるでしょう。

そのため、複数の回線を契約している人であれば、上限に達していないかどうかを確認しておく必要があります。

借入金が大きい

借入金が大きい場合には、支払いに関する信頼が全くなくなってしまうため、新規での審査を通すことはまず無理です。

そのため、借入金がある場合には、まず一度、すべてを生産してから契約する必要があります。

もちろん、生産したからといっても必ず契約できるというわけではありませんが、借入金を残したままよりはましといえるでしょう。

審査がゆるい格安SIMを7つ紹介

携帯電話を新規契約するのが不安、審査に通る自信がないという人は、審査がゆるい格安SIMを選ぶといいでしょう。

とはいえ、自分で信頼できる格安SIMを選ぶのは面倒、難しいという人もいます。

ここでは、おすすめの審査がゆるい格安SIMを7つ紹介するので、自分に合った格安SIMを見つけてみてください。

だれでもモバイル

審査に不安がある人にとくにおすすめな格安SIMといえば、だれでもモバイルです。

国に届け出をして許可をもらっている通信業者であるため、安心して申し込むことができるでしょう。

プランも豊富に用意されているため、自分に合ったプランを選ぶことができるのがポイントです。

審査がゆるいどころか審査自体がないため、審査に落ちる要素がある人にはおすすめできます。

何より、充実したサポート体制と丁寧な対応がポイントで、何かトラブルがあっても安心できるのは重要です。

審査がないのにレンタルスマホやプリペイドスマホでもない、自分自身の名義の携帯電話を契約できるので、ぜひ一度申し込んでみてください。

ただし、携帯電話の端末は販売していないので、ドコモ製の端末かSIMフリーの端末を用意する必要があります。

事前にどのような端末であれば使えるのかをきちんと調べて、自身が欲しい端末が使えるかどうかを確認しておきましょう。

新品でなくても中古でも問題なく契約はできるので、安い中古の携帯を購入すれば費用を抑えることが可能です。

イオンモバイル

イオンモバイルは、全国に数多くあるイオンモールで契約や相談ができるので、買い物に出た際ついでに話を聞きたい、といったことも可能です。

何かトラブルがあってもすぐに対処してもらえるのも利点であり、対応も丁寧で好感が持てます。

一番安いプランは3GBで月額1,078円(税込)に設定されているので、月額料金が負担になっているからできるだけ安いところで契約したい、という人にもおすすめといえるでしょう。

ほかの携帯会社と情報を共有していないので、他社で不払いがあっても安心して契約することができるのも利点です。

楽天モバイル

楽天モバイルは、イオンモバイルと同じく安いのが魅力の格安SIMです。

第4のキャリアとしてdocomoやSoftbank、auと肩を並べるほどに成長したにもかかわらず、審査は甘いのが特徴です。

もちろんブラックリストに掲載されていればさすがに契約は難しくはありますが、楽天グループのサービスを利用しているという人であれば、めったに審査が通らないということはありません。

支払い方法に楽天ポイント払いがあるのが魅力で、普段貯めているポイントやポイントアプリなどで貯めたポイントを使うことで、さらに安く利用することができるでしょう。

支払い方法としては、ほかにもデビットカード払いや口座振替、クレジットカード払いなどがあるので自分が支払いやすい方法を選べるのも大きな魅力といえます。

ビッグローブモバイル

大手プロバイダーが運営している格安SIMが、ビッグローブモバイルとなっています。

エンタメフリーオプションが付けられるのがほかにない魅力であり、ストリーミングサービスが使い放題になります。

とにかくストリーミングサービスを使いたい、という人にはおすすめといえるでしょう。

端末の販売もあるため、新規契約のための契約審査だけでなく、端末購入に必要となる分割審査も行われます 。

審査自体は、ビッグローブで滞納や未納などといったトラブルがなく、本人確認書類と記載内容に不備がないかをチェックする程度なので、よほどでない限り落ちることはないでしょう。

ラインモ

ラインモは、ソフトバンクが展開する格安SIMです。

ソフトバンクには格安SIMが多いですが、ラインモはとくに月額料金が安いのが魅力のブランドです。

プランは2種類であり、3GBで月額990円(税込)と20GBで月額2,728円(税込)があります。

20GBのプランはそこまで安いという感じではなく、ほかに安いところもありますが、3GBのプランは他社よりも安く設定されています。

23GBのデータ量で1,000円を切るのは、かなりうれしいポイントです。

ただし、ラインモでは携帯電話の端末が用意されていないため、ソフトバンクか中古屋で端末を購入しておく必要があります。

契約前に、使える端末について確認しておくことも大切です。

ポケットモバイル

ポケットモバイルは、格安SIMというには月額料金が少々高めなのが気になるところです。

とはいえ、審査がないのはかなり魅力的といえるでしょう。 なぜなら、審査がないため、契約自体は誰でもできるからです。

プランはデータ量に応じて選ぶことができるので、無駄なくちょうどいいデータ量のプランを選ぶようにしましょう。

どのプランにもかけ放題のオプションがついているので、仕事上データ容量が多いだけでなく電話を掛けることも多いという人にとってはおすすめのプランといえるでしょう。

留守番電話サービスやウィルスバスターなどが必要だけどシンプルなプランばかりで使えないなら意味がない、という人も多くいます。

そういった場合、ポケットモバイルであればオプションで追加することができるのも、うれしいポイントです。

UQモバイル

UQモバイルは、auの格安SIMブランドであるため、auともめたことがある、滞納していたことがあるという人であれば審査に通ることができません。

しかし、auととくにもめたことがないという人であれば、問題なく審査に通過することができるでしょう。

UQモバイルの特徴としては、プランがデータ量に応じて3つあることと、データ量の繰り越しが可能という点です。

データ量の繰り越しが可能なので、毎月の使用料にかなりのムラがある、という人にとっては使いやすいでしょう。

支払い方法はクレジットカードと口座振替の2種類から選べるので、クレジットカードがないという人であっても契約することができます。

携帯の新規契約審査に不安があるならだれでもモバイルがおすすめ

携帯の新規契約をしたい、と考えたときに不安になる、という人も少なくないでしょう。

実際に滞納をしたことがある、強制解約までいったことがある、という人であればなおさらです。

しかし、携帯電話の契約をしないわけにはいきません。 そういったときにおすすめなのは、だれでもモバイルです。

なぜなら、だれでもモバイルは、審査が全くないからです。

分割審査だけでなく、契約審査もありません。

そのため、身分証や銀行口座のわかるものと携帯電話があれば、間違いなく契約ができます。

どうしても審査に通る気がしない、という人はぜひ、申し込んでみてください。